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第5章 ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ(5)
日期:2023-04-13 11:02  点击:277

「それから大だい論ろん争そうがあったの」ジニーが続けた。「ママは、二人にパパみたいに『魔ま法ほう省しょう』に入ってほしかったの。でも二人はどうしても『悪いた戯ずら専せん門もん店てん』を開きたいって、ママに言ったの」

ちょうどそのとき、二つ目の踊おどり場のドアが開き、角つの縁ぶちメガネをかけて、迷めい惑わく千せん万ばんという顔がひょこっと飛び出した。

「やあ、パーシー」ハリーが挨あい拶さつした。

「ああ、しばらく、ハリー」パーシーが言った。

「誰がうるさく騒いでいるのかと思ってね。僕、ほら、ここで仕事中なんだ――役所の仕事で報告書を仕上げなくちゃならない。――階段でドスンドスンされたんじゃ、集中しにくくってかなわない」

「ドスンドスンなんかしてないぞ」ロンがイライラした。「僕たち、歩いてるだけだ。すみませんね。魔ま法ほう省しょう極ごく秘ひのお仕事のお邪じゃ魔まをいたしまして」

「何の仕事なの?」ハリーが聞いた。

「『国こく際さい魔ま法ほう協きょう力りょく部ぶ』の報告書でね」パーシーが気取って言った。「大おお鍋なべの厚さを標ひょう準じゅん化かしようとしてるんだ。輸入品にはわずかに薄うすいのがあってね――漏もれ率りつが年間約三パーセント増えてるんだ――」

「世界がひっくり返るよ。その報告書で」ロンが言った。「『日にっ刊かん予よ言げん者しゃ新しん聞ぶん』の一面記事だ。きっと。『鍋が漏る』って」

パーシーの顔に少し血が上った。

「ロン、おまえはばかにするかもしれないが」パーシーが熱っぽく言った。「何らかの国こく際さい法ほうを科かさないと、いまに市場はペラペラの底の薄うすい製品で溢あふれ、深しん刻こくな危険が――」

「はい、はい、わかったよ」

ロンはそう言うとまた階段を上がりはじめた。パーシーは部屋のドアをバタンと閉めた。ハリー、ハーマイオニー、ジニーがロンのあとについて、そこからまた三階上まで階段を上がっていくと、下のキッチンからガミガミ怒ど鳴なる声が上まで響ひびいてきた。ウィーズリーおじさんがおばさんに「ベロベロ飴トン・タン・タフィー」の一いっ件けんを話してしまったらしい。



“那一次吵得可凶了。”金妮说,“妈妈想让他们今后进魔法部工作,像爸爸那样,可他们对她说,他们只想开一家玩笑商店。”
就在这时,二楼平台上的一扇门打开了,从里面伸出一张脸来,戴着牛角边的眼镜,表情很不耐烦。
“你好,珀西。”哈利说。
“噢,你好,哈利。”珀西说,“我不明白是谁弄出这么大的响动。你知道,我正在这里工作呢——我要为办公室赶写一份报告——可是老有人在楼梯上轰隆隆地乱跑,使我很难集中精力。”
“我们没有轰隆隆地乱跑,”罗恩恼火地说,“我们在走路。如果我们打扰了魔法部的最高机密工作,那么很抱歉。”
“你在忙些什么?”哈利问。
“为国际魔法合作司写一份报告。”珀西得意地说,“我们准备按标准检验坩埚的厚度。有些外国进口产品的埚底太薄了——渗漏率几乎以每年百分之三的速度在增长——”
“真了不起,这份报告会改变世界的。”罗恩说,“我想,《预言家日报》会在头版头条登出来:坩埚渗漏。”
珀西的脸涨成了粉红色。
“你尽管挖苦嘲笑吧,罗恩,”他激动地说,“可是必须颁布施行某种国际法,不然我们就会发现市场上充斥着优劣产品,埚底薄,脆弱易碎,严重危害——”
“好了,好了。”罗恩说着,又抬脚往楼上走。珀西重重地关上卧室的门。哈利、赫敏和金妮跟着罗恩,又爬了三层楼梯,仍然能听见下面厨房里传来的喊叫声。似乎韦斯莱先生已经把太妃糖的事告诉了韦斯莱夫人。

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07/03 17:43