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第7章 バグマンとクラウチ Bagman and Crouch(1)
日期:2023-04-14 10:57  点击:278
第7章 バグマンとクラウチ Bagman and Crouch

ハリーはロンとのもつれを解ほどいて立ち上がった。どうやら霧深い辺へん鄙ぴな荒地のようなところに到着とうちゃくしたらしい。目の前に、疲れて不ふ機き嫌げんな顔の魔法使いが二人立っていた。一人は大きな金時計を持ち、もう一人は太い羊よう皮ひ紙しの巻まき紙がみと羽根ペンを持っている。二人ともマグルの格かっ好こうをしてはいたが、素人しろうと丸出しだった。時計を持ったほうは、ツイードの背せ広びろに太ふと腿ももまでのゴム引びきを履はいていたし、相あい方かたはキルトにポンチョの組み合わせだった。

「おはよう、バージル」

ウィーズリーおじさんが古ブーツを拾い上げ、キルトの魔法使いに渡しながら声をかけた。受け取ったほうは、自分の脇わきにある「使用済ずみ移動ポートキー」用の大きな箱にそれを投げ入れた。ハリーが見ると、箱には古新聞やら、ジュースの空あき缶かん、穴の空いたサッカーボールなどが入っていた。

「やあ、アーサー」バージルは疲れた声で答えた。

「非ひ番ばんなのかい、え? まったく運がいいなあ……わたしらは夜通しここだよ……さ、早くそこをどいて。五時十五分に黒い森から大集団が到着する。ちょっと待ってくれ。君のキャンプ場を探すから……ウィーズリー……ウィーズリーと……」

バージルは羊皮紙のリストを調べた。

「ここから四百メートルほどあっち。歩いていって最初に出くわすキャンプ場だ。管理人はロバーツさんという名だ。ディゴリー……二番目のキャンプ場……ペインさんを探してくれ」

「ありがとう、バージル」

ウィーズリーおじさんは礼を言って、みんなについてくるよう合図した。

一いっ行こうは荒涼こうりょうとした荒地を歩きはじめた。霧でほとんど何も見えない。ものの二十分も歩くと、目の前にゆらりと、小さな石いし造づくりの小屋が見えてきた。その脇に門がある。その向こうに、ゴーストのように白くぼんやりと、何百というテントが立ち並んでいるのが見えた。テントは広々としたなだらかな傾けい斜しゃ地ちに立ち、地平線上に黒々と見える森へと続いていた。そこでディゴリー父おや子こにさよならを言い、ハリーたちは小屋の戸口へ近づいていった。


第7章 巴格曼和克劳奇

哈利挣扎着摆脱罗恩的纠缠,站了起来。他们来到的这个地方很像一大片荒凉的、雾气弥蒙的沼泽地。在他们前面,站着两个疲惫不堪、阴沉着脸的巫师,其中一个拿着一块大金表,另一个拿着一卷厚厚的羊皮纸和一支羽毛笔。两人都打扮成麻瓜的样子,可是太不在行:拿金表的男人上身穿一件粗花呢西服,下面却穿着一双长及大腿的高统橡皮套鞋;他的同事穿着苏格兰高地男人穿的那种褶裥短裙和一件南美披风。
“早上好,巴兹尔。”韦斯莱说道,捡起那只靴子,递给穿褶裥短裙的巫师。那人把它扔进身边的一只大箱子,里面都是用过的门钥匙。哈利可以看见一张旧报纸、一个空易拉罐和一只千疮百孔的足球。
“你好,亚瑟,”巴兹尔疲倦地说,“没有当班,嗯?有些人运气真好……我们整晚都守在这里……你们最好让开,五点一刻有一大群人要从黑森林来。等一下,我找一找你们的营地在哪儿……韦斯莱……韦斯莱……”他在羊皮纸名单上寻找着。“走过去大约四分一英里,前面第一片营地就是。场地管理员是罗伯茨先生。迪戈里……你们在第二片营地……找佩恩先生。”
“谢谢,巴兹尔。”韦斯莱先生说,他招呼大家跟着他走。
大家穿过荒无人烟的沼泽地,浓雾中几乎什么也看不见。走了大约二十分钟,渐渐地眼前出现了一扇门,然后是一座小石屋。哈利勉强可以分辨出石屋后面成千上百个奇形怪状的帐篷,它们顺着大片场地的缓坡往上,那片场地一直伸向地平线上一片黑乎乎的树林。他们告别了迪戈里父子,朝石屋的门走去。

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