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第17章 教育令第二十四号(12)_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3339

アンブリッジ先生はスネイプに背を向けてパンジー・パーキンソンに近づき、授業について質問をしはじめた。スネイプが振り向いてハリーを見た。一いっ瞬しゅん二人の目が合った。ハリーはすぐに自分の薬に目を落とした。いまや薬は汚らしく固まり、ゴムの焼やけるような強きょう烈れつな悪あく臭しゅうを放はなっていた。

「さて、またしても零点れいてんだ。ポッター」スネイプが憎々にくにくしげに言いながら、杖つえの一振ひとふりでハリーの大おお鍋なべを空からにした。「レポートを書いてくるのだ。この薬の正しい調ちょう合ごうと、いかにして、また何故なにゆえ失敗したのか、次の授業に提出したまえ。わかったか」

「はい」ハリーは煮にえくり返る思いで答えた。スネイプはもう別の宿題を出しているし、今夜はクィディッチの練習がある。あと数日は寝ね不ぶ足そくの夜が続くということだ。今け朝さあれほど幸せな気分で目が覚めたことが信じられない。いまは、こんな一日は早く終ればいいと激はげしく願うばかりだ。

「『占うらない学がく』をサボろうかな」昼食後、中庭で、ハリーはふて腐くされて言った。風がローブの裾すそや帽子ぼうしのつばに叩たたきつけるように吹いていた。「仮け病びょうを使って、その間にスネイプのレポートをやる。そうすれば、真夜中過ぎまで起きていなくてすむ」

「『占い学』をサボるのはだめよ」ハーマイオニーが厳きびしく言った。

「何言ってんだい。『占い学』を蹴けったのはどなたさんでしたかね トレローニーが大嫌いなくせに」ロンが憤慨ふんがいした。

「私は別に大嫌いなわけではありませんよ」ハーマイオニーがつんとして言った。「ただ、あの人は先生としてまったくなってないし、ほんとにインチキ婆ばあさんだと思うだけです。でも、ハリーはさっき『魔ま法ほう史し』も抜かしてるし、今日はもうほかの授業を抜かしてはいけないと思います」

まさに正論せいろんだった。とても無む視しできない。そこで、三十分後、ハリーは暑苦あつくるしい、むんむん香かおりのする「占うらない学がく」の教室に座り、むかっ腹を立てていた。トレローニー先生はまたしても「夢のお告げ」の本を配っていた。こんなところに座って、でっち上げの夢の意味を解とき明かす努力をしているより、スネイプの罰則ばっそくレポートを書いているほうがずっと有益ゆうえきなのに、とハリーは思った。

しかし、「占い学」のクラスで癇かん癪しゃくを起こしているのは、ハリーだけではなかった。トレローニー先生が「お告げ」の本を一冊いっさつ、ハリーとロンのいるテーブルに叩たたきつけ、唇くちびるをぎゅっと結んで通り過ぎた。次の一冊はシェーマスとディーンに放ほうり投げ、危あやうくシェーマスの頭にぶつかりそうになった。最後の一冊はネビルの胸にぐいと押しつけ、あまりの勢いに、ネビルは座っていたクッションから滑すべり落ちた。


  她转身走开,踱到潘西·帕金森身边,开始向她询问课程情况。斯内普回头看看哈利,两人视线短暂相交,哈利急忙垂下眼看他的药水,它现在已经凝结成污浊不堪的一体,发出一股冲鼻的橡胶烧糊了的气味。
  “又是零分,波特。”斯内普恶狠狠地说,魔杖一挥清空了哈利的坩埚,”你给我写一篇这种药剂正确配制的文章,注明你错在哪儿,为什么错,下节课交上来,听懂了吗?”
  “听懂了。”哈利愤怒地说。斯内普已经给他们布置了作业,他今晚还有魁地奇球训练,这意味着又得熬两个通宵。简直不能相信他今天早上醒来感觉还非常快乐呢,他现在只盼着这一天赶快结束。
  “我也许要逃占卜课了,”午饭后他们又站在院子里时,他沮丧地说,风掀着袍摆和帽檐,“装病赶写斯内普的文章,免得熬夜——”
  “你不能逃占卜课。”赫敏正色说。
  “听听谁在说话,你自己走出了占卜课的课堂,你恨特里劳妮!”罗恩打抱不平。
  “我不恨她,”赫敏高傲地说,“我只觉得她是个可怕的老师,一个真正的老骗子——但哈利已经少上了魔法史课,我觉得他今天不应该再缺课了!”
  这话中的实情不容忽视,所以半小时后,哈利坐到了占卜课那热烘烘、散发着一股香水味的课堂上,生着所有人的气。特里劳妮教授又在发《解梦指南》的课本,写斯内普罚做的文章肯定比坐在这里琢磨一堆编造的梦好得多。
  然而,他不是占卜课上惟一一个没好气的人。特里劳妮把一本《解梦指南》扔在哈利和罗恩的桌子上,嘟着嘴大步走开,把下一本《解梦指南》朝西莫和迪安扔去,差点砸到了西莫的脑袋,又把最后一本塞到纳威胸前,推得他从凳子上滑了下去。

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08/27 22:18