まもなくクラスが終わるという時、スネイプが、大鍋のそばで縮ちぢこまっているネビルのほうへ大おお股またで近づいた。
「諸しょ君くん、ここに集まりたまえ」スネイプが暗い目をギラギラさせた。
「ロングボトムのヒキガエルがどうなるか、よく見たまえ。なんとか『縮ちぢみ薬ぐすり』ができ上がっていれば、ヒキガエルはおたまじゃくしになる。もし、作り方を間違えていれば――我わが輩はいは間違いなくこっちのほうだと思うが――ヒキガエルは毒どくにやられるはずだ」
グリフィンドール生は恐こわ々ごわ見守り、スリザリン生は嬉き々きとして見物しているように見えた。スネイプがヒキガエルのトレバーを左手で摘つまみ上げ、小さいスプーンをネビルの鍋に突っ込み、いまは緑色に変わっている水みず薬ぐすりを、二、三滴てきトレバーの喉のどに流し込んだ。
一いっ瞬しゅんあたりがしーんとなった。トレバーはゴクリと飲んだ。と、ポンと軽い音がして、おたまじゃくしのトレバーがスネイプの手の中でくねくねしていた。
グリフィンドール生は拍はく手しゅ喝かっ采さいした。スネイプはおもしろくないという顔でローブのポケットから小瓶こびんを取り出し、二、三滴トレバーに落とした。するとトレバーは突とつ然ぜん元のカエルの姿に戻もどった。
「グリフィンドール、五点減げん点てん」スネイプの言葉でみんなの顔から笑いが吹き飛んだ。
「手伝うなと言ったはずだ、ミス・グレンジャー。授じゅ業ぎょう終しゅう了りょう」
马上要下课了,斯内普踱到纳威身旁,纳威正畏缩在他的坩埚旁。“大家都走拢来,”斯内普说,他的黑眼睛发亮,“来看隆巴顿的蟾蜍会怎么样。如果他做成了缩身药剂,他的蟾蜍就会缩成蝌蚪。如果他做错了,我对这一点儿没有怀疑,蟾蜍就会中毒而死。”
格兰芬多院的学生害怕地看着;斯莱特林院的学生兴奋地看着。斯内普左手拿着蟾蜍莱福,将一把小匙放到纳威的药刺里去,这药剂现在已经是绿色的了。他灌了几滴到了莱福喉咙里。
片刻静寂,此时莱福大口喘气;然后轻轻的噗的一声,蝌蚪莱福便在斯内普手掌上扭动了。
格兰芬多的学生鼓起掌来。斯内普一脸酸酸的样子,从长袍口袋里抽出一个小瓶子,倒了几滴在莱福身上,它突然重新出现,完全是只成年蟾蜍。“扣格兰芬多五分。”斯内普说,这句活抹去了大家脸上的笑容。“我告诉你别帮助他,格兰杰小姐。下课。”