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第37章 始まり The Beginning(4)
日期:2023-05-17 14:18  点击:279

「大丈夫だいじょぶか?」ハグリッドがぶっきらぼうに聞いた。

「うん」ハリーが答えた。

「いや、大丈夫だいじょぶなはずはねえ」ハグリッドが言った。「そりゃ当然だ。しかし、じきに大丈夫だいじょぶになる」

ハリーは何も言わなかった。

「やつが戻ってくると、わかっとった」ハグリッドが言った。

ハリー、ロン、ハーマイオニーは、驚いてハグリッドを見上げた。

「何年も前めえからわかっとったんだ、ハリー。あいつはどこかにいた。時ときを待っとった。いずれこうなるはずだった。そんで、いま、こうなったんだ。俺おれたちゃ、それを受け止めるしかねえ。戦うんだ。あいつが大きな力を持つ前めえに食い止められるかもしれん。とにかく、それがダンブルドアの計画だ。偉大なお人だ、ダンブルドアは。俺おれたちにダンブルドアがいるかぎり、俺はあんまり心しん配ぺえしてねえ」

三人が信じられないという顔をしているので、ハグリッドはボサボサ眉まゆをピクピク上げた。

「くよくよ心配してもはじまらん」ハグリッドが言った。「来るもんは来る。来たときに受けて立ちゃええ。ダンブルドアが、おまえさんのやったことを話してくれたぞ、ハリー」

ハリーを見ながら、ハグリッドの胸が誇ほこらしげに膨ふくらんだ。

「おまえさんは、おまえの父さんと同じぐらい大したことをやってのけた。これ以上の褒ほめ言葉は、俺にはねえ」

ハリーはハグリッドにニッコリ微ほほ笑えみ返した。ここ何日かで初めての笑顔だった。

「ダンブルドアは、ハグリッドに何を頼んだの?」ハリーが聞いた。「ダンブルドアはマクゴナガル先生に、ハグリッドとマダム・マクシームに会いたいと伝えるようにって……あの晩」

「この夏にやる仕事をちょっくら頼まれた」ハグリッドが答えた。「だけんど、秘ひ密みつだ。しゃべっちゃなんねえ。おまえさんたちにでもだめだ。オリンペも――おまえさんたちにはマダム・マクシームだな――俺と一いっ緒しょに来るかもしれん。来ると思う。俺が説得できたと思う」

「ヴォルデモートと関係があるの?」

ハグリッドはその名前の響ひびきにたじろいだ。

「かもな」はぐらかした。

「さて……俺と一緒に、最後の一匹になったスクリュートを見にいきたい者もんはおるか? いや、冗談じょうだん――冗談だ!」

みんなの顔を見て、ハグリッドが慌あわててつけ加えた。


“你挺好吧?”他粗声粗气地问。
“挺好。”哈利说。
“不对,你不好,”海格说,“你肯定不好。不过你会好的。”
哈利什么也没说。
“我就知道他会回来的,”海格说,哈利、罗恩和赫敏都吃惊地抬头望着他,“这么些年我一直知道,哈利。我知道他在那里,等待时机。这件事肯定要发生。好了,现在它发生了,我们必须承认现实。我们要战斗。我们可以阻止他获得权力、称霸天下。那是邓布利多的计划。邓布利多,他真是个了不起的人啊。只要有他在,我就不怎么担心。”
看到他们三个人脸上怀疑的表情,海格扬起他乱蓬蓬的眉毛。
“坐着干着急是没有用的,”他说,“该来的总归会来,来了我们就接受它。哈利,邓布利多把你做的事情告诉了我。”
海格望着哈利,胸膛剧烈地起伏着。
“你父亲如果还活着,他也会这么做的,这就是我对你的最高赞扬。”
哈利也对海格报以微笑。这是他这些日子以来脸上第一次露出笑容。“邓布利多叫你做什么,海格?”他问,“那天晚上,他派麦格教授来请你和马克西姆夫人去见他。”
“给我这个夏天找点儿活干,”海格说,“不过,是保密的。我不能说,即使对你们也不能说。奥利姆——就是你们所说的马克西姆夫人——可能会和我一起干。我想她会的,看样子我已经把她说服了。”
“这与伏地魔有关系吗?”
海格听到这个名字,畏惧地向后缩了一下。
“大概吧,”他含糊其词地说,“好了……谁愿意跟我去看看最后一条炸尾螺?我在开玩笑——开玩笑!”看到他们脸上的神情,他又急忙加了一句。

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