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第35章 真実薬ベリタセラム Veritaserum(4)
日期:2023-05-16 15:15  点击:260

「ヴォルデモートが戻ったのか? ハリー? それは確かか? どうやって戻ったのだ?」

「あいつは父親の墓からと、ワームテールと僕から材料を取った」

ハリーが言った。頭はだんだんはっきりしてきたし、傷きず痕あとの痛みもそうひどくはなかった。ムーディの部屋が暗かったにもかかわらず、いまはその顔がはっきりと見えた。遠くのクィディッチ競きょう技ぎ場じょうから、まだ悲ひ鳴めいや叫さけび声が聞こえてきた。

「闇の帝王はおまえから何を取ったのだ?」ムーディが聞いた。

「血を」ハリーは腕を上げた。ワームテールが短剣で切り裂さいた袖そでが破れていた。

ムーディはシューッと長い息を漏もらした。

「それで、死喰い人は? やつらは戻ってきたのか?」

「はい」ハリーが答えた。「大勢……」

「あの方は死喰い人をどんなふうに扱ったかね?」ムーディが静かに聞いた。「許したか?」

しかし、ハリーははっと気づいた。ダンブルドアに話すべきだった。あのとき、すぐに話すべきだった――「ホグワーツに死喰い人がいるんです。ここに、死喰い人がいる――そいつが僕の名前を『炎ほのおのゴブレット』に入れて、僕に最後までやり遂げさせたんだ――」

ハリーは起き上がろうとした。しかし、ムーディが押し戻した。

「誰が死喰い人か、わしは知っている」ムーディが落ち着いて言った。

「カルカロフ?」ハリーが興こう奮ふんして言った。「どこにいるんです? もう捕まえたんですか? 閉じ込めてあるんですか?」

「カルカロフ?」ムーディは奇妙な笑い声を上げた。「カルカロフは今夜逃げ出したわ。腕についた闇やみの印しるしが焼けるのを感じてな。闇の帝てい王おうの忠実なる支持者を、あれだけ多く裏切ったやつだ。連中に会いたくはなかろう……しかし、そう遠くへは逃げられまい。闇の帝王には敵を追つい跡せきするやり方がある」

「カルカロフがいなくなった? 逃げた? でも、それじゃ――僕の名前をゴブレットに入れたのは、カルカロフじゃないの?」

「違う」ムーディは言葉を噛かみ締めるように言った。「違う。あいつではない。わしがやったのだ」

ハリーはその言葉を聞いた。しかし、呑のみ込めなかった。


“伏地魔回来了,哈利?你确定吗?他是怎么做的?”
“他从他爸爸的坟墓里、虫尾巴和我身上取了一点儿东西。”哈利说。他的脑子清楚了一些,伤疤疼得不那么厉害了。现在他能清楚地看到穆迪的脸了,尽管办公室里光线昏暗,还能隐隐地听见远处魁地奇球场上人们的叫喊。
“黑魔头从你身上取了点儿什么?”穆迪问。
“血。”哈利举起手臂。他的袖子被虫尾巴的匕首割破了。
穆迪长长的嘘了一声。
“食死徒呢?他们回去了?”
“是的,”哈利说,“好多人呢……”
“他对他们怎么样?”穆迪轻声问道,“他原谅他们了吗?”
哈利突然想起来了。他应该告诉邓布利多,应该一回来就讲的——
“霍格沃茨有一个食死徒!这儿有一个食死徒——食死徒把我的名字放进了火焰杯,故意让我最后获胜——”
哈利想站起来,但穆迪把他按住了。
“我知道那个食死徒是谁。”他平静地说。
“卡卡洛夫?”哈利急切地问,“他在哪儿?你抓到他了吗?把他关起来了吗?”
“卡卡洛夫?”穆迪古怪地笑了一下,“卡卡洛夫今晚逃走了,因为他感到自己胳膊上的黑魔标记烧灼起来了。他出卖了那么多黑魔王的忠实支持者,不敢去见他们……但我怀疑他不会走远,黑魔王有办法跟踪他的敌人。”
“卡卡洛夫不在?他跑了?那——他没有把我的名字放进火焰杯?”
“没有,”穆迪缓缓地说,“不是他。是我干的。”
哈利听见了,但是不能相信。

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