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第37章 失われた予言 The Lost Prophecy(14)_ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3337

「ええ、そうです」ハリーが低い声で言った。「でも――おばさんより、おじさんのほうがそうでした。おじさんは僕を追い出したがった。でもおばさんに『吼えメール』が届いて――おばさんは僕に家にいろって」

ハリーはしばらく床を見つめていたが、やがて言った。「でも、それと……どういう関係が――」

ハリーはシリウスの名を口にすることができなかった。

「そして五年前」ダンブルドアは話が中断されなかったかのように語り続けた。「きみがホグワーツにやって来た。幸福で、丸々とした子であってほしいというわしの願いどおりの姿ではなかったかもしれぬが、それでも健康で、生きていた。ちやほやされた王子様ではなく、あのような状況の中でわしが望みうるかぎりの、まともな男の子だった。そこまでは、わしの計画はうまくいっていたのじゃ」

「ところが……まあ、ホグワーツでの最初の年の事件のことは、きみもわしと同様、よく憶おぼえておろう。きみは向かってきた挑ちょう戦せんを、見事に受けて立った。しかも、あんなに早く――わしが予想していたよりずっと早い時期に、きみはヴォルデモートと真正面から対決した。きみは再び生き残った。そればかりではない。きみは、あやつが復活して全能力を持つのを遅おくらせたのじゃ。きみは立派な男として戦った。わしは……誇ほこらしかった。口では言えないほど、きみが誇らしかった」

「しかし、わしのこの見事な計画には欠陥けっかんがあった」ダンブルドアが続けた。「明らかな弱点じゃ。それが計画全体を台無だいなしにしてしまうかもしれないと、そのときすでにわしにはわかっていた。それでも、この計画を成功させることがいかに重要かを思うにつけ、わしは、この欠陥が計画を台無しにすることなど許しはせぬと、自みずからに言い聞かせたのじゃ。わしだけが問題を防ふせぐことができるのじゃから、わしだけが強くあらねばならぬと。そして、わしにとって最初の試練しれんがやって来た。きみがヴォルデモートとの戦いに弱り果て、医い務む室しつで横になっていたときのことじゃ」

「先生のおっしゃっていることがわかりません」ハリーが言った。

「憶おぼえておらぬか 医務室で横たわり、きみはこう聞いた。赤子あかごだったきみを『そもそもヴォルデモートはなんで殺したかったのでしょう』とな」

ハリーが頷うなずいた。

「わしはそのときに話して聞かせるべきじゃったか」

ハリーはブルーの瞳ひとみをじっと覗のぞき込こんだが、何も言わなかった。心臓が早鐘はやがねを打ちはじめた。


    “那封信确实起作用了,”哈利喃喃地说,“是的,我的姨父比她有过之而无不及。他想把我赶出去,但收到吼叫信后她—— 她说我得留下来。”
    哈利盯了地板一会儿,接着说:“但是这跟……有什么关系呢?”
    他说不出小天狼星的名字。
    “五年前,”邓布利多继续说,好像他没有在他的故事中停顿过,“你来到霍格沃茨,没有像我希望的那样快乐和茁壮,但还算得上健康有活力。你不是一个被宠坏了的小王子,而是一个在那种环境下我能够想象得出的普通孩子。直到那个时候,我的计划进行得还算不错。
    “接着……我想,你会跟我一样清楚地记得你在霍格沃茨第一年里所发生的事情。你发现自己正与伏地魔进行着面对面的较量,你奋起抵抗,表现得相当出色,这比起我对你的预期要快得多。你再一次从生死关走了出来。不仅如此,你还拖延了他恢复魔力的时间。你打了一场真正男子汉的战斗。我……我为你而骄傲,这种感觉无法用语言来形容。
    “然而,在我这个缜密的计划中也有不尽完善的地方。”邓布利多说,“就算在那时,我也知道有一个明显的破绽可能会导致整个计划的破灭。但是,我很清楚这个计划必须成功的重要性,我跟自己说绝不能让这个破绽毁了全盘计划。我要一个人来制止它,因此我自己必须是强大的。所以,当你跟伏地魔较量之后、虚弱地躺在学校医院里的时候,我的第一个试验开始了。”
    “我不明白你在说什么。”哈利说。
    “你难道忘记了,你躺在医院里问我,为什么你还是个婴儿的时候伏地魔就试图要杀掉你?”
    哈利点了点头。
    “我是否那时就应该把全部事情告诉你呢?”
    哈利直勾勾地望着那双蓝色的眼睛,什么话也没有说,但是他的心跳又加速了。

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11/24 23:08