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第31章 ふ・く・ろ・う O.W.L.s(9)_ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3336

「まあ、それほど大変じゃなかったわよね」

二時間後、玄関ホールで、試験問題用紙をしっかり握にぎったまま、ハーマイオニーが不安そうに言った。

「『元気の出る呪じゅ文もん』を十分に答えたかどうか自信がないわ。時間が足りなくなっちゃって。しゃっくりを止める反対呪文を書いた 私、判断がつかなくて。書きすぎるような気がしたし――それと23番の問題は――」

「ハーマイオニー」ロンが厳きびしい声で言った。「もうこのことは了りょう解かいずみのはずだ……終った試験をいちいち復ふく習しゅうするなよ。本番だけでたくさんだ」

五年生は他の生徒たちと一いっ緒しょに昼食をとった昼食時には四つの寮りょうのテーブルがまた戻っていた。それから、ぞろぞろと大広間の脇わきにある小部屋に移動し、実技試験に呼ばれるのを待った。名めい簿ぼ順じゅんに何人かずつ名前が呼ばれ、残った生徒はブツブツ呪文を唱となえたり、杖つえの動きを練習したり、ときどき間違えて互いに背中や目を突いたりしていた。

ハーマイオニーの名前が呼ばれた。一いっ緒しょに呼ばれたアンソニー・ゴールドスタイン、グレゴリー・ゴイル、ダフネ・グリーングラスとともに、ハーマイオニーは震ふるえながら小部屋を出て行った。テストのすんだ生徒は部屋に戻らなかったので、ハリーもロンも、ハーマイオニーの試験がどうだったかわからなかった。

「大だい丈じょう夫ぶだよ。『呪文学』のテストで一度百十二点も取ったこと、憶おぼえてるか」

ロンが言った。

十分後、フリットウィック先生が呼んだ。「パーキンソン、パンジー――パチル、パドマ――パチル、パーバティ――ポッター、ハリー」

「がんばれよ」ロンが小声で声援せいえんした。ハリーは手が震えるほど固く杖を握にぎり締しめて、大広間に入った。

「トフティ教きょう授じゅのところが空あいているよ、ポッター」

扉とびらのすぐ内側に立っていたフリットウィック先生が、キーキー声で言った。先生の指差した奥の隅すみに小さいテーブルがあり、見たところ一番年老いて一番禿はげた試し験けん官かんが座っていた。少し離はなれたところにマーチバンクス教授がいて、ドラコ・マルフォイのテストを半分ほど終えたところらしい。

「ポッター、だね」

ハリーが近づくと、トフティ教授はメモを見ながら、鼻メガネ越しにハリーの様子を窺うかがった。

「有名なポッターかね」

ハリーは、マルフォイが嘲あざけるような目つきで見るのを、目の端からはっきり見た。マルフォイの浮上させていたワイングラスが、床に落ちて砕くだけた。ハリーはつい、にやりとした。トフティ教授が、励はげますようににっこり笑い返した。


    “嗯,还不是很糟吧?”两个小时后,赫敏在门厅里不安地问道,手里还紧紧地抓着试卷,“我拿不准自己是不是把快乐咒都答出来了,时间刚好用完。你们写出打嗝的破解咒了吗?我不知道该不该写上去,我好像写得太多了—— 还有第二十三个问题—— ”
    “赫敏,”罗恩口气强硬地说,“这场考试已经结束了……我们不想每回都重来一遍,考一次就够受的了。”
    五年级学生和学校里的其他学生一起吃午饭(在午饭时间里,四张学院桌子又出现了),然后他们成群结队地进入了礼堂旁边的小房间,等候被叫去参加实践考试。一小群一小群的学生按照字母顺序进入考场,留下来的人还在咕哝着咒语,练习着挥动瘫杖的动作,有时会一不小心戳到别人的后背或者眼睛。
    赫敏的名字被喊到了。她哆嗦着,跟安东尼戈德斯坦、格雷戈里、高尔和达芙尼格林格拉斯一起离开了。已经考完的学生没有再回来,所以哈利和罗恩不知道赫敏考得怎么样。
    “她一定考得不错,你还记得吗,有一次魔咒测验,她得了一百二十分?”罗恩说。
    十分钟后,弗立维教授喊道:“潘西帕金森—— 帕德玛·佩蒂尔—— 帕瓦蒂·佩蒂尔—— 哈利·波特。”
    “祝你好运。”罗恩轻轻地说。哈利走进礼堂,紧紧地攥着魔杖,手在发抖。
    “托福迪教授有空,波特。”站在门口的弗立维教授尖声说。他给哈利指了指一位看上去年纪最大、头发最少的主考官,那个人正坐在远处角落里的一张小桌子后面。在他近旁,玛奇班教授给德拉科马尔福的考试已经进行了一半。
    “是波特吗?”托福迪教授说,他查看了一下自己的记录,然后从夹鼻眼镜上方盯着面前的哈利,“大名鼎鼎的波特?”
    哈利从眼角的余光中清楚地看到,马尔福狠狠地瞪了他一眼;被马尔福悬浮在空中的玻璃酒杯掉在地板上摔了个粉碎。哈利忍不住咧嘴笑了起来,托福迪教授也朝哈利笑了笑以示鼓励。

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