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第1章 ふくろう便びん Owl Post(4)_ハリー・ポッターとアズカバンの囚人_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3339

ロンはハリーをトラブルに巻き込こんだと悟さとったらしい。それから一度も電話をかけてこなかった。ホグワーツ校でのもう一人の親友、ハーマイオニー・グレンジャーもまったく連絡してこなかった。ロンがハーマイオニーに電話をかけるなと警けい告こくしたのかもしれない。だとしたら残念だ。ハーマイオニーはハリーの学年で一番の秀しゅう才さいだったが、両親はマグルで、電話の使い方はよく知っていたし、おそらくホグワーツ校の生徒だなんて電話で言ったりしないセンスは持っているはずだ。

そんなわけで、ハリーはもう五週間も魔法界の友達からは何の連絡もなく、今年の夏も去年と同じくらい惨みじめなものになりつつあった。一つだけ去年よりましなのは、ふくろうのヘドウィグのことだ。友達に手紙を出すのにヘドウィグを使わないと誓ちかい、夜だけペットのヘドウィグを自由にしてやれた。バーノンおじさんが折おれたのは、籠かごに閉じ込めっぱなしにするとヘドウィグが大騒ぎをしたからだ。

「変人のウェンデリン」についての箇所かしょを書き終えたハリーは、また耳を澄すませた。暗い家のしじまを破るのは、遠くに聞こえる、巨大ないとこダドリーの、ブーブーといういびきだけだった。もうだいぶ遅い時間に違いない。ハリーは疲れて目がむずがゆくなった。宿題は明日の夜仕上げよう……。

インク瓶びんのふたを閉め、ベッドの下から古い枕カバーを引ひっ張ぱり出して、懐かい中ちゅう電でん灯とうや「魔ま法ほう史し」、それに宿題、羽は根ねペン、インクをその中に入れ、ベッドから出て、ベッド下の床板の緩ゆるんだ場所にその袋ふくろを隠した。それから立ち上がり、伸びをして、ベッドの脇わき机づくえに置いてある夜光やこう時計どけいで時間を確かめた。

午前一時だった。ハリーの胃い袋ぶくろが突とつ然ぜん奇き妙みょうに揺ゆれた。気がつかないうちに、十三歳さいになってからもう一時間も経たっていた。

  罗恩显然明白他给哈利惹了麻烦,因为他再也没有打电话来过。哈利在霍格沃茨学校的另外一个好朋友赫敏格兰杰也没有和哈利联系过。哈利猜想是不是罗恩警告过赫敏,叫她不要打电话。罗恩这样做没有必要,因为赫敏是哈利那个年级里最聪明的女巫。她的父母都是庥瓜,她完全懂得怎样打电话,而且她很可能头脑清楚,不会说她是霍格沃茨学校的。 
  所以,哈利在长长的五个星期里没有从他的魔法界朋友那里得到任何信息,而这个暑假和去年暑假一样糟。只有一个小小的改进:在哈利发誓说不会用猫头鹰给他的任何朋友递送信息之后,他得到允许,可以在夜里把他的猫头鹰海德薇放出去。弗农姨父让了步,因为海德薇如果一直关在笼子里,它就会闹个不停。 
  哈利写完了有关温德林的论述,停下笔来,再度谛听。房子里黑黑的,一片静寂,只有远处传来他那位膀大腰圆的表哥达力的鼾声。一定已经很晚了。哈利的眼睛很疲倦。明天写完这篇论文怎么样..他盖好墨水瓶的盖子,从床底下拖出一个旧枕套来,把电筒、《魔法史》、论文、羽毛笔和墨水瓶都放了进去,然后爬下床来,把这一堆东西放到床底下一块松动的地板下面。最后他站起身来,伸了伸懒腰,看了一下床边的夜光钟所显示的时间。 
  此刻是凌晨一点。哈利肚子里一阵翻腾。一个小时以前,他满十三岁了,而他刚刚还不知道呢。 

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11/24 14:30