日语学习网
第5章 ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ(4)
日期:2023-04-13 10:31  点击:277

「アーサー、いったい何なの? 言ってちょうだい」

ウィーズリーおばさんの声が、こんどは険けわしくなっていた。

「モリー、大したことじゃない」おじさんがモゴモゴ言った。

「フレッドとジョージが、ちょっと――だが、もう言って聞かせた――」

「こんどは何をしでかしたの? まさか、ウィーズリーW・ウィザードW・ウィーズWじゃないでしょうね――」ウィーズリーおばさんが詰め寄った。

「ロン、ハリーを寝しん室しつに案内したらどう?」ハーマイオニーが入口から声をかけた。

「ハリーはもう知ってるよ」ロンが答えた。「僕の部屋だし、前のときもそこで――」

「みんなで行きましょう」ハーマイオニーが意味ありげな言い方をした。

「あっ」ロンもピンと来た。「オッケー」

「ウン、俺おれたちも行くよ」ジョージが言ったが――。

「あなたたちは、ここにいなさい」おばさんが凄すごんだ。

ハリーとロンはそろそろとキッチンから抜け出た。ハーマイオニー、ジニーと一いっ緒しょに、二人は狭せまい廊ろう下かを渡り、ぐらぐらする階段を上の階へ、ジグザグと上っていった。

「ウィーズリーW・ウィザードW・ウィーズWって、何なの?」階段を上りながらハリーが聞いた。

ロンもジニーも笑い出したが、ハーマイオニーは笑わなかった。

「ママがね、フレッドとジョージの部屋を掃そう除じしてたら、注文書が束たばになって出てきたんだ」

ロンが声をひそめた。

「二人が発明した物の価格表で、ながーいリストさ。悪いた戯ずらおもちゃの。『だまし杖づえ』とか、『ひっかけ菓が子し』だとか、いっぱいだ。すごいよ。僕、あの二人があんなにいろいろ発明してたなんて知らなかった……」

「昔っからずっと、二人の部屋から爆発音が聞こえてたけど、何か作ってるなんて考えもしなかったわ。あの二人はうるさい音が好きなだけだと思ってたの」とジニーが言った。

「ただ、作った物がほとんど――っていうか、全部だな――ちょっと危険なんだ」

ロンが続けた。

「それに、ね、あの二人、ホグワーツでそれを売って稼かせごうと計画してたんだ。ママがカンカンになってさ。もう何も作っちゃいけませんって二人に言い渡して、注文書を全部焼き捨てちゃった……ママったら、その前からあの二人にさんざん腹を立ててたんだ。二人が『O・W・Lふくろう試し験けん』でママが期待してたような点を取らなかったから」

O・W・Lは、「普ふ通つう魔ま法ほうレベル」試験の略りゃくだ。ホグワーツ校の生徒は十五歳でこの試験を受ける。


“快说,亚瑟,怎么回事?”韦斯莱夫人又问了一句,口气有点儿吓人。
“没什么,莫丽,”韦斯莱先生含糊地说,“弗雷德和乔治刚才——我已经教训过他们了——”
“他们这次又干了什么?”韦斯莱夫人说,“如果又和韦斯魔法把戏有关——”
“罗恩,我们带哈利去看看他睡觉的地方好不好?”赫敏在门口说。
“他知道他睡在哪儿,”罗恩说,“在我的房间,他去年就睡在那儿——”
“我们都去看看。”赫敏严厉地说。
“噢,”罗恩这才心领神会,“好吧。”
“对了,我们也去。”乔治说。
“你们不许动!”韦斯莱夫人大吼一声。
哈利和罗恩小心翼翼地侧身溜出厨房,和赫敏、金妮一起,穿过狭窄的过道,踏上摇摇晃晃的楼梯。那楼梯曲里拐弯,通向上面的几个楼层。
“韦斯莱魔法把戏是什么东西?”他们上楼时,哈利问道。
罗恩和金刀叉都大笑起来,只有赫敏没笑。
“妈妈打扫弗雷德和乔治的房间时,发现了那一沓订货单,”罗恩小声说,“长长的好几页价格表,上面都是他们发明的玩艺儿。搞笑的玩艺儿,你知道。假魔杖啦,魔法糖啦,一大堆东西。真是太棒了,我从来不知道他们一直在搞发明……”
“好长时间了,我们总是听见他们房间里有爆炸的声音,但从来没想到他们真的在做东西,”金妮说,“我们还以为他们只是喜欢听响儿呢。”
“不过,那些东西大多数——唉,实际上是全部——都有点儿危险。”罗恩说,“你知道吗,他们计划把这些东西拿到霍格沃茨去卖,挣一笔钱。妈妈听说以后,简直气疯了。警告他们不许再搞这类玩艺儿,还把他们的订货单烧了个精光……她一直就在生他们的气,他们的O.W.Ls成绩也让她失望。”
O.W.Ls是普通巫师等级考试,是霍格沃茨学校的学生十五岁时参加的一种考试。

分享到:

顶部
07/03 17:37