「さて……わたくしの考えでは、この二人が以後二度とクィディッチをしないよう禁止しなければなりませんわ」アンブリッジはハリーを、ジョージを、そしてまたハリーを見た。
ハリーは、手の中でスニッチが狂ったようにバタバタするのを感じた。
「禁止」ハリーは自分の声が遠くから聞こえてくるような気がした。「クィディッチを……以後二度と」
「そうよ、ミスター・ポッター。終しゅう身しん禁止なら、身に滲しみるでしょうね」
アンブリッジのにっこりが、ハリーが理解に苦しんでいるのを見て、ますます広がった。
「あなたと、それから、ここにいるミスター・ウィーズリーもです。それに、安全を期すため、このお若い双子ふたごのもう一人も禁止するべきですわ――チームのほかの選手が押さえていなかったら、きっと、もうお一人もミスター・マルフォイ坊ちゃんを攻撃こうげきしていたに違いありません。この人たちの箒ほうきも当然没ぼっ収しゅうです。わたくしの禁きん止し令れいに決して違反いはんしないよう、わたくしの部屋に安全に保管ほかんしましょう。でも、マクゴナガル先生、わたくしはわからず屋ではありませんよ」
アンブリッジ先生がマクゴナガル先生のほうに向き直った。マクゴナガル先生は、いまや、氷の彫ちょう像ぞうのように不動の姿勢でアンブリッジ先生を見つめていた。
「ほかの選手はクィディッチを続けてよろしい。ほかの生徒には別に暴ぼう力りょく的てきな兆ちょう候こうは見られませんからね。では……ごきげんよう」
そして、アンブリッジは、すっかり満足した様子で部屋を出て行った。あとに残されたのは、絶句ぜっくした三人の沈ちん黙もくだった。
“所以——我想我不得不禁止这两人再打魁地奇球。”她的目光在哈利和乔治之间来回移动。
哈利感到飞贼在他手中疯狂地挣扎。
“禁止我们?”他的声音遥远得奇怪,“再——打球?”
“不错,波特先生,我想终身禁赛比较合适,”乌姆里奇说,看到他艰难地试图理解她的话,她笑得更开心了,“你和韦斯莱先生。我想,为了安全起见,这位小伙子的双胞胎兄弟也应被禁止——如果他的队友没有拦住他的话,我相信他也会袭击马尔福先生的。我要没收他们的飞天扫帚,把它们安全地保管在我的办公室里,以确保没人违反我的禁令。但我并非不讲情理,麦格教授,”她转身对像冰雕一般瞪着她的麦格教授说,“其他队员可以继续打球,我没看到他们有暴力倾向。好了——祝你们下午好。”
乌姆里奇带着极度满足的神气走了出去,留下一片恐怖的沉寂。