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第36章 決別 The Parting of the Ways(19)
日期:2023-05-17 14:03  点击:286

「いいか、言っておくが、ダンブルドア」ファッジは人差し指を立て、脅おどすように指を振った。

「私はいつだってあなたの好きなように、自由にやらせてきた。あなたを非常に尊敬してきた。あなたの決定に同意しないことがあっても何も言わなかった。魔ま法ほう省しょうに相談なしに狼おおかみ人にん間げんを雇やとったり、ハグリッドをここに置いておいたり、生徒に何を教えるかを決めたり、そうしたことを黙だまってやらせておく者はそう多くないぞ。しかし、あなたがその私に逆らうというのなら――」

「わしが逆らう相手は一人しかいない」ダンブルドアが言った。「ヴォルデモート卿きょうだ。あなたもやつに逆らうのなら、コーネリウス、われわれは同じ陣じん営えいじゃ」

ファッジはどう答えていいのか思いつかないようだった。しばらくの間、小さな足の上で、体を前後に揺ゆすり、山やま高たか帽ぼうを両手でくるくる回していた。

ついに、ファッジが弁解がましい口調で言った。

「戻ってくるはずがない。ダンブルドア、そんなことはありえない……」

スネイプが左の袖そでをまくり上げながら、ズイッとダンブルドアの前に出た。そして腕を突き出し、ファッジに見せた。ファッジが怯ひるんだ。

「見るがいい」スネイプが厳きびしい声で言った。

「さあ、闇やみの印しるしだ。一時間ほど前には、黒く焼け焦こげて、もっとはっきりしていた。しかし、いまでも見えるはずだ。死し喰くい人びとはみなこの印を闇の帝てい王おうによって焼きつけられている。互いに見分ける手段でもあり、我々を召集する手段でもあった。あの人が誰か一人の死喰い人の印に触ふれたときは、全員が『姿すがたくらまし』し、すぐさまあの人の下もとに『姿現わし』することになっていた。この印が、今年になってからずっと、鮮せん明めいになってきていた。カルカロフのもだ。カルカロフはなぜ今夜逃げ出したと思うか? 我々は二人ともこの印が焼けるのを感じたのだ。二人ともあの人が戻ってきたことを知ったのだ。カルカロフは闇の帝てい王おうの復讐ふくしゅうを恐れた。やつはあまりに多くの死喰い人を裏切った。仲間として歓迎されるはずがない」


“好啊,好啊,邓布利多,”他威胁着挥动着一根手指,说道,“我一直给你充分的自由。我一向对你尊敬有加。我也许并不赞成你的一些决定,但我总是保持沉默。没有多少人会允许你聘用狼人,留用海格,或不请示魔法部就擅自决定教学生什么东西。不过,如果你准备同我对着干——”
“我惟一想要对着干的,”邓布利多说,“是伏地魔。如果你也反对他,康奈利,那么我们还是同一阵营的。”
福吉似乎想不出该如何回答。他的两只小脚站立不稳,他前后摇晃了片刻,用双手旋转着他那只圆顶高帽。最后,他说话了,声音里有一丝企求的成分,“他不会回来的,邓布利多,他不可能……”
斯内普大步走上前,越过邓布利多,他一边走,一边撩起长袍的左袖子。他把胳膊伸过去给福吉看,福吉惊骇地向后退缩着。
“看见了吗,”斯内普声音嘶哑地说,“看见了吗。黑魔标记。已经不像一小时前那么明显了,当时它被烧成了焦黑色,不过你仍然能够看见。每个食死徒身上都有伏地魔打下的烙印。这是食死徒相互识别的一种方式,也是伏地魔召集他们回到他身边的暗号。当他触摸到某个食死徒的标记时,我们必须立即幻影移形,出现在他身边。一年来,这个标记越来越明显。卡卡洛夫的也是这样。你说卡卡洛夫今晚为什么要逃跑?我们俩都感到标记在火辣辣的燃烧。我们都知道他回来了。卡卡洛夫害怕伏地魔会报复他。他背叛了他的许多食死徒同伴,肯定没有人欢迎他回到他们中间。”

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