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第17章 教育令第二十四号(2)_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3337

ハリーとロンは心配そうな顔の二年生たちの頭越しに告示こくじを読んだ。

「これ、ゴブストーン・クラブも閉鎖へいさってことなのかな」二年生の一人が友達に問いかけた。

「君たちのゴブストーンは大だい丈じょう夫ぶだと思うけど」ロンが暗い声で言うと、二年生がびっくりして飛び上がった。「僕たちのほうは、そうそうラッキーってわけにはいかないよな」二年生たちが慌あわてて立ち去ったあと、ロンがハリーに問いかけた。

ハリーはもう一度掲示けいじを読み返していた。土曜日以来のはち切れるような幸福感が消えてしまった。怒りで体中がドクンドクンと脈みゃく打っていた。

「偶然ぐうぜんなんかじゃない」ハリーが拳こぶしを握にぎり締しめながら言った。「あいつは知ってる」

「それはないよ」ロンがすぐさま言った。

「あのパブで聞いていた人間がいた。それに、当然って言えば当然だけど、あそこに集まった生徒の中で、いったい何人信用できるかわかったもんじゃない……誰だってアンブリッジに垂たれ込こめる……」

それなのに、僕は、みんなが僕を信用したなんて思っていた。みんなが僕を賞しょう賛さんしているなんて思っていたんだ……。

「ザカリアス・スミスだ」ロンが間髪かんはつを入れず叫さけび、拳こぶしで片方かたほうの手のひらにパンチを叩たたき込んだ。「いや――あのマイケル・コーナーのやつも、どうも目つきが怪あやしいと思ったんだ――」

「ハーマイオニーはもうこれを見たかな」ハリーは振り返って女じょ子し寮りょうのドアのほうを見た。

「知らせにいこう」ロンが跳はねるように飛び出してドアを開け、女子寮への螺ら旋せん階かい段だんを上りはじめた。

ロンが六段目に上ったときだった。大声で泣き叫ぶような、クラクションのような音がしたかと思うと、階段が溶とけて一本に繋つながり、ジェットコースターのような長いつるつるの石の滑すべり台になった。ロンは両腕を風かざ車ぐるまのように必死でぶん回し走り続けようとしたが、それもほんのわずかの間で、結局仰向あおむけに倒れ、できたての滑り台を滑り落ちて、仰向けのままハリーの足元で止まった。


  哈利和罗恩越过一些二年级学生的头顶读着告示,那几人显得有些担忧。
  “他们会关掉高布石俱乐部吗?”其中一个问他的朋友。
  “我想你们的高布石没事。”罗恩阴沉地说,把那二年级学生吓了一跳。
  “但我们可能不会那么幸运,你觉得呢?”他问哈利,二年级学生急忙走了。
  哈利重新读着告示,星期六以来满心的快乐消失了,他义愤填膺。
  “这不是巧合,”他攥着拳头说,“她知道了。”
  “不可能。”罗恩马上说。
  “酒吧里人多耳杂。正视事实吧,我们不知道在场的有多少人可以信任——任何人都可能跑去向乌姆里奇告密——而他还以为他们相信他,甚至钦佩他——”
  “扎卡赖斯·史密斯!”罗恩一拳砸在掌心里,“或是——我觉得那个迈克尔·科纳也有些鬼鬼祟祟的——”
  “不知道赫敏看了这个没有?”哈利扭头望望通往女生宿舍的门。
  “我们去告诉她。”罗恩说。
  他一个箭步跳过去,拉开门冲上了螺旋形的楼梯。
  他跑到第六级的时候出了事故。在一阵高音汽笛般的响声中,楼梯融化了,变成一条长长的、光溜溜的石滑梯。一刹那间,罗恩还想往前跑,胳膊像风车一样乱舞,然后他向后倒去,顺着新生成的滑梯倒栽下来,躺在哈利的脚下。

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08/28 00:28