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第16章 ホッグズ・ヘッドで(4)_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3339

たしかにハーマイオニーの言うとおりだった。宿題はやっとのことで追いついている始末しまつだ。もっとも、アンブリッジの罰則ばっそくで毎晩まいばん時間を取られることがなくなったので、前よりはずっとよかった。ロンはハリーよりも宿題が遅おくれていた。ハリーもロンも週二回のクィディッチの練習がある上、ロンには監かん督とく生せいとしての任務にんむがあった。ハーマイオニーは二人のどちらよりもたくさんの授業を取っていたのに、宿題を全部すませていたし、しもべ妖精の洋服を編あむ時間まで作っていた。編み物の腕が上がったと、ハリーも認めざるをえなかった。いまでは、ほとんど全部、帽子ぼうしとソックスとの見分けがつくところまできていた。

ホグズミード行きの日は、明るい、風の強い朝で始まった。朝食のあと、行列してフィルチの前を通り、フィルチは、両親か保ほ護ご者しゃに村の訪問ほうもんを許可された生徒の長いリストと照らし合わせて、生徒をチェックした。シリウスがいなかったら、村に行くことさえできなかったことを思い出し、ハリーは胸がちくりと痛んだ。

ハリーがフィルチの前に来ると、怪しげな気配を嗅かぎ出そうとするかのように、フィルチがフンフンと鼻の穴を膨ふくらませた。それからこくっと頷うなずき、その拍ひょう子しにまた顎あごをわなわな震ふるわせはじめた。ハリーはそのまま石段を下り、外に出た。陽ひ射ざしは明るいが寒い日だった。

「あのさ――フィルチのやつ、どうして君のことフンフンしてたんだ」

校門に向かう広い馬車道を三人で元気よく歩きながら、ロンが聞いた。

「クソ爆弾ばくだんの臭いがするかどうか調べてたんだろう」ハリーはフフッと笑った。「言うの忘れてたけど……」

ハリーはシリウスに手紙を送ったこと、そのすぐあとでフィルチが飛び込んできて、手紙を見せろと迫せまったことを話して聞かせた。ハーマイオニーはその話に興きょう味みを持ち、しかもハリー自身よりずっと強い関心かんしんを示したのはちょっと驚おどろきだった。

「あなたがクソ爆弾を注文したと、誰かが告げ口したって、フィルチがそう言ったの でも、いったい誰が」

「さあ」ハリーは肩をすくめた。「マルフォイかな。おもしろいことになると思ったんだろ」

三人は羽の生はえたイノシシが載のっている高い石柱の間を通り、村に向かう道を左に折れた。風で髪かみが乱れ、バラバラと目に掛かかった。

「マルフォイ」ハーマイオニーが疑わしそうな顔をした。「うーん……そう……そうかもね……」

それからホグズミードのすぐ外に着くまで、ハーマイオニーは何かじっと考え込んでいた。


  她说得当然很对,哈利的家庭作业只是勉强能够按时完成,尽管现在不用每天晚上到乌姆里奇那里关禁闭了,他觉得轻松了不少。罗恩的功课落得比哈利还要多,因为他们俩都要参加每星期两次的魁地奇球训练,罗恩还要履行级长的职责。而赫敏呢,她选的科目比他们俩都多,却不仅做完了所有的家庭作业,还能找到时间给小精灵织衣服。哈利不得不承认她的手艺越来越好,现在几乎可以分得出哪些是帽子,哪些是袜子了。
  到霍格莫德村去的那天早晨,天气晴朗,但是有风。吃过早饭,他们在费尔奇面前排起了长队,他要对着那张长长的名单核对他们的名字,名单上列的是家长或监护人允许他们拜访霍格莫德村的同学。哈利突然揪心地想到,如果不是小天狼星,他根本就去不成。
  哈利走到费尔奇面前时,管理员使劲嗅了嗅鼻子,似乎想从哈利身上闻出什么东西的气味。然后他草草点了下头,下巴上的垂肉又颤抖起来,哈利继续往前走,来到石阶上,来到寒冷的阳光灿烂的户外。
  “嗯——费尔奇为什么使劲嗅你?”罗恩问,这时候,他、哈利和赫敏正迈着轻快的脚步,走在通往大门的宽阔车道上。
  “我猜他是想闻闻有没有大粪蛋的气味吧,”哈利轻声笑着说,“我忘记告诉你们了——”
  他把给小天狼星寄信、费尔奇几秒钟后冲进来要求看信的事原原本本地讲给他们听。使他微微感到吃惊的是,赫敏对这件事非常感兴趣,甚至比哈利自己还要感兴趣得多。
  “他说他得到情报,你在订购大粪蛋?那么是谁向他提供情报的呢?”
  “不知道,”哈利耸了耸肩膀说,“大概是马尔福吧,他会觉得这是一个笑柄。”他们从顶上立着带翼野猪的高高石柱之间穿过,向左拐到通往村子的路上,风把他们的头发吹得挡住了眼睛。
  “马尔福?”赫敏表示怀疑地说,“嗯——是啊——有可能——”然后,在快到霍格莫德村的一路上,她一直在沉思默想。

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08/28 05:50