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第11章 決けっ闘とうクラブ The Duelling Club(7)_ハリー・ポッターと秘密の部屋_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3342

「静まれ 静まらんか」スネイプが怒ど鳴なった。

「薬を浴びた者は『ぺしゃんこ薬』をやるからここへ来い。誰の仕し業わざか判はん明めいした暁あかつきには……」

マルフォイが急いで進み出た。鼻が小さいメロンほどに膨れ、その重みで頭を垂たれているのを見て、ハリーは必ひっ死しで笑いをこらえた。クラスの半分は、ドシンドシンとスネイプの机の前に重い体を運んだ。棍こん棒ぼうのようになった腕うでを、だらりとぶら下げている者、唇くちびるが巨大に膨れ上がって、口をきくこともできない者。そんな中で、ハリーは、ハーマイオニーがするりと地下牢教室に戻もどってきたのを見た。ローブの前のほうが盛もり上がっている。

みんなが解げ毒どく剤ざいを飲み、いろいろな「膨れ」が収おさまった時、スネイプはゴイルの大鍋の底を浚さらい、黒くろ焦こげの縮ちぢれた花火の燃え滓かすをすくい上げた。急にみんなしーんとなった。

「これを投げ入れた者が誰かわかった暁には」スネイプが低い声で言った。「我わが輩はいが、間違いなくそやつを退たい学がくにさせてやる」

ハリーは、いったい誰なんだろうという表情――どうぞそう見えますように――を取り繕つくろった。スネイプがハリーの顔をまっすぐに見み据すえていた。それから十分後に鳴った終しゅう業ぎょうベルが、どんなにありがたかったかしれない。

三人が急いで「嘆なげきのマートル」のトイレに戻もどる途と中ちゅう、ハリーは、二人に話しかけた。

「スネイプは僕ぼくがやったってわかってるよ。バレてるよ」

ハーマイオニーは、大おお鍋なべに新しい材料を放ほうり込こみ、夢む中ちゅうでかき混まぜはじめた。

「あと二週間ででき上がるわよ」とうれしそうに言った。

「スネイプは君がやったって証しょう明めいできやしない。あいつにいったい何ができる」

ロンがハリーを安心させるように言った。

「相手はスネイプだもの。何か臭におうよ」

ハリーがそう言ったとき、煎せんじ薬ぐすりがブクブクと泡あわ立だった。



  “安静!安静!”斯内普咆哮道,“被药水溅到的同学,都到我这里来领消肿剂。等我弄清楚是谁干的..”哈利忍着笑,看着马尔福急急忙忙冲上前去,他的鼻子肿成了一个小西瓜,脑袋被坠得耷拉着。全班一半的同学都乱糟糟地挤向斯内普的桌子,有的人胳膊肿得像棒槌,举都举不动,有的人嘴巴肿得老高老大,根本没法说话。这时,哈利看见赫敏又溜回了地下教室,她的衣服前面鼓起了一块。当每个人都喝了解药,各种各样的胂胀都消退之后,斯内普快步走到高尔的坩埚前,用勺子舀出扭成麻花的黑色的烟火灰烬,教室里突然鸦雀无声。“我一旦查清这是谁扔的,”斯内普压低声说,“我就一定要开除那个人。”哈利拼命使自己的脸上现出一副困惑的表情。斯内普正盯着他呢,谢天谢地,幸亏十分钟后,下课铃响了。 
 
  “他知道是我,”三个人急急忙忙返回哭泣的桃金娘的盥洗室,“我看得出来。”赫敏把新的配料扔进坩埚,兴奋地搅拌起来。“两个星期之内就能熬好。”她高兴地说。 
 
  “斯内普没法证明是你干的,”罗恩安慰哈利说,“他能怎么样呢?”“你了解斯内普,他不会善罢甘体的。”哈利说,这时锅里的汤药咕嘟咕嘟地冒着气泡。

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06/09 09:36