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第25章 盗聴された予見者 The Seer Overheard(10)_ハリー・ポッターと謎のプリンス_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3337

「一緒に……先生と……?」

「もちろん、もしきみがそうしたければじゃが」

「もし僕が……」

そして、ハリーは、もともとどうしてダンブルドアの校長室に急いでいたかを思い出した。

「見つけたのですか? 分ぶん霊れい箱ばこを見つけたのですか?」

「そうじゃろうと思う」

怒りと恨うらみの心が、衝しょう撃げきと興こう奮ふんの気持と戦った。しばらくの間、ハリーは口がきけなかった。

「恐れを感じるのは当然じゃ」ダンブルドアが言った。

「怖こわくありません!」ハリーは即座そくざに答えた。

本当のことだった。恐きょう怖ふという感情だけはまったく感じていなかった。

「どの分霊箱ですか? どこにあるのですか?」

「どの分霊箱かは定かではない――ただし、蛇へびだけは除外じょがいできるじゃろう――ここから何キロも離れた海岸の洞どう窟くつに隠かくされているらしい。その洞窟がどこにあるかを、わしは長い間探しておった。トム・リドルが、かつて年に一度の孤こ児じ院いんの遠足で、二人の子供を脅おどした洞窟じゃ。憶おぼえておるかの?」

「はい」ハリーが答えた。「どんなふうに護まもられているのですか?」

「わからぬ。こうではないかと思うことはあるが、まったく間違うておるかもしれぬ」

ダンブルドアは躊ちゅう躇ちょしたが、やがてこう言った。

「ハリー、わしはきみに一緒に来てよいと言うた。そして、約束は守る。しかし、きみに警けい告こくしないのは大きな間違いじゃろう。今回はきわめて危険じゃ」

「僕、行きます」

ハリーはダンブルドアの言葉が終わらないうちに答えていた。スネイプへの怒りが沸騰ふっとうし、何か命がけの危険なことをしたいという願いが、この数分で十倍に膨ふくれ上がっていた。それがハリーの顔に顕あらわれたらしい。ダンブルドアは窓際まどぎわを離れ、銀色の眉根まゆねに微かすかに皺しわを寄せて、ハリーをさらにしっかりと見つめた。


    “跟……你一起去……?”
 
    “当然啦,如果你愿意的话。”
 
    “如果我……”
 
    这时,哈利才想起他最初迫切想赶到邓布利多办公室来的原因。
 
    “你找到一个了?你找到一个魂器了?”
 
    “我想是的。”
 
    愤怒和憎恨在他心中与震惊和激动斗争着。有好大一会儿,哈利几乎一句话也说不出来。
 
    “感到害怕是很自然的。”邓布利多说。
 
    “我不害怕!”哈利马上说,这话是绝对真实的,害怕是他此刻完全没有的感觉,“哪一个魂器?在哪儿?”
 
    “我也不能确定是哪一个——不过我认为可以排除那条蛇——但是我相信它藏在遥远的海边的一个山洞里,一个努力寻找了很久的山洞里。汤姆·里德尔在孤儿院每年一次的旅行中曾经恐吓过两个孤儿的那个山洞,你记得吗?”
 
    “记得,”哈利说,“它有些什么防御机关呢?”
 
    “我不知道,只有一些猜测,也可能完全不对。”邓布利多犹豫了一下说道,“哈利,我答应过你可以跟我一道去,我遵守那个诺言,但是如果我不事先警告你,这会有超乎寻常的危险,我可就太不应该了。”
 
    “我去。”几乎还没等邓布利多说完,哈利就抢着说。他内心充满了对斯内普的憎恨,想不顾一切地去冒险做点什么的欲望在这几分钟里陡增了十倍。这一切似乎都写在哈利的脸上,邓布利多把目光从窗前移开,更仔细地看着哈利,他银色的双眉紧锁着,中间形成一条浅浅的竖纹。

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