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第31章 ふ・く・ろ・う O.W.L.s(11)_ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3338

金曜日、ハーマイオニーは「古代ルーン語」の試験だったが、ハリーとロンは一日休みだった。週末に時間がたっぷりあるので勉強はひと休みと、二人は決めた。開あけ放はなした窓のそばで伸びをしたり欠伸あくびしたりしながら、二人はチェスに興きょうじた。窓から暖かな初夏の風が流れ込んできた。森の端はたで授業をしているハグリッドの姿が遠くに見えた。ハリーは、どんな生き物を観察かんさつしているのだろうと想像した――一角獣ユニコーンに違いない。男の子が少し後ろに下がっているようだから。――そのとき、肖しょう像ぞう画がの入口が開いて、ハーマイオニーがよじ登ってきた。ひどく機嫌きげんが悪そうだ。

「ルーン語はどうだった」ロンがウーンと伸びをしながら、欠伸交まじりで聞いた。

「一つ訳やくし間違えたわ」ハーマイオニーが腹立たしげに言った。「エーフワズは協きょう同どうっていう意味で防ぼう衛えいじゃないのに。私、アイフワズと勘違かんちがいしたの」

「ああ、そう」ロンは面めん倒どう臭くさそうに言った。「たった一ヵ所の間違いだろ それなら、まだ君は――」

「そんなこと言わないで」ハーマイオニーが怒ったように言った。「たった一つの間違いが合格ごうかく不合格の分かれ目になるかもしれないのよ。それに、誰かがアンブリッジの部屋にまたニフラーを入れたわ。あの新しいドアからどうやって入れたのかしらね。とにかく、私、いまそこを通ってきたら、アンブリッジがものすごい剣幕けんまくで叫さけんでた――どうやら、ニフラーがアンブリッジの足をパックリ食いちぎろうとしたみたい――」

「いいじゃん」ハリーとロンが同時に言った。

「よくないの」ハーマイオニーが熱くなった。「アンブリッジはハグリッドがやったと思うわ。憶おぼえてる ハグリッドがクビになってほしくないでしょ」

「ハグリッドはいま授業中。ハグリッドのせいにはできないよ」ハリーが窓の外を顎あごでしゃくった。

「まあ、ハリーったら、ときどきとってもお人好ひとよしね。アンブリッジが証しょう拠この挙あがるのを待つとでも思うの」そう言うなり、ハーマイオニーはカンカンに怒ったままでいることに決めたらしく、さっさと女じょ子し寮りょうのほうに歩いて行き、ドアをバタンと閉めた。

「愛らしくてやさしい性格の女の子だよな」

クイーンを前進させてハリーのナイトを叩たたきのめしながら、ロンが小声で言った。

ハーマイオニーの険悪けんあくムードはほとんど週末中続いたが、土、日の大部分を月曜の「魔ま法ほう薬やく学がく」の試験準備に追われていたハリーとロンにとって、無む視しするのはたやすかった。ハリーが一番受けたくない試験――それに、この試験が「闇やみ祓ばらい」の野望やぼうから転落するきっかけになることは間違いないとハリーは思った。案あんの定じょう、筆ひっ記き試し験けんは難しかった。ただ、ポリジュース薬の問題は満点が取れたのではないかと思った。二年生のとき、禁を破って飲んだので、その効果こうかは正確に記き述じゅつできた。


    星期五,赫敏去参加古代魔文笔试,而哈利和罗恩休息了一整天,因为接下来还有整个周末的时间,所以他们让自己暂时中断了一下复习。他们在敞开的窗户前伸着懒腰打着哈欠,当他们玩巫师棋的时候,夏日和煦的微风从窗口吹了进来。哈利看到海格正在远处的禁林边缘给一个班上课。他想猜猜看他们正在研究什么动物—— 他觉得那一定是独角兽,因为男生们好像站得靠后一些—— 肖像洞口打开后,赫敏爬了进来,看上去心情很不好。
    “魔文考得怎么样?”罗恩打着哈欠伸着懒腰问。“我把ehwaz翻译错了,”赫敏气呼呼地说,“这是合作的意思,不是防御;我把它跟eihwaz搞混了。”
    “哦,”罗恩懒洋洋地说,“就出了这么一个错误,对吗,你还有—— ”
    “得了,闭嘴吧!”赫敏生气地说,“一个错误就可能决定及格还是不及格。还有,有人又把一只嗅嗅放进乌姆里奇的办公室了。我不知道他们是怎么让它通过那扇新门的,但是我刚才路过那里的时候,乌姆里奇正拼命地尖叫,听上去,嗅嗅是想从她腿上咬下一大块来—— ”
    “太好了。”哈利和罗恩异口同声地说。
    “一点儿也不好!”赫敏激烈地说,“她认为是海格干的,记得吗?我们不想让海格被赶走!”
    “他正在给学生们上课呢;乌姆里奇没理由赖到他头上。”哈利指着窗户外面说。
    “唉,你有时候也太天真了,哈利。你真以为乌姆里奇会等着拿到证据吗?”赫敏说,她就好像非要发脾气似的,快速走向女生宿舍,砰的一声关上了身后的门。
    “真是个可爱、温柔的女孩啊。”罗恩轻轻地说着,把他的王后推到前面去痛打哈利的骑士。
    几乎整个周末,赫敏的心情一直都不好,可哈利和罗恩发现,不用费什么劲就能不去理睬赫敏的坏脾气,因为他们星期六和星期天的大部分时间都在复习魔药学,为星期一的考试做准备。哈利最不想考的就是这一门—— 他深信这场考试会毁掉自己成为傲罗的梦想。不出所料,他发现笔试很难,不过他认为自己在复方汤剂的问题上可能会得到满分;他曾在上二年级的时候违反校规服用过它,所以能准确地描述它的效果。

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11/29 13:51