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第3章 先発護衛隊 The Advance Guard(1)_ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3336
第3章 先発護衛隊 The Advance Guard
第3章 先発護衛隊 The Advance Guard

僕はさっき吸きゅう魂こん鬼きに襲おそわれた。それに、ホグワーツを退学させられるかもしれない。何が起こっているのか、いったい僕はいつここから出られるのか知りたい。

暗い寝しん室しつに戻るや否いなや、ハリーは同じ文面を三枚の羊よう皮ひ紙しに書いた。最初のはシリウス宛あて、二番目はロン、三番目はハーマイオニー宛だ。ハリーのふくろう、ヘドウィグは狩かりに出かけていて、机の上の鳥とり籠かごは空っぽだ。ハリーはヘドウィグの帰りを待ちながら、部屋を往いったり来たりした。目がちくちく痛むほど疲れてはいたが、頭がガンガンし、次々といろいろな思いが浮かんで眠れそうになかった。ダドリーを家まで背負ってきたので、背中が痛み、窓にぶつかったときとダドリーに殴なぐられたときの瘤こぶがズキズキ痛んだ。

歯は噛がみし、拳こぶしを握にぎり締しめ、部屋を往ったり来たりしながら、ハリーは怒りと焦しょう燥そう感かんで疲れ果てていた。窓まど際ぎわを通るたびに、何の姿も見えない星ばかりの夜空を、怒りを込めて見上げた。ハリーを始末しまつするのに吸きゅう魂こん鬼きが送られた。フィッグばあさんとマンダンガス・フレッチャーがこっそりハリーの跡あとを追つけていた。その上、ホグワーツの停てい学がく処しょ分ぶんに加えて魔法省での尋じん問もん――それなのに、まだ誰も何にも教えてくれない。

それに、あの「吼ほえメール」は何だ。いったい何だったんだ キッチン中に響ひびいた、あの恐ろしい、脅おどすような声は誰の声だったんだ

どうして僕は、何にも知らされずに閉じ込められたままなんだ どうしてみんなは僕のことを、聞き分けのない小こ僧ぞう扱あつかいするんだ

「これ以上魔法を使ってはいけない。家を離はなれるな……」

通りがかりざま、ハリーは学校のトランクを蹴け飛とばした。しかし、怒りが収まるどころか、かえって気が滅め入いった。体中が痛い上に、こんどは爪つま先さきの鋭するどい痛みまで加わった。


第3章 先遣警卫
    我刚才遭到摄魂怪的袭击,而且我可能会被霍格沃茨开除。我想知道发生了什么事,我什么时候才能离开这里。
    哈利走进黑暗的卧室,来到书桌前,立刻把这几句话抄在三张羊皮纸上。第一封信写给小天狼星,第二封信写给罗恩,第三封信写给赫敏。他的猫头鹰海德薇出去捕食了,空空的笼子放在桌上。哈利在卧室里踱来踱去,等着她回来。他脑袋嗡嗡作响,尽管累得眼睛又疼又涩,但思绪一片混乱,根本不可能睡觉。刚才把达力一路拖回家,现在后背疼得厉害;在这之前脑袋被窗户撞了一下,又挨了达力一拳,这时两个肿包一跳一跳地疼着。
    他踱过来踱过去,内心充满了火气和沮丧。他把牙齿咬得咯咯响,拳头捏得紧紧的,每次经过窗口,都把愤怒的目光投向外面群星闪烁的空荡荡的夜空。摄魂怪被派来抓他,费格太太和蒙顿格斯弗莱奇在偷偷跟踪他,然后又被霍格沃茨暂时停学,还要到魔法部去受审—— 而且仍然没有一个人告诉他到底出了什么事情。
    还有,那封吼叫信说的是什么意思?是谁的声音那么可怕,那么气势汹汹地在厨房里回荡?他为什么仍然被困在这里,得不到半点音讯?为什么每个人都像对待一个调皮捣蛋的孩子那样对待他?不要再施魔法,待在那所房子里……他走过上学用的箱子时,狠狠地踢了它一脚,可是非但没有缓解他愤怒的心情,反而更糟糕了,现在他不仅要忍受身上其他地方的疼痛,脚趾也感到钻心的疼。

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11/28 20:41