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第36章 決別 The Parting of the Ways(23)
日期:2023-05-17 14:09  点击:336

「セブルス」ダンブルドアがスネイプのほうを向いた。

「きみに何を頼まねばならぬのか、もうわかっておろう。もし、準備ができているなら……もし、やってくれるなら……」

「大丈夫です」スネイプはいつもより青ざめて見えた。冷たい暗い目が、不思議な光を放っていた。

「それでは、幸運を祈る」ダンブルドアはそう言うと、スネイプの後ろ姿を、微かすかに心配そうな色を浮かべて見送った。スネイプはシリウスのあとから、無言でさっと立ち去った。

ダンブルドアが再び口を聞いたのは、それから数分たってからだった。

「下に行かねばなるまい」ようやくダンブルドアが言った。「ディゴリー夫妻に会わなければのう。ハリー、残っている薬を飲むのじゃ。みんな、またあとでの」

ダンブルドアがいなくなると、ハリーはまたベッドに倒れ込んだ。ハーマイオニー、ロン、ウィーズリーおばさんが、みんなハリーを見ている。長い間、誰も口をきかなかった。

「残りのお薬を飲まないといけませんよ、ハリー」

ウィーズリーおばさんがやっと口を開いた。おばさんが、薬瓶くすりびんとゴブレットに手を伸ばしたとき、ベッド脇わきのテーブルに置いてあった金貨の袋に手が触ふれた。

「ゆっくりお休み。しばらくは何かほかのことを考えるのよ……賞金で何を買うかを考えなさいな!」

「金貨なんかいらない」抑よく揚ようのない声でハリーが言った。「あげます。誰でもほしい人にあげる。僕がもらっちゃいけなかったんだ。セドリックのものだったんだ」

迷めい路ろを出てからずっと、必死に抑えつけてきたものが、どっと溢あふれそうだった。鼻の奥がつんとして、目頭が熱くなった。ハリーは目を瞬しばたたいて天井を見つめた。

「あなたのせいじゃないわ、ハリー」ウィーズリーおばさんが囁ささやいた。

「僕と一いっ緒しょに優ゆう勝しょう杯はいを握ろうって、僕が言ったんだ」ハリーが言った。

熱い想いが喉のどまで下りてきた。ハリーは、ロンが目を逸そらしてくれればいいのにと思った。


“西弗勒斯,”邓布利多转向斯内普,说,“你知道我要吩咐你做什么。如果你没意见……如果你准备好了……”
“没问题。”斯内普说。
他的脸色显得比往常更苍白了,那双冷冰冰的黑眼睛闪烁着怪异的光。
“那么,祝你好运。”邓布利多说,他脸上带着一丝担忧,望着斯内普一言不发地尾随小天狼星而去。
又过了几分钟,邓布利多才开口说话。
“我必须到楼下去,”他最后说道,“我必须见见迪戈里夫妇。哈利——把剩下的药水都喝了。我过会儿再来看望你们大家。”
邓布利多离去了,哈利无力地倒在枕头上。赫敏、罗恩和韦斯莱夫人都望着他。良久没有人说话。
“你必须把剩下的药水都喝下去,哈利。”最后韦斯莱夫人说道。她伸手取药瓶和高脚杯时,轻轻推了推床头柜上的那袋金币。“踏踏实实地睡一觉。暂时想点儿别的事情……想想你准备用奖金买些什么!”
“我不要那些金币,”哈利淡淡地说,声音里毫无热情,“你拿去吧。谁都可以拿去。我不应该赢得它的。它应该属于塞德里克。”
这时,他离开迷宫后一直拼命压抑、拼命克制的情感,一下子全部袭上心头,使他不能自己。他感到眼睛里一阵火辣辣的刺痛。他使劲眨眨眼睛,瞪着上面的天花板。
“这不是你的错,哈利。”韦斯莱夫人轻声说。
“是我叫他和我一起去拿奖杯的。”哈利说。
现在那种火辣辣的感觉又到了他的喉咙里。他真希望罗恩把目光移开。

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