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第37章 失われた予言 The Lost Prophecy(8)_ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3337

「それからきみは、ルックウッドの姿を見た。逮捕たいほされる前は神秘部に勤めていたあの男が、我々にとっては前からわかっていたあることをヴォルデモートに教えた――神秘部にある予言は厳げん重じゅうに護まもられており、予言にかかわる者だけが、棚たなから予言を取り上げても正しょう気きを失うことはない――とな。この場合は、ヴォルデモート自身が魔法省に侵しん入にゅうし、ついに姿を現すという危き険けんを冒おかすか、または、きみがあやつの代わりに予言を取らなければならないじゃろう。きみが『閉心術』を習しゅう得とくすることがますます焦しょう眉びの急となったのじゃ」

「でも、僕、習得しませんでした」ハリーが呟つぶやいた。罪ざい悪あく感かんの重荷を軽くしようと、口に出して言ってみた。告白こくはくすることで、心を締しめつけるこの辛つらい圧あっ迫ぱく感かんがきっと軽くなるはずだ。「僕、練習しませんでした。どうでもよかったんです。あんな夢を見ることをやめられたかもしれないのに。ハーマイオニーが練習しろって僕に言い続けたのに。練習していれば、あいつは僕にどこへ行けなんて指図できなかったのに。そしたら――シリウスは――シリウスは――」

ハリーの頭の中で何かが弾はじけた。自分を正当化し、説明したいという何かが――。

「僕、あいつが本当にシリウスを捕つかまえたのかどうか調べようとしたんだ。アンブリッジの部屋に行って、暖炉だんろからクリーチャーに話した。そしたら、クリーチャーが、シリウスはいない、出かけたって言った」

「クリーチャーが嘘うそをついたのじゃ」ダンブルドアが落ち着いて言った。「きみは主人ではないから、クリーチャーは嘘をついても自分を罰ばっする必要さえない。クリーチャーはきみを魔法省に行かせるつもりだった」

「あいつが――わざわざ僕を行かせた」

「そうじゃとも。クリーチャーは、残念ながら、もう何ヵ月も二君にくんに仕つかえておったのじゃ」

「そんなことが」ハリーは呆然ぼうぜんとした。「グリモールド・プレイスから何年も出ていなかったのに」

「クリスマスの少し前に、クリーチャーはチャンスをつかんだのじゃ」ダンブルドアが言った。「シリウスが、クリーチャーに『出ていけ』と叫さけんだらしいが、そのときじゃ。クリーチャーはそれを言葉どおり受け取り、屋敷やしきを出て行けという命令だと解かい釈しゃくした。クリーチャーは、ブラック家の中で、まだ自分が少しでも尊敬そんけいできる人物のところに行った……ブラックの従妹いとこのナルシッサ、ベラトリックスの妹、ルシウス・マルフォイの妻じゃ」


    “接着,你看到了被捕前在神秘事务司工作的卢克伍德,看到他正在告诉伏地魔我们早就知道的事情—— 那就是预言球存放在魔法部里,被重重保护起来了,只有预言涉及到的人才可以把它们从架子上取下来,而不会受到痛苦的折磨。正是因为这样,要么是伏地魔冒着最终暴露的危险自己到魔法部去—— 要么就是由你来为他做这件事。所以掌握大脑封闭术成了你的当务之急。”
    “但是,我没有掌握。”哈利嘟哝着。他声音很大,想用这种办法缓解内心沉重的罪恶感:坦白地说出来一定可以减轻一些堆积在心头的可怕压力。“我没有练习,我没有放在心上,我是能够不让自己总做这个梦的,赫敏也一直提醒我。如果我做到了,他就无法告诉我该去哪儿,还有—— 小天狼星也就不会—— 小天狼星也就不会—— ”
    哈利的脑子里有什么东西迸发了:他需要证明自己,他需要解释—— “我设法去调查他是否真的抓住了小天狼星,我去了乌姆里奇的办公室,我在炉火里问克利切,他说小天狼星不在,说他已经走了!”
    “克利切在说谎。”邓布利多平静地说,“你不是他的主人,他欺骗你不用惩罚自己。克利切故意要你去魔法部。”
    “他—— 他是故意这样做的?”
    “哦,是的。恐怕克利切这几个月来一直是一仆二主。”
    “怎么会呢?”哈利茫然地说,“他这么多年一直没离开过格里莫广场。”
    “就在圣诞节前夕,克利切抓住了一个短暂的机会。”邓布利多说,“小天狼星对他大喊‘滚出去’的时候,他逮住了这句话,把它曲解为是离开那座房子的命令。他去了布莱克的堂姐纳西莎那里,她是贝拉特里克斯的妹妹,也就是卢修斯马尔福的妻子。纳西莎是唯一能让他有些敬意的布莱克家族成员……”

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