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第6章 鉤かぎ爪づめと茶の葉 (5)_ハリー・ポッターとアズカバンの囚人_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3338

騎士はガチャガチャ派は手でな音をさせて走り、額がく縁ぶちの左側に飛び込こみ、見えなくなった。

三人は騎士を追って、鎧の音を頼りに廊下ろうかを急いだ。ときどき騎士が前方の絵の中を走り抜けるのが見えた。

「各おの々おの方がたご油ゆ断だん召めさるな。最悪の時はいまだ至いたらず!」

騎士が叫んだ。フープスカート姿の婦人ふじんたちを描えがいた前方の絵の中で、驚き呆あきれる婦人方の真ん前に騎士の姿が現れた。その絵は狭い螺旋らせん階段の壁かべに掛かかっていた。

ハリー、ロン、ハーマイオニーは息を切らしながら急な螺旋階段を上った。だんだん眩暈めまいがひどくなった。その時、上のほうで人声がした。やっと教室にたどり着いたのだ。

「さらばじゃ!」なにやら怪あやしげな僧そう侶りょたちの絵に首を突っ込みながら、騎士が叫んだ。

「さらば、わが戦せん友ゆうよ! もしまた汝なんじらが、高貴こうきな魂たましい、鋼こう鉄てつの筋肉を必要とすることあらば、カドガン卿きょうを呼ぶがよい」

「そりゃ、お呼びしますとも」騎士がいなくなってからロンがつぶやいた。

「誰か変なのが必要になったらね」

最後の数段を上りきると、小さな踊おどり場ばに出た。他の生徒たちも大おお方かたそこに集まっていた。踊り場からの出口はどこにもなかった。ロンがハリーを突ついて天てん井じょうを指差ゆびさした。そこに丸い撥はね扉とびらがあり、真しん鍮ちゅうの表ひょう札さつがついている。

「シビル・トレローニー、『占うらない学がく』教きょう授じゅ」ハリーが読みあげた。

「どうやってあそこに行くのかなぁ?」

その声に答えるかのように、撥ね扉がパッと開き、銀色の梯子はしごがハリーのすぐ足元に下りてきた。みんなしーんとなった。

「お先にどうぞ」ロンがニヤッと笑った。そこでハリーがまず上ることにした。


  他又去拔那把剑,仍然没有成功,想跨上那匹肥胖的矮马,也没有如愿,只好叫道:“ 那么就徒步吧,两位先生和这位女士, 前进!前进!” 于是他当啷当啷地响着跑到画框的左边,然后看不见了。他们沿着走廊匆忙地跟着他,跟着他的当啷声。他们时不时地看到他跑过前面的一幅画。 
  “勇敢起来吧,前面还有更糟的事呢!”骑士大声叫着,他们看见他又出现在一群穿着有衬架的裙子的受惊妇女前面,她们的肖像是挂在一道狭窄的螺旋形楼梯的墙壁上的。 
  哈利、罗恩和赫敏大口喘着气,爬上这旋转得厉害的搂梯。越来越感到眩晕,最后他们听到了头顶上嗡嗡的说话声,知道他们已经到教室了。 
  “再见!”骑士叫道,把脑袋仲进一幅画面里,这幅画上有几个看上去阴险邪恶的和尚。“再见,我的战友们!如果你们需要高尚的心灵和钢铁般的肌肉,别忘了叫我卡多根爵士!” 
  “是啊,我们会叫你的,”罗恩咕哝着说,这时骑士消失了,“如果我们需要什么疯子的话。” 
  他们爬上最后几级楼梯,登上一处小小的平台,这个班级的人多数在这里了。楼梯平台上没有门,罗恩推推哈利,指指天花板,那里有一个圆形的活板门,门上有一块铜牌。 
  “西比尔·特里劳妮,占卜教师。”哈利读道。“我们怎么样才能上去呢?”
好像是回答他的问题似的,那扇活板门突然打开了,一道银色的梯子正放在哈利脚前。大家都安静下来了。
“你先上。”罗恩说,露齿而笑,于是哈利就第一个上去了。 

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