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第36章 決別 The Parting of the Ways(12)
日期:2023-05-17 13:54  点击:298

「何事じゃ」

ダンブルドアは鋭するどい目でファッジを、そしてマクゴナガル先生を見た。

「病人たちに迷めい惑わくじゃろう? ミネルバ、あなたらしくもない――バーティ・クラウチを監かん視しするようにお願いしたはずじゃが――」

「もう見張る必要がなくなりました。ダンブルドア!」マクゴナガル先生が叫んだ。

「大臣がその必要がないようになさったのです!」

ハリーはマクゴナガル先生がこんなに取り乱した姿を初めて見た。怒りのあまり頬ほおはまだらに赤くなり、両手のこぶしを握り締め、わなわなと震ふるえている。

「今夜の事件を引き起こした死し喰くい人びとを捕らえたと、ファッジ大臣にご報告したのですが」

スネイプが低い声で言った。

「すると、大臣はご自分の身が危険だと思われたらしく、城に入るのに吸きゅう魂こん鬼きを一体呼んで自分につき添そわせると主張なさったのです。大臣はバーティ・クラウチのいる部屋に、吸魂鬼を連れて入った――」

「ダンブルドア、私わたくしはあなたが反対なさるだろうと大臣に申し上げました!」マクゴナガル先生がいきり立った。「申し上げましたとも。吸魂鬼が一歩たりとも城内に入ることは、あなたがお許しになりませんと。それなのに――」

「失礼だが!」ファッジも喚わめき返した。ファッジもまた、こんなに怒っている姿をハリーは初めて見た。「魔ま法ほう大だい臣じんとして、護ご衛えいを連れていくかどうかは私が決めることだ。尋じん問もんする相手が危険性のある者であれば――」

しかし、マクゴナガル先生の声がファッジの声を圧倒した。

「あの――あの物が部屋に入った瞬間しゅんかん」マクゴナガル先生は、全身をわなわなと震ふるわせ、ファッジを指差して叫さけんだ。「クラウチに覆おおいかぶさって、そして――そして――」

マクゴナガル先生が、何が起こったのかを説明する言葉を必死に探している間、ハリーは胃が凍こおっていくような気がした。マクゴナガル先生が最後まで言うまでもない。ハリーは吸きゅう魂こん鬼きが何をやったのかわかっていた。バーティ・クラウチに死の接せっ吻ぷんを施したのだ。口から魂たましいを吸い取ったのだ。クラウチは死よりも酷むごい姿になった。


“出了什么事?”邓布利多严厉地问,看看福吉,又看看麦格教授,“你们为什么在这里打扰这些人?米勒娃,你真让我感到吃惊——我叫你看守小巴蒂·克劳奇的——”
“已经没必要看守他了,邓布利多!”她尖声嚷道,“部长确保了这一点!”
哈利从没见过麦格教授像现在这样冲动。她面颊上泛起了愤怒的红晕,双手捏成了拳头。她气得浑身发抖。
“我们告诉福吉先生,我们发现是食死徒制造了今晚的事件,”斯内普低声说道,“他似乎感到他个人的安全也成了问题。他一定要召来一个摄魂怪陪他进入城堡。他把摄魂怪带进了小巴蒂·克劳奇所在的那个办公室——”
“我告诉他你不会同意的,邓布利多!”麦格教授怒气冲地说,“我告诉他你不许摄魂怪再踏进城堡,可是——”
“我亲爱的女士!”福吉大声吼道,他现在这副怒气冲天地样子也是哈利从未见过的,“我作为魔法部部长,有权决定自己是否愿意带保镖,因为我要见一位可能非常危险的——”
可是麦格教授的声音盖过了福吉的话。
“那家伙——那家伙一进办公室,”她指着福吉,全身颤抖,尖叫着说,“就朝克劳奇扑去,就——就——”
麦格教授拼命寻找字眼来描绘刚才发生的事,哈利感到肚子里生出一股寒气。他用不着听她把话说完。他知道摄魂怪做了什么。摄魂怪一定给了小巴蒂·克劳奇那个致命的吻。它从小克劳奇的嘴里吸走了他的灵魂。小克劳奇现在已是生不如死。

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