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第5章 吸魂鬼ディメンター The Dementor(8)_ハリー・ポッターとアズカバンの囚人_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3336

「ハリー、君のトランクからだ」

ロンは立ち上がって荷物棚だなに手を伸ばし、やがてハリーのローブの間から「携帯かくれん防止器スニーコスコープ」を引ひっ張ぱり出した。ロンの手のひらの上でそれは激はげしく回転し、眩まぶしいほどに輝かがやいていた。

「それ、スニーコスコープ?」

ハーマイオニーが興きょう味み津しん々しんで、もっとよく見ようと立ち上がった。

「ウン……だけど、安やす物もんだよ」ロンが言った。「エロールの脚あしにハリーへの手紙を括くくりつけようとしたら、めっちゃ回ったもの」

「その時何か怪あやしげなことをしてなかった?」ハーマイオニーが突っ込んだ。

「してない! でも……エロールを使っちゃいけなかったんだ。じいさん、長なが旅たびには向かないしね。……だけど、ハリーにプレゼントを届けるのに、ほかにどうすりゃよかったんだい?」

「早くトランクに戻もどして」スニーコスコープが耳をつんざくような音を出したので、ハリーがルーピン先生のほうを顎あごで指さしながら注意した。「じゃないと、この人が目を覚ますよ」

ロンはスニーコスコープを、バーノンおじさんのとびきりオンボロ靴くつ下したの中に押し込んで音を殺し、その上からトランクのふたを閉めた。

「ホグズミードであれをチェックしてもらえるかもしれない」ロンが席に座り直した。

「『ダービシュ・アンド・バングズ』の店で、魔法の機械とかいろいろ売ってるって、フレッドとジョージが教えてくれた」

「ホグズミードのこと、よく知ってるの?」ハーマイオニーが意い気き込ごんだ。

「イギリスで唯ゆい一いつの完全にマグルなしの村だって本で読んだけど――」

「あぁ、そうだと思うよ」ロンはそんなことには関心がなさそうだ。「僕ぼく、だからそこに行きたいってわけじゃないよ。ハニーデュークスの店に行ってみたいだけさ!」

「それって、何?」ハーマイオニーが聞いた。

「お菓か子し屋さ」ロンはうっとり夢見る顔になった。

「なーんでもあるんだ。……激げき辛からペッパー――食べると、口から煙が出るんだ。――それにイチゴムースやクリームがいっぱい詰つまってる大おお粒つぶのふっくらチョコレート――それから砂さ糖とう羽は根ねペン、授じゅ業ぎょう中にこれを舐なめていたって、次に何を書こうか考えているみたいに見えるんだ――」

「でも、ホグズミードってとってもおもしろいところなんでしょう?」

ハーマイオニーがしつこく聞いた。



  “从你的箱子里发出来的,哈利。”罗愚说,站起来到行李架上去拿那箱子。不一会儿,他就把那个袖珍窥镜从哈利的长袍里拿出来了。它在罗恩的手掌上很快地旋转,而且光华灿烂。 
  “这是架窥镜吗?”赫敏感兴趣地问道。站起来想看个仔细。
“是啊......要知道,这是很便宜的。”罗恩说,“我把它拴到埃罗尔腿上要送给哈利的时候,它就疯疯癫癫的。”
“你那时候是不是正在做什么事啊?”赫敏尖锐地问道。
“没有!唔..我倒是不应该用埃罗尔的。你知道它不是很能胜任长途旅行..不过,不这么做,我怎么能把礼物送给哈利呢?”
“把它塞回箱子里去,”哈利说。因为那玩艺儿尖叫得厉害,“要不然该吵醒他了。”他向卢平教授那边点点头。
罗恩把它塞到了弗农姨父给哈利的一双旧袜子里面,这就掩盖了它的声音,然后罗恩又关上了箱子盖。
“我们可以在霍格莫德把它检查一下,”罗恩说,又坐了下来,“德维斯和班斯出售这种东西,弗雷德和乔治告诉我的。”
“你对霍格莫德很了解吗?”赫敏敏锐地问道。“我从书上读到,这是英国唯一一处没有麻瓜的地方—— ” 
  “是啊,我想是的,”罗恩不在意地说,“但是这不是我想去的原因。我就是想到蜂蜜公爵去!” 
  “那是什么啊?”赫敏问道。 
  “是家糖果店,”罗恩说,脸上出现了一种梦幻似的表情。“那里什么都有..胡椒小顽童啊—— 吃了它嘴里就冒烟—— 还有油油的巧克力球,里面全是草莓奶油冻和一般奶油冻,还有真正绝妙的糖做的羽毛笔,你在课堂上就可以吮吸,看起来就像是你在考虑下一步怎么写似的—— ” 
  “但是霍格莫德是个很有趣的地方,对不对?”赫敏急切地追问。

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