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第30章 ペンシーブ The Pensieve(18)
日期:2023-05-12 15:33  点击:286

「それで、夢を見ました」ハリーが続けた。「ヴォルデモート卿きょうの夢です。ワームテールを……先生はワームテールが誰か、ご存ぞん知じですよね……拷ごう問もんしていました――」

「知っておるとも」ダンブルドアはすぐに答えた。「さあ、お続け」

「ヴォルデモートはふくろうから手紙を受け取りました。たしか、ワームテールの失敗はカバーされた、とか言っていました。誰かが死んだとかも。それから、ワームテールは蛇へびの餌え食じきにはしないと――ヴォルデモートの椅子のそばに蛇がいました。それから――それから、こう言いました。その代わりに僕を餌食にするって。そして、ワームテールに『磔はりつけの呪のろい』をかけて――僕の傷きず痕あとが痛みました」ハリーは一気に言った。「それで目が覚めたのです。とても痛くて」

ダンブルドアはただハリーを見ていた。

「あの――それでおしまいです」ハリーが言った。

「なるほど」ダンブルドアが静かに言った。「なるほど。さて、今年になって、ほかに傷きず痕あとが痛んだことがあるかの? 夏休みに、君の目を覚まさせたとき以外にじゃが?」

「いいえ、僕――夏休みに、それで目が覚めたことを、どうしてご存ぞん知じなのですか?」

ハリーは驚愕きょうがくした。

「シリウスと連絡を取り合っているのは、きみだけではない」ダンブルドアが言った。

「わしも、昨年、シリウスがホグワーツを離れて以来、ずっと接触せっしょくを続けてきたのじゃ。いちばん安全な隠れ場所として、あの山中の洞ほら穴あなを勧めたのはわしじゃ」

ダンブルドアは立ち上がり、机の向こうで往いったり来たり歩きはじめた。ときどきこめかみに杖つえ先さきを当て、キラキラ光る銀色の「想い」を取り出しては、「憂うれいの篩ふるい」に入れた。中の「想い」が急速に渦うず巻まきはじめ、ハリーにはもう何もはっきりしたものが見えなくなった。それはただ、ぼやけた色の渦になっていた。


“嗯,我做了个梦,”哈利说,“梦见了伏地魔,他在折磨虫尾巴……你知道虫尾巴——”
“我知道,”邓布利多马上说,“往下讲。”
“伏地魔接到了猫头鹰送去的信。他好像是说虫尾巴的错误被纠正了。他说有人死了,还说他不打算拿虫尾巴去喂蛇了——他的椅子旁边有一条蛇。他又说——又说要拿我去喂蛇。然后他对虫尾巴念了钻心咒——我的伤疤就疼起来了,疼得特别厉害,把我给疼醒了。”
邓布利多只是看着他。
“嗯——就这些。”哈利说。
“噢,”邓布利多平静地说,“是这样,那么,你的伤疤今年还疼过吗?除了暑假里把你疼醒的那一次?”
“没有,我——你怎么知道它在暑假里把我疼醒过?”哈利惊讶地问。
“给小天狼星写信的不只你一个人,”邓布利多说,“他去年离开霍格沃茨之后,我也和他保持着联系呢。是我建议他躲在山洞里的,那是最安全的地方。”
邓布利多站起来,在桌子后面来回踱步,时而把魔杖尖抵到太阳穴上,抽出一条银光闪闪的思想,加到冥想盆里。盆里的思想急速旋转起来,哈利什么也看不清了,只见一片模糊的银白色。

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09/29 17:29