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第31章 ふ・く・ろ・う O.W.L.s(13)_ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3336

水曜の午前中、「天てん文もん学がく」の筆記ひっき試験は十分なできだった。木星の衛星えいせいの名前を全部正しく書いたかどうかは自信がなかったが、少なくともどの衛星にも小ネズミは棲すんでいないという確信かくしんがあった。実技試験は夜まで待たなければならなかったので、午後はその代わりに「占うらない学」だった。

「占い学」に対するハリーの期待はもともと低かったが、それにしても結果は惨憺さんたんたるものだった。水すい晶しょう玉だまは頑がんとして何も見せてくれず、机の上で絵が動くのを見る努力をしたほうがまだましだと思った。「茶の葉占い」では完全に頭に血が上り、マーチバンクス教きょう授じゅはまもなく丸くて黒いびしょ濡ぬれの見知らぬ者と出会うことになると予言した。大失敗の極きわめつきは、「手て相そう学がく」で生命線と知能線を取り違え、マーチバンクス教授は先週の火曜日に死んでいたはずだと告げたことだった。

「まあな、こいつは落第らくだいすることになってたんだよ」

大だい理り石せきの階段を上りながら、ロンががっくりして言った。ロンの打ち明け話で、ハリーは少し気分が軽くなっていた。ロンは水すい晶しょう玉だまに鼻に疣いぼがある醜みにくい男が見えると、試し験けん官かんに詳くわしく描びょう写しゃしてみせたらしい。目を上げてみれば、玉に映うつった試験官本人の顔を説明していたことに気づいたと言うのだ。

「こんなバカげた学科はそもそも最初から取るべきじゃなかったんだ」ハリーが言った。

「でも、これでもうやめられるぞ」ロンが言った。

「ああ、木星と天てん王のう星せいが親しくなりすぎたらどうなるかと心配するふりはもうやめだ」ハリーが言った。

「それに、これからは、茶の葉が『死ね、ロン、死ね』なんて書いたって気にするもんか――しかるべき場所、つまりゴミ箱に捨すててやる」

ハリーが笑った。そのとき後ろからハーマイオニーが走ってきて二人に追いついた。癇かんに障さわるのはまずいと、ハリーはすぐに笑いを止めた。

「ねえ、『数かず占うらない』はうまくいったと思うわ」ハリーとロンはほっとため息をついた。「じゃ、夕食の前に、急いで星せい座ざ図ずを見直す時間があるわね……」


    星期三上午的天文学理论考试非常顺利。哈利认为自己并没有把木星所有卫星的名字都写对,但他至少确信那些卫星上面都没有老鼠居住。他们必须等到晚上才能进行天文学实践考试,所以下午就改为占卜考试了。
    即使用哈利对占卜学的那种低标准来衡量,他也算得上考得非常糟糕了。让他在一片空白的水晶球里看活动的影像倒不如让他在桌面上看电影;他在读茶叶时脑子里一片空白,在他看来,这些茶叶好像预示着玛奇班教授将很快见到一个肥胖、缺乏教养和无知的陌生人,而且他还弄混了玛奇班教授手掌上的生命线和智慧线,说她上个星期二就应该死了,以此给自己的惨败画上了个圆满的句号。
    “唉,这一门我们总是不及格。”当他们走下大理石楼梯时,罗恩沮丧地说。刚才他让哈利的心情好转了一些,他对哈利说,他在考试的时候详细地告诉主考官,水晶球里有一个鼻子上长了个肉瘤的丑陋男人,可等他抬眼一看,才明白过来自己是在描述水晶球里主考官的倒影。
    “我们当初就不该选这门愚蠢的科目。”哈利说。
    “不管怎样,至少我们现在可以放弃它了。”
    “是啊,”哈利说,“我们再用不着假装关心木星和天王星太靠近时会发生什么事情了。”
    “而且从今往后,我再也不会关心我的茶叶是否意味着死亡,罗恩,死亡—— 我只会把它们倒进垃圾箱,那才是它们应该去的地方。”
    哈利笑起来,这时赫敏从他们身后跑了上来。他马上收起笑容,以免惹得她生气。
    “嗯,我觉得算术占卜考得很顺利,”她说,哈利和罗恩都松了口气,“晚饭前刚好够时间快速查看一下我们的星象图,然后……”

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