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第2章 ふくろうのつぶて A Peck of Owls(13)_ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3336

「たくさんだ――くそ――ふくろうめ」バーノンおじさんは気を削そがれたようにブツブツ言うと、ドスドスと窓まど際ぎわまで行って、もう一度ピシャリと窓を閉めた。

ポッター殿

約二十二分前の当方からの手紙に引き続き、魔法省は、貴殿きでんの杖つえを破は壊かいする決定を直ただちに変へん更こうした。貴殿は、八月十二日に開かい廷ていされる懲ちょう戒かい尋じん問もんまで、杖を保ほ持じしてよろしい。公式決定は当日下されることになる。

ホグワーツ魔法魔術学校校長との話し合いの結果、魔法省は、貴殿の退学の件けんについても当日決定することに同意した。したがって、貴殿は、更さらなる尋問まで停てい学がく処しょ分ぶんであると理解されたし。

貴殿のご多幸たこうをお祈いのりいたします。

敬具けいぐ

魔法省

魔法不ふ適てき正せい使し用よう取とり締しまり局きょく

マファルダ・ホップカーク

ハリーは手紙を立て続けに三度読んだ。まだ完全には退学になっていないと知って、胸に支つかえていた惨みじめさが少し緩ゆるんだ。しかし、恐れが消え去ったわけではない。どうやら八月十二日の尋問にすべてがかかっている。

「それで」バーノンおじさんの声で、ハリーはいまの状況を思い出した。

「こんどは何だ 何か判はん決けつが出たか ところでおまえらに、死刑はあるのか」おじさんはいいことを思いついたとばかり言葉をつけ加えた。

「尋問に行かなきゃならない」ハリーが言った。

「そこでおまえの判決が出るのか」

「そうだと思う」

「それでは、まだ望みを捨すてずにおこう」バーノンおじさんは意地悪く言った。

「じゃ、もういいね」

ハリーは立ち上がった。独ひとりになりたくてたまらなかった。考えたい。それに、ロンやハーマイオニー、シリウスに手紙を送ったらどうだろう。

「だめだ、それでもういいはずがなかろう」バーノンおじさんが喚わめいた。「座るんだ」

「こんどは何なの」ハリーはイライラしていた。

「ダドリーだ」バーノンおじさんが吠ほえた。「息子に何が起こったのか、はっきり知りたい」

「いいとも」ハリーも叫さけんだ。腹が立って、手に持ったままの杖つえの先から、赤や金色の火花が散った。ダーズリー親子三人が、恐きょう怖ふの表情で後あと退ずさりした。


    “够了—— 粗鲁的—— 猫头鹰。”弗农姨父心烦意乱地说,噔噔噔地走到窗口,又把窗户重重地关上了。
    亲爱的波特先生,我们约二十二分钟前曾致函于你,之后魔法部改变了立即销毁你的魔杖的决定。你可以保留魔杖,直到8月12日受审的时候再做正式决定。
    经与霍格沃茨魔法学校校长商量,魔法部同意将开除你学籍的问题也留到那时再做决定。因此,你可以认为自己是暂时停学,等候进一步的调查。顺致问候。你忠实的马法尔达霍普柯克魔法部禁止滥用魔法司哈利飞快地将信连看了三遍。知道自己还没有肯定被开除,他心头那个令人难受的疙瘩总算解开了一点儿,但他的担心丝毫没有消除。似乎所有的事情都取决于8月12日的受审。
    “怎么了?”弗农姨父说,把哈利一下子拉回到了现实中,“现在又怎么啦?他们给你判决了没有?”他突然想起一个很有希望的念头,跟着问了这一句,“你们那类人有没有死刑啊?”
    “我要去受审。”哈利说。“他们在那儿给你判决?”“我想是吧。”“我不会放弃希望的。”弗农姨父满脸凶相地说。“好吧,如果完事了的话—— ”哈利说着站了起来。他迫不及待地想清静一会儿,好好想一想,也许还要给罗恩、赫敏或小天狼星写一封信呢。“ 没有, 事情还没有完!”弗农姨父吼道,“ 坐下去!”
    “还有什么?”哈利不耐烦地问。“达力!”弗农姨父咆哮着说,“我想知道我的儿子到底出了什么事!”“很好!”哈利大喊一声。他气坏了,手里仍然攥着的魔杖顶上冒出红色和金色的火星。德思礼一家三口纷纷后退,一副大惊失色的样子。

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11/28 17:40