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第25章 盗聴された予見者 The Seer Overheard(3)_ハリー・ポッターと謎のプリンス_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3342

「それで?」

写真に関係する短い記事にざっと目を通しながら、ハリーが言った。学校対たい抗こう試合の、かなりつまらない記事だった。

「この人の名前はアイリーン・プリンスよ。ハリー、プリンス」

三人は顔を見合わせ、ハリーはハーマイオニーの言おうとしていることに気づいた。ハリーは笑い出した。

「ありえないよ」

「何が?」

「この女の子が『半はん純じゅん血けつの……』? いい加減かげんにしろよ」

「え? どうして? ハリー、魔法界には本当の王子なんていないのよ! 綽名あだなか、勝手にその肩書かたがきを名乗っているか、または実名かもしれないわ。そうでしょう? いいから、よく聞いて! もしこの女の子の父親が『プリンス』という姓せいで、母親がマグルなら、それで『半純血のプリンス』になるわ!」

「ああ、独どく創そう的てきだよ、ハーマイオニー……」

「でも、そうなるわ! この人はたぶん、自分が半分プリンスであることを誇ほこりにしていたのよ!」

「いいかい、ハーマイオニー。女の子じゃないって、僕にはわかるんだ。とにかくわかるんだよ」

「本当は、女の子がそんなに賢かしこいはずはないって、そう思ってるんだわ」

ハーマイオニーが怒ったように言った。

「五年も君のそばにいた僕が、女の子が賢くないなんて思うはずないだろ?」

ハリーは少し傷ついて反論した。

「書き方だよ。プリンスが男だってことが、とにかくわかるんだ。僕にはわかるんだよ。この女の子は何の関係もない。どっから引っぱり出してきたんだ?」

「図書室よ」

ハーマイオニーは予想どおりの答えを言った。

「古い『予よ言げん者しゃ新しん聞ぶん』が全部取ってあるの。それで、私、できればアイリーン・プリンスのことをもっと調べるつもりよ」

「どうぞご勝手に」ハリーがいらいらと言った。

「そうするわ」ハーマイオニーが言った。

「それに、最初に調べるのは――」

ハーマイオニーは肖しょう像ぞう画がの穴まで行き、ハリーに向かって語ご気き鋭するどく言った。

「昔の魔ま法ほう薬やくの表ひょう彰しょうの記録よ」

出ていくハーマイオニーを、ハリーはしばらく睨にらんでいたが、暗くなりかけた空を眺ながめながらまた想おもいに耽ふけった。


    “怎么了?”哈利说着扫了一眼相关的短文,那仅仅是一条校际比赛的平淡新闻。
 
    “她的名字叫做艾琳·普林斯。普林斯,「在英语中,普通名词”王子“和姓氏专有名词”普林斯“都是Prince.」哈利。”
 
    他们互相对视了一眼,哈利意识到赫敏要说什么。他突然大笑起来。
 
    “不可能。”
 
    “什么?”
 
    “你认为她是混血……?哦,别逗了。”
 
    “为什么不可能?哈利,在巫师界里没有真正的王子!这个词要么是昵称,要么是某个人自封的头衔,也有可能就是个名字,不可能吗?听我说!如果她有一个姓‘普林斯’的巫师爸爸,并且她的妈妈是麻瓜,那么她就可能是‘混血王子’啊!”
 
    “对,真是天才,赫敏……”
 
    “但这很有可能啊!也许她就以自己是‘混血王子’为荣呢!”
 
    “听着,赫敏,我知道不是女的,我能感觉出来。”
 
    “你就是认为女孩子不可能有这么聪明。”赫敏生气地说。
 
    “我和你相处五年了,怎么可能还认为女孩子不聪明呢?”哈利说,觉得被刺痛了,“是因为他写字的方式,我就是知道这个‘王子’是男的,我判断得出来。跟这女孩子一点儿关系也没有,你是从哪儿弄到这张照片的?”
 
    “图书馆,”赫敏胸有成竹地说,“那里有全部的旧《预言家日报》。我会尽量找到更多的有着艾琳·普林斯的材料。”
 
    “祝你找得愉快。”哈利烦躁地说。
 
    “我会的。”赫敏说,走到肖像洞口时,又冲他扔下一句,“我首先要找的地方,就是所有魔药课的奖励记录!”
 
    哈利冲她皱了皱眉头,然后继续凝视着逐渐黑下来的夜空。

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