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第36章 決別 The Parting of the Ways(11)
日期:2023-05-17 13:53  点击:335

目覚めたとき、あまりに温かくまだとても眠かったので、もう一眠りしようとハリーは目を開けなかった。部屋はぼんやりと灯あかりが点ともっていた。きっとまだ夜で、あまり長い時間は眠っていないのだろうと思った。

そのとき、そばでヒソヒソ話す声が聞こえた。

「あの人たち、静かにしてもらわないと、この子を起こしてしまうわ」

「いったい何を喚わめいてるんだろう? また何か起こるなんて、ありえないよね?」

ハリーは薄うす目めを開けた。誰かがハリーのメガネをはずしたらしい。すぐそばにいるウィーズリーおばさんとビルの姿がぼんやり見えた。おばさんは立ち上がっている。

「ファッジの声だわ」おばさんが囁ささやいた。「それと、ミネルバ・マクゴナガルだわね。いったい何を言い争ってるのかしら」

もうハリーにも聞こえた。誰かが怒ど鳴なり合いながら病室に向かって走ってくる。

「残念だが、ミネルバ、仕方がない――」コーネリウス・ファッジの喚き声がする。

「絶対に、あれを城の中に入れてはならなかったのです!」マクゴナガル先生が叫さけんでいる。「ダンブルドアが知ったら――」

ハリーは病室のドアがバーンと開く音を聞いた。ビルがカーテンを開け、みんながドアのほうを見つめた。ハリーはベッドの周りの誰にも気づかれずに起き上がって、メガネをかけた。

ファッジがドカドカと病室に入ってきた。後ろにマクゴナガル先生とスネイプ先生がいた。

「ダンブルドアはどこかね?」ファッジがウィーズリーおばさんに詰め寄った。

「ここにはいらっしゃいませんわ」ウィーズリーおばさんが怒ったように答えた。

「大だい臣じん、ここは病室です。少しお静かに――」

しかし、そのときドアが開き、ダンブルドアがさっと入ってきた。


哈利醒了过来,太暖和了,但还是困。他没有睁开眼睛,只希望再沉沉睡去。房间里仍然光线昏暗;他想这一定还是夜晚,而且他觉得自己不可能睡了很长时间。
就在这时,他听见旁边有人小声说话。
“如果他们再不闭嘴,会把他吵醒的!”
“他们在嚷嚷什么?不会又发生了什么事吧?”
哈利费力地睁开惺忪的双眼。有人把他的眼镜摘掉了。他只能看见韦斯莱夫人和比尔的模糊的身影。韦斯莱夫人已经站了起来。
“这是福吉的声音,”她小声说,“这是米勒娃·麦格的声音,是不是?可他们在争论什么呢?”
这时哈利也听见了:有人在大喊大叫,并朝病房这边跑来。
“真令人遗憾,不过没有办法,米勒娃——”康奈利·福吉大声说道。
“你绝对不应该把它带进城堡!”麦格教授嚷道,“如果给邓布利多发现了——”
哈利听见病房的门突然被撞开了。比尔拉开帘子,周围人的目光都盯着房门,没有注意到哈利坐起身,戴上了眼镜。
福吉大步走进病房。麦格教授和斯内普紧跟在后面。
“邓布利多呢?”福吉问韦斯莱夫人。
“他不在这儿,”韦斯莱夫人气愤地说,“部长,这里是病房,你是否认为你最好——”
可就在这时,门开了,邓布利多敏捷地走进病房。

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