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第25章 盗聴された予見者 The Seer Overheard(4)_ハリー・ポッターと謎のプリンス_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3337

「ハーマイオニーは、魔法薬で、君が自分よりできるっていうのが、どうしても我慢がまんならないだけさ」ロンは「薬草ときのこ千種」をまた読みはじめながら言った。

「あの本を取り戻もどしたいって考える僕が、どうかしてると思うか?」

「思わないさ」

ロンが力強く言った。

「天才だよ。あのプリンスは。とにかく……ベゾアール石のヒントがなかったら……」

ロンは自分の喉のどを掻かき切る動作をした。

「生きてこんな話をすることができなかっただろ? そりゃ、君がマルフォイに使った呪じゅ文もんがすごいなんては言わないけど――」

「僕だって」ハリーは即座そくざに言った。

「だけど、マルフォイはちゃんと治なおったじゃないか? たちまち回復だ」

「うん」ハリーが言った。たしかにそのとおりだったが、やはり良心が痛んだ。

「スネイプのおかげでね……」

「君、また次の土曜日にスネイプの罰則ばっそくか?」ロンが聞いた。

「うん。そのあとの土曜日も、またそのあとの土曜日もだ」

ハリーはため息をついた。

「それに、今学期中に全部の箱をやり終えないと、来学年も続けるなんて臭わせはじめてる」

ただでさえジニーと過ごす時間が少ないのに、その上罰則で時間を取られるのが、特にうんざりだった。最近ハリーは、スネイプが実は承しょう知ちの上でそうしているのではないかと、しばしば疑うようになっていた。というのもスネイプが、せっかくの好よい天気なのにいろいろな楽しみを失うとは、などと独ひとり言ごとのようにちくちく呟つぶやきながら、毎回だんだんハリーの拘束こうそく時間を長くしていたからだ。

苦にがい思いを噛かみしめていたハリーは、ジミー・ピークスが急にそばに現れたのでビクッとした。ジミーは羊よう皮ひ紙しの巻紙まきがみを差し出していた。

「ありがとう、ジミー……あっ、ダンブルドアからだ!」

ハリーは巻紙を開いて目を走らせながら、興こう奮ふんして言った。

「できるだけ早く、校長室に来てほしいって!」

ハリーは、ロンと顔を見合わせた。

「おっどろきー」ロンが囁ささやくように言った。「もしかして……見つけたのかな……?」

「すぐ行ったほうがいいよね?」

ハリーは勢いよく立ち上がった。


    “她还没有原谅你在魔药课上超过她。”罗恩说完,继续看他的《千种神奇草药及蕈类》。
 
    “我想把那本书拿回来,你不认为我有点发疯吧?”
 
    “当然不,”罗恩坚定地说,“王子,他是一个天才。不管怎样……没有他的粪石秘诀……”他意味深长地摸着自己的喉咙,“我就不可能在这儿和你讨论这个了,是吧?当然,我不是说你对马尔福施的那个魔咒很棒——”
 
    “我也不认为。”哈利迅速地说。
 
    “但他恢复了,是吧?很快就站起来了。”
 
    “是,”哈利说,这确是事实,尽管他的良心一直隐隐不安,“多亏斯内普……”
 
    “这星期六你还要到斯内普那儿关禁闭?”罗恩接着问。
 
    “是啊,还有下个星期六,下下个星期六。”哈利叹着气说,“他还暗示说,如果我这学期结束前不把所有的文件盒整理完,明年还要继续。”
 
    他发现这些禁闭特别讨厌,占用了本来就很少的和金妮在一起的时间。事实上,他最近常常想,斯内普是不是知道这一点,因为他把哈利关得越来越久,并且有意提及哈利错过了美好的天气及其带来的种种机会。
 
    吉米·珀克斯手拿一卷羊皮纸出现在哈利身旁,把他从痛苦的沉思中唤醒了。
 
    “谢谢你,吉米……嘿,是邓布利多的!”哈利激动地说,连忙展开羊皮纸看了起来,“他要我去他的办公室,越快越好!”
 
    哈利和罗恩对视着。
 
    “啊呀,”罗恩小声道,“你认为……他会不会找到了……?”
 
    “最好去看看,不是吗?”哈利说着一跃而起。

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