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第17章 教育令第二十四号(15)_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3336

「クィディッチの練習はなし」その夜、ハリー、ロン、ハーマイオニーが夕食のあとで談だん話わ室しつに戻ると、アンジェリーナが虚うつろな声で言った。

「僕、癇かん癪しゃくを起こさなかったのに」ハリーが驚きょう愕がくした。「僕、あいつに何にも言わなかったよ、アンジェリーナ。嘘うそじゃない、僕――」

「わかってる。わかってるわよ」アンジェリーナが萎しおれ切って言った。「先生は、少し考える時間が必要だって言っただけ」

「考えるって、何を」ロンが怒った。「スリザリンには許可したくせに、どうして僕たちはだめなんだ」

しかし、ハリーには想像がついた。アンブリッジは、グリフィンドールのクィディッチ・チームをつぶすという脅おどしをちらつかせて楽しんでいる。その武器をそうたやすく手放てばなしはしないと容易よういに想像できる。

「まあね」ハーマイオニーが言った。「明るい面もあるわよ――少なくとも、あなた、これでスネイプのレポートを書く時間ができたじゃない」

「それが明るい面だって」ハリーが噛かみついた。ロンは、よく言うよという顔でハーマイオニーを見つめた。「クィディッチの練習がない上に、魔法薬の宿題のおまけまでついて」

ハリーはカバンからしぶしぶ魔法薬のレポートを引っ張り出し、椅子にドサッと座って宿題に取りかかった。シリウスが暖炉だんろに現れるのはずっとあとだとわかっていても、宿題に集中するのはとても難しかった。数分ごとに、もしかしてと暖炉の火に目が行くのをどうしようもなかった。それに、談だん話わ室しつはとてつもなくやかましかった。フレッドとジョージがついに「ずる休みスナックボックス」の一つを完成させたらしい。二人で交互こうごにデモをやり、見物人をワーッと沸わかせて、やんやの喝采かっさいを浴あびていた。

最初にフレッドが、砂さ糖とう菓が子しのようなもののオレンジ色の端を噛かみ、前に置いたバケツに派は手でにゲーゲー吐はく。それから同じ菓子の紫むらさき色いろの端を無理やり飲み込むと、たちまち嘔吐おうとが止まる。リー・ジョーダンがデモの助手を務つとめていて、吐いた汚物おぶつをときどきのらりくらりと『消しょう失しつ』させていた。スネイプがハリーの魔法薬を消し去ったのと同じ呪じゅ文もんだ。

吐く音やら歓声かんせいやらが絶え間なく続き、フレッドとジョージがみんなから予約を取る声も聞こえる中で、「強きょう化か薬やく」の正しい調ちょう合ごうに集中するなどとてもできたものではない。歓声とフレッド、ジョージのゲーゲーがバケツの底に当たる音だけでも十分邪魔じゃまなのに、その上ハーマイオニーのやることも足たしにならない。許せないとばかりに、ハーマイオニーがときどきフンと大きく鼻を鳴らすのは、かえって迷惑めいわくだった。


  “没有魁地奇球训练了。”晚饭后哈利、罗恩和赫敏走进公共休息室时,安吉利娜声音空洞地说。
  “可是我很克制!”哈利说,显得十分震惊,“我没对她说什么,安吉利娜,我发誓——”
  “我知道,我知道,”安吉利娜痛苦地说,“她只说她还要考虑考虑。”
  “考虑什么?”罗恩愤然说道,“她批准了斯莱特林,凭什么不批准我们?”
  但哈利能想象出来乌姆里奇多么喜欢把格兰芬多魁地奇球队作为悬在他们头上的威胁,她当然不愿意过早放弃这个武器。
  “算啦,”赫敏说,“往好的方面想吧——至少你有时间写斯内普的文章了!”
  “这是好的方面?”哈利抢白道,罗恩难以置信地望着赫敏,“没有魁地奇球训练,魔药课又罚作业!”
  哈利跌坐到椅子上,不情愿地从书包里抽出魔药课的论文开始写作。
  很难集中思想,尽管他知道小天狼星在火中现身还早,但还是忍不住过几分钟就朝火里看看。屋子里吵得要命:弗雷德和乔治好像终于完善了一种速效逃课糖,正在向起哄喝彩的人群演示。
  弗雷德先咬橘黄色的一头,马上大口呕吐起来,吐进摆在他面前的桶里,然后又强咽下紫色的一头,呕吐立刻停止。每过一阵,李·乔丹便懒洋洋地清空呕吐物,用的是斯内普常对哈利的药水使用的消失咒。
  呕吐声、喝彩声,人们纷纷向弗雷德和乔治订货,哈利简直没法集中思想写增强剂的正确配方。赫敏也不帮忙,欢呼声和呕吐物落到桶底的声音问夹杂着赫敏不满的冷笑,哈利觉得这更让人分神。

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08/27 20:18