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第30章 ペンシーブ The Pensieve(1)
日期:2023-05-12 14:30  点击:270
第30章 ペンシーブ The Pensieve
第30章 ペンシーブ The Pensieve

扉とびらが開いた。

「よう、ポッター」ムーディが言った。「さあ、入れ」

ハリーは中に入った。ダンブルドアの部屋には前に一度来たことがある。そこは、とても美しい円形の部屋で、ホグワーツの歴代校長の写真がずらりと飾ってある。どの写真もぐっすり眠り込んで、胸が静かに上下していた。

コーネリウス・ファッジは、いつもの細ほそ縞じまのマントを着て、ライムのような黄緑色の山やま高たか帽ぼうを手に、ダンブルドアの机の脇わきに立っていた。

「ハリー!」ファッジは愛あい想そよく呼びかけながら、近づいてきた。「元気かね?」

「はい」ハリーは嘘うそをついた。

「いま、ちょうどクラウチ氏が学校に現れた夜のことを話していたところだ」ファッジが言った。「見つけたのは君だったね?」

「はい」そう答えながら、いまみんなが話していたことを聞かなかったふりをしても仕方がないと思い、ハリーは言葉を続けた。「でも、僕、マダム・マクシームはどこにも見かけませんでした。あの方は隠れるのは難しいのじゃないでしょうか?」

ダンブルドアはファッジの背はい後ごで、目をキラキラさせながら微ほほ笑えんだ。

「まあ、そうだが」ファッジはばつの悪そうな顔をした。「いまからちょっと校庭に出てみようと思っていたところなんでね、ハリー、すまんが……。授業に戻ってはどうかね……」

「僕、校長先生にお話ししたいのです」ダンブルドアを見ながら、ハリーが急いで言った。ダンブルドアがすばやく、探るようにハリーを見た。

「ハリー、ここで待っているがよい」ダンブルドアが言った。「われわれの現場調査は、そう長くはかからんじゃろう」

三人は黙だまりこくってぞろぞろとハリーの横を通り過ぎ、扉を閉めた。しばらくしてハリーの耳に、下の廊ろう下かをコツッコツッと遠ざかっていくムーディの義ぎ足そくの音が聞こえてきた。ハリーはあたりを見回した。


第30章 冥想盆

办公室的门开了。
“你好,波特,”穆迪说,“进来吧。”
哈利走进屋内。他以前来过邓布利多的办公室,这是一间非常美丽的圆形房间,墙上挂着霍格沃茨历届校长的照片。他们都在沉睡,胸脯轻轻起伏着。
康奈利·福吉站在邓布利多的桌旁,穿着他平常穿的那件细条纹的斗篷,手里拿着他的暗绿色礼帽。
“哈利!”福吉愉快地走过来说,“你好吗?”
“挺好的。”哈利没说实话。
“我们正在讲那天夜里克劳奇先生出现在场地上的事,”福吉说,“是你发现他的,对吗?”
“是的。”哈利说。他觉得假装没有听到他们的谈话是没有用的,就补充说:“不过我没有看见马克西姆夫人,她要藏得那么好可不容易,是吧?”
邓布利多在福吉身后朝哈利微笑,眼睛闪闪发亮。
“哦,哦,”福吉显得有点尴尬,“我们打算去场地上走走,哈利,如果你不介意的话……你可以回到课堂上去了——”
“教授,我想跟你谈谈。”哈利看着邓布利多急促地说,邓布利多敏锐地看了他一眼。“你在这里等我吧,我们查看场地用不了多长时间。”
三个人默默地从哈利身边走出去,关上了房门。一分钟后,哈利听到穆迪的木头假腿在楼下走廊里渐渐远去。他开始环顾四周。

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