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第24章 セクタムセンプラ Sectumsempra(11)_ハリー・ポッターと謎のプリンス_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3343

「ポッター、我わが輩はいが何を考えているかわかるか?」

スネイプはきわめて低い声で言った。

「我輩は君が嘘うそつきのペテン師しだと思う。そして、今学期一杯、土曜日に罰則ばっそくを受けるに値あたいすると考える。ポッター、君はどう思うかね?」

「僕――僕はそうは思いません。先生」

ハリーはまだスネイプの目を見ないようにしていた。

「ふむ。罰則を受けたあとで君がどう思うか見てみよう」スネイプが言った。

「土曜の朝、十時だ。ポッター。我輩の研究室で」

「でも、先生……」ハリーは絶ぜつ望ぼう的てきになって顔を上げた。

「クィディッチが……最後の試合が――」

「十時だ」

スネイプは黄色い歯を見せてにやりと笑いながら、囁ささやき声で言った。

「哀あわれなグリフィンドールよ……今年は気の毒に、四位だろうな……」

スネイプはそれ以上一言も言わずに、トイレを出ていった。残されたハリーは、ロンでさえいままでに感じたことがないに違いないほどの、ひどい吐き気を催もよおしながら、割れた鏡を見つめていた。


「『だから注意したのに』、なんて言わないわ」

一時間後、談だん話わ室しつでハーマイオニーが言った。

「ほっとけよ、ハーマイオニー」ロンは怒っていた。

ハリーは、結局夕食に行かなかった。まったく食しょく欲よくがなかった。ついいましがた、ロン、ハーマイオニー、ジニーに、何が起こったかを話して聞かせたところだったが、話す必要はなかったようだ。ニュースはすでにあっという間に広まっていた。どうやら「嘆なげきのマートル」が勝手に役目を引き受けて、城中のトイレにポコポコ現れてその話をしたらしい。パンジー・パーキンソンはとっくに医い務む室しつに行ってマルフォイを見み舞まい、時ときを移さず津つ々つ浦うら々うらを回って、ハリーをこき下ろしていた。そしてスネイプは、先生方に何が起こったかを仔細しさいに報告していた。

ハリーはすでに談話室から呼び出され、マクゴナガル先生と差さし向かいで、非常に不ふ愉ゆ快かいな十五分間を耐え忍んだ。マクゴナガル先生は、ハリーが退学にならなかったのは幸運だと言い、今学期中すべての土曜日に罰則ばっそくというスネイプの処罰しょばつを、全面的に支し持じした。


    “你知道我是怎么想的吗,波特?”斯内普轻轻地说,“我认为你是个撒谎的人,骗子。应该罚你每星期六都给我关禁闭,直到学期结束。你觉得怎么样,波特?”
 
    “我——我不能同意,先生。”哈利说,仍然拒绝看斯内普的眼睛。
 
    “好,等关禁闭之后看你会有什么感觉。”斯内普说,“星期六上午十点,波特,到我的办公室。”
 
    “可是,先生……”哈利说着绝望地抬起头,“魁地奇……最后一场——”
 
    “十点钟,”斯内普小声说,脸上浮起微笑,露出了黄牙,“可怜的格兰芬多……今年要拿第四了,我担心……”
 
    他扬长而去,留下哈利望着破镜子,感觉自己比罗恩这辈子任何时候感受到的都要难受。
 
    “我不想说‘我跟你说过’了。”一小时后,赫敏在公共休息室里说。
 
    “行了,赫敏。”罗恩恼火地说。
 
    哈利没有去吃晚饭,他一点胃口也没有。他刚刚给罗恩、赫敏和金妮说完他的遭遇,其实似乎没什么必要,消息已不胫而走。哭泣的桃金娘显然在城堡里的每个盥洗室都冒出来讲过这个故事;潘西。帕金森已经去校医院看过马尔福,立刻到处说哈利的坏话;斯内普对教员们宣传了此事。哈利被叫出公共休息室,在麦格教授跟前煎熬过了极其难堪的十五分钟。麦格说他没被开除已经很幸运了,并说她完全支持斯内普作出的处分:每星期六关禁闭,直到学期结束。

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