「この前会った時からさっぱり進歩がないじゃないか。学校でおまえに礼儀れいぎのひとつも叩たたき込こんでくれりゃいいものを」おばさんは紅茶をガブリと飲み、口くち髭ひげを拭ぬぐった。
「バーノン、この子をどこの学校にやってると言ったかね?」
「セント・ブルータス」おじさんが素早すばやく答えた。「更こう生せい不ふ能のうのケースでは一流の施設しせつだよ」
「そうかい。セント・ブルータスでは鞭むちを使うかね、え?」
テーブル越ごしにおばさんが吠えた。
「エーッと――」
おじさんがマージおばさんの背後からこくんと頷うなずいてみせた。
「はい」ハリーはそう答えた。それから、いっそのことそれらしく言ったほうがいいと思い、「しょっちゅうです」とつけ加えた。
「そうこなくちゃ」マージおばさんが言った。「ひっぱたかれて当然の子を叩かないなんて、腰抜こしぬけ、腑ふ抜ぬけ、間ま抜ぬけもいいとこだ。十じっ中ちゅう八はっ九くは鞭で打ちのめしゃぁいい。おまえはしょっちゅう打たれるのかい?」
「そりゃあ」ハリーが受けた。「なーんども」
おばさんは顔をしかめた。
「やっぱりおまえの言いようが気に入らないね。そんなに気楽にぶたれたなんて言えるようじゃ、鞭の入れ方が足りないに決まってる。ペチュニア、わたしなら手紙を書くね。この子の場合には万まん力りき込こめて叩たたくことを認めるって、はっきり言ってやるんだ」
バーノンおじさんは、ハリーが自分との取とり引ひきを忘れては困ると思ったのかどうか、突とつ然ぜん話題を変えた。
「マージ、今朝のニュースを聞いたかね? あの脱だつ獄ごく犯はんをどう思うね、え?」
“我看得出来,自从上次我看见你以来,你没有什么进步。我希望学校能强迫你学会些礼貌。”她吞下一大口茶,擦擦她的唇髭,又说:“弗农,我又忘了,你把他送到什么地方去了啊?”
“圣布鲁斯,”弗农姨父立即说,“对于那些无可救药的人来说,那是家第一流的机构。”
“我明白了。”玛姬姑妈说,“小子,圣布鲁斯的人使用藤杖吗?”
她隔着桌子对哈利怒气冲冲地说。
“唔—— ” 弗农姨父在玛姬姑妈背后简短地点了一下头。
“是啊。”哈利说。然后,他觉得似乎应该把事情做得像样些,就说:“一直用的。”
“我明白了。”玛姬姑妈说,“小子,圣布鲁斯的人使用藤杖吗?”
她隔着桌子对哈利怒气冲冲地说。
“唔—— ” 弗农姨父在玛姬姑妈背后简短地点了一下头。
“是啊。”哈利说。然后,他觉得似乎应该把事情做得像样些,就说:“一直用的。”
“太好了,”玛姬姑妈说,“我可不要听那些哼哼叽叽、空洞无聊的废话,说什么不要打那些该打的人。十之八九,这类人需要好好地痛打一顿。你时常挨打吗?”
“哦,是的,”哈利说,“许多次了。”
玛姬姑妈把眼睛眯起来。
“我仍旧不喜欢你说话的腔调,小子。”她说,“如果你能够用这种随随便便的口气说你挨打的事,那他们显然打你打得不够狠。佩妮,我要是你的话,我会给学校写信的,写清楚你同意对这小子使用极端力量。”
也许弗农姨父担心哈利会忘记他们之间的交易;不管怎么说,他突然改变了话题。
“听到今天早晨的新闻了吗,玛姬?那个在逃的犯人怎样了,嗯?”
玛姬姑妈把眼睛眯起来。
“我仍旧不喜欢你说话的腔调,小子。”她说,“如果你能够用这种随随便便的口气说你挨打的事,那他们显然打你打得不够狠。佩妮,我要是你的话,我会给学校写信的,写清楚你同意对这小子使用极端力量。”
也许弗农姨父担心哈利会忘记他们之间的交易;不管怎么说,他突然改变了话题。
“听到今天早晨的新闻了吗,玛姬?那个在逃的犯人怎样了,嗯?”