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第36章 決別 The Parting of the Ways(20)
日期:2023-05-17 14:04  点击:304

ファッジはスネイプからも後あと退ずさりした。頭を振っている。スネイプの言ったことの意味がわかっていないようだった。スネイプの腕の醜みにくい印に嫌けん悪お感かんを感じたらしく、じっと見つめて、それからダンブルドアを見上げ、囁ささやくように言った。

「あなたも先生方も、いったい何をふざけているのやら、ダンブルドア、私にはさっぱり。しかし、もう聞くだけ聞いた。私も、もう何も言うことはない。この学校の経営について話があるので、ダンブルドア、明日連れん絡らくする。私は役所に戻らねばならん」

ファッジはほとんどドアを出るところまで行ったが、そこで立ち止まった。向きを変え、つかつかと病室を横切り、ハリーのベッドの前まで戻って止まった。

「君の賞金だ」ファッジは大きな金貨の袋をポケットから取り出し、素そっ気けなくそう言うと、袋をベッド脇わきのテーブルにドサリと置いた。「一千ガリオンだ。授じゅ賞しょう式しきが行なわれる予定だったが、この状況では……」

ファッジは山やま高たか帽ぼうをぐいとかぶり、ドアをバタンと閉めて部屋から出ていった。その姿が消えるや否いなや、ダンブルドアがハリーのベッドの周りにいる人々のほうに向き直った。

「やるべきことがある」ダンブルドアが言った。「モリー……あなたとアーサーは頼りにできると考えてよいかな?」

「もちろんですわ」ウィーズリーおばさんが言った。唇くちびるまで真っ青さおだったが、決然とした面持ちだった。「ファッジがどんな魔法使いか、アーサーはよく知ってますわ。アーサーはマグルが好きだから、ここ何年も魔ま法ほう省しょうで昇進できなかったのです。ファッジは、アーサーが魔法使いとしてのプライドに欠けると考えていますわ」

「ではアーサーに伝言を送らねばならぬ」ダンブルドアが言った。「真実が何かを納得させることができる者には、ただちに知らさなければならぬ。魔法省内部で、コーネリウスと違って先を見通せる者たちと接触するには、アーサーは格好の位置にいる」

「僕が父のところに行きます」ビルが立ち上がった。「すぐ出発します」

「それは上じょう々じょうじゃ」ダンブルドアが言った。「アーサーに、何が起こったかを伝えてほしい。近々わしが直接連絡すると言うてくれ。ただし、アーサーは目立たぬように事を運ばねばならぬ。わしが魔法省の内ない政せい干かん渉しょうをしていると、ファッジにそう思われると――」

「僕に任せてください」ビルが言った。

ビルはハリーの肩をぽんと叩たたき、母親の頬ほおにキスすると、マントを着て足早に部屋を出ていった。


福吉又从斯内普面前退了回去。他不停地摇晃着脑袋,似乎根本没有听清斯内普说的话。他瞪大眼睛,显然被斯内普胳膊上那丑陋的标记吓坏了,接着他抬头望着邓布利多,小声说道:“我不知道你和你的人在玩什么把戏,邓布利多,但是我已经听够了。我不想再说什么。我明天再跟你联系,邓布利多,讨论这所学校的办学方式。我必须回魔法部去了。”
他刚走到门边又停住脚步,回过身来,大步走过房间,停在哈利床边。
“你赢得的奖金,”他简短地说,一边从口袋里掏出一大袋金币,扔在哈利的床头柜上,“一千个金加隆。本来应该有一个颁奖仪式的,但在目前这种情况下……”
他把圆顶高帽套在脑袋上,走出了房间,把门在身后重重关上了。他刚离开,邓布利多就转身望着哈利床边的一群人。
“有一些工作要做,”他说,“莫丽……如果我没有弄错的话,我是可以指望你和亚瑟的吧?”
“当然没问题。”韦斯莱夫人说。她脸色煞白,嘴唇也全无血色,但她的表情十分坚决。“我们了解福吉是个什么样的人。正因为亚瑟喜欢麻瓜,才阻碍了他这么些年在魔法部的发展。福吉认为亚局长缺乏一个巫师应有的尊严。”
“好吧,我需要送一封信给亚瑟,”邓布利多说,“对所有那些能够在我们的说服下认清局势的人,我们都必须立即通知到,亚瑟可以接触魔法部那些不像康奈利这样目光短浅的人。”
“我去找爸爸,”比尔说着,站了起来,“我现在就去。”
“太好了,”邓布利多说,“把所发生的事情告诉他。说我很快就会跟他直接联系。不过他必须谨慎行事。如果福吉认为我在插手魔法部——”
“没问题,交给我吧。”比尔说。
他伸手拍了拍哈利的肩膀,又吻了吻母亲的面颊,然后穿上斗篷,大步流星地走出了房间。

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