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第3章 招待状 The Invitation(4)
日期:2023-04-12 10:50  点击:306

おじさんはハリーをギロリと睨にらむと、手紙を見下ろし、読み上げた。

親しん愛あいなるダーズリー様、御おん奥おく様さま。

私どもはまだ面めん識しきがございませんが、ハリーから息子のロンのことはいろいろお聞き及およびでございましょう。

ハリーがお話ししたかと思いますが、クィディッチ・ワールドカップの決勝戦が、次の月曜の夜行われます。夫のアーサーが、魔ま法ほう省しょうのゲーム・スポーツ部に伝つてがございまして、とてもよい席を手に入れることができました。

つきましては、ハリーを試合に連れていくことをお許しいただけませんでしょうか。これは一生に一度のチャンスでございます。イギリスが開かい催さい地ちになるのは三十年ぶりのことで、切符はとても手に入りにくいのです。もちろん、それ以後夏休みの間ずっと、喜んでハリーをわが家にお預あずかりいたしますし、学校に戻る汽車に無事乗せるようにいたします。

お返事は、なるべく早く、ハリーから普通の方法で私どもにお送りいただくのがよろしいかと存じます。なにしろマグルの郵便配達は、私どもの家に配達に来たことがございませんし、家がどこにあるのかを知っているかどうかも確かじゃございませんので。

ハリーにまもなく会えることを楽しみにしております。

敬けい具ぐ

モリー・ウィーズリーより

追つい伸しん 切手は不足していないでしょうね。

読み終えると、おじさんは胸ポケットに手を突っ込んで何か別の物を引っ張り出した。

「これを見ろ」おじさんが唸うなった。

おじさんは、ウィーズリー夫人の手紙が入っていた封ふう筒とうを掲かかげていた。ハリーは吹き出したいのをやっとこらえた。封筒一いっ杯ぱいに一いち分ぶの隙すきもなく切手が貼はり込んであり、真ん中に小さく残った空間に詰め込むように、ダーズリー家の住所が細こま々ごまとした字で書き込まれていた。

「切手は不足していなかったね」

ハリーは、ウィーズリー夫人がごく当たり前の間違いを犯おかしただけだというような調子を取り繕つくろった。おじさんの目が一瞬いっしゅん光った。



弗农姨父恼火地瞪着哈利,然后低头看信,大声念道:
 
亲爱的德思礼先生和夫人:
    我们素不相识,但我相信你们一定从哈利那里听到过许多关于我儿子罗恩的事。
    也许哈利已经对你们说过,魁地奇世界杯赛将于星期一夜里举行,我丈夫亚瑟通过他在魔法体育运动司的关系,好不容易弄到了几张最好的票。
    我真希望你们允许哈利去观看比赛,这实在是一次千载难逢的机会;英国已经三十年与奖杯无缘了,球票很不容易弄到。当然了,我们很愿意让哈利留下,一直住到暑假结束,并送他平安地乘火车返校。
    最好让哈利将你们的答复尽快通过正常方式送达我们,因为麻瓜邮差从来没有给我们家送过信,他大概根本不知道我们家在什么地方。
    希望很快见到哈利。
                                                    你们忠实的
                                                        莫丽·韦斯莱
    我希望我们贴足了邮票。        又及。
弗农姨父念完了,把手伸进他胸前的口袋,抽出一个东西。
“看看这个。”他没好气地说。
他举起刚才装韦斯莱夫人那封信的信封,哈利拼命憋住,才没有笑出声来。信封上到处都贴满了邮票,只在正面留下了一小块一寸见方的地方,韦斯莱夫人用极小的字,把德思礼家的地址密密麻麻地填写了上去。
“她确实贴足了邮票。”哈利说,竭力使语气显得很平淡,就好像韦斯莱夫人只是犯了一个大家都可能犯的错误。姨父的眼睛里喷出了怒火。

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07/01 19:08