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第36章 決別 The Parting of the Ways(5)
日期:2023-05-17 13:48  点击:317

ワームテールが短剣でハリーの腕を突き刺した件くだりになると、シリウスが激はげしく罵ののしった。ダンブルドアがあまりにすばやく立ち上がったので、ハリーは驚いた。ダンブルドアは机を回り込んでやってきて、ハリーに腕を出して見せるように言った。ハリーは、切り裂かれたローブと、その下の傷を二人に見せた。

「僕の血が、ほかの誰の血よりも、あの人を強くするとあの人自身が言ってました」ハリーがダンブルドアに言った。「僕を護っているものが――僕の母が残してくれたものが――あの人にも入るのだと言ってました。そのとおりでした――ヴォルデモートは僕に触さわっても傷つきませんでした。僕の顔を触ったんです」

ほんの一瞬いっしゅん、ハリーはダンブルドアの目に勝ち誇ほこったような光を見たような気がした。しかし、次の瞬間、ハリーはきっと勘かん違ちがいだったと思った。机の向こう側に戻ったダンブルドアが、ハリーがこれまで見たこともないほど老け込んで、疲れて見えたからだ。

「なるほど」ダンブルドアは再び腰をかけた。「ヴォルデモートはその障害については克服したというわけじゃな。ハリー、続けるのじゃ」

ハリーは話し続けた。ヴォルデモートが大おお鍋なべからどのように蘇よみがえったのかを語り、死し喰くい人びとたちへのヴォルデモートの演説を、思い出せるかぎり話して聞かせた。それから、ヴォルデモートがハリーの縄なわ目めを解き、杖つえを返し、決けっ闘とうしようとしたことを話した。

しかし、金こん色じきの光がハリーとヴォルデモートの杖同士をつないだ件くだりでは、ハリーは喉のどを詰まらせた。話し続けようとしても、ヴォルデモートの杖から現れたものの記憶が、どっと溢あふれ、胸が一杯になってしまったのだ。セドリックが出てくるのが見える。年老いた男が、バーサ・ジョーキンズが……母が……父が……。

シリウスが沈ちん黙もくを破ってくれたのが、ハリーにはありがたかった。


当哈利讲到虫尾巴用匕首刺中他的手臂时,小天狼星发出一声激动的喊叫,邓布利多猛地站起身,速度之快,把哈利吓了一跳。邓布利多绕过桌子,叫哈利伸出手臂。哈利给他们俩看了他被撕破的长袍和长袍下面的伤口。
“他说,用我的血比用其他人的血更管用,会使他更加强壮。”哈利对邓布利多说,“他说那种保护力量——我母亲留在我身体里的那种力量——他也想拥有。他是对的——后来他再碰到我的时候,他就不会受伤了。他碰了我的脸。”
在短短的一瞬间,哈利似乎看见邓布利多眼睛里闪过一丝喜悦的光芒。但哈利很快就认定准是自己看花了眼,因为邓布利多回到办公桌后的椅子上时,看上去又和哈利一向看见的那样苍老和疲倦了。
“很好,”他说着,又坐了下来,“伏地魔战胜了那个不同寻常的障碍。哈利,请你说下去吧。”
哈利继续往下说;他讲述伏地魔怎样从坩埚里浮现出来,并把他记得的伏地魔对食死徒们的讲话告诉了他们。然后他告诉他们伏地魔怎样解开他身上的绳子,把他的魔杖还给他,准备与他决斗。
然而,当他讲到那道金光连接他的魔杖和伏地魔的魔杖时,他觉得嗓子哽咽了。他努力说下去,但伏地魔的魔杖里浮现出的那些东西,像潮水一样涌入他的脑海。他可以看见魔杖中冒出了塞德里克,还看见那个老人、伯莎·乔金斯……他的母亲……他的父亲……
就在这时,小天狼星打破了沉默,才使哈利松了口气。

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