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第27章 稲妻に撃たれた塔(6)_ハリー・ポッターと謎のプリンス_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3338

沈ちん黙もくが流れた。ハリーは自分の体に閉じ込められ、身動きもできず、姿を隠かくしたまま二人を見つめ、遠くに死し喰くい人びとの戦いの音が聞こえはしないかと、耳を研とぎ澄すましていた。ハリーの目の前で、ドラコ・マルフォイはアルバス・ダンブルドアをただ見つめていた。ダンブルドアは、なんと、微笑ほほえんだ。

「ドラコ、ドラコ、きみには人は殺せぬ」

「わかるもんか!」ドラコが切り返した。

その言い方がいかにも子供っぽいと自分でも気づいたらしく、ハリーはドラコが顔を赤らめるのを、緑の明かりの下に見た。

「僕に何ができるかなど、校長にわかるものか」

マルフォイは前より力強く言った。

「これまで僕がしてきたことだって知らないだろう!」

「いや、いや、知っておる」ダンブルドアが穏おだやかに言った。

「君はケイティ・ベルとロナルド・ウィーズリーを危あやうく殺すところじゃった。この一年間、きみはわしを殺そうとして、だんだん自じ暴ぼう自じ棄きになっていた。失礼じゃが、ドラコ、全部中途ちゅうと半端はんぱな試みじゃったのう……あまりに生なま半はん可かなので、正直言うてきみが本気なのかどうか、わしは疑うたごうた……」

「本気だった!」マルフォイが激はげしい口く調ちょうで言った。

「この一年、僕はずっと準備してきた。そして今夜――」

城のずっと下のほうから、押し殺したような叫さけび声がハリーの耳に入ってきた。マルフォイは、ぎくりと体を強張こわばらせて後ろを振り返った。

「誰だれかが善戦ぜんせんしているようじゃの」

ダンブルドアは茶飲ちゃのみ話でもしているようだった。

「しかし、きみが言いかけておったのは……おう、そうじゃ、『死喰い人』を、この学校に首しゅ尾びよく案内してきたということじゃのう。それは、さすがにわしも不可能じゃと思うておったのじゃが……どうやったのかね?」

しかしマルフォイは答えなかった。下のほうで何事か起こっているのに耳を澄ませたまま、ほとんどハリーと同じぐらい体を硬こう直ちょくさせていた。

「きみ一人で、やるべきことをやらねばならぬかもしれぬのう」ダンブルドアが促うながした。

「わしの護衛が、きみの援軍えんぐんを挫くじいてしまったとしたらどうなるかの? たぶん気づいておろうが、今夜ここには、『不ふ死し鳥ちょうの騎き士し団だん』の者たちも来ておる。それに、いずれにせよ、きみには援護えんごなど必要ない……わしはいま、杖つえを持たぬ……自衛じえいできんのじゃ」

マルフォイは、ダンブルドアを見つめただけだった。


    沉默。哈利被囚禁在他的隐形衣下,身体动弹不得。他眼睛望着面前的两个人,耳朵专心地听着远处食死徒们搏斗的声音。在他面前,德拉科·马尔福只是呆呆地盯着阿不思。邓布利多,而邓布利多竟然不可思议地笑了。
 
    “德拉科啊德拉科,你不是一个杀人的人。”
 
    “你怎么知道?”马尔福立刻问道。
 
    他似乎也意识到这句话听上去多么幼稚。在黑魔标记的绿光下,哈利看到他的脸红了。
 
    “你不知道我的能力,”马尔福说,语气变得凶狠起来,“你不知道我都做了什么!”
 
    “噢,我当然知道。”邓布利多和蔼地说,“你差点杀死了凯蒂·贝尔和罗恩。韦斯莱。整个这一年你都在想办法杀死我,而且越来越迫不及待。原谅我这么说,德拉科,但是你的做法很蹩脚……说实在的,真是太蹩脚了,我简直怀疑你有没有用心去做……”
 
    “我当然用心了!”马尔福激动地说,“我整整一年都在忙这件事,今晚——”
 
    哈利听见下面城堡内的什么地方传来一声沉闷的喊叫。马尔福僵住了,扭头往身后望去。
 
    “有人正在奋力抵抗呢。”邓布利多态度随和地说,“你刚才说到……对了,你说你终于成功地让食死徒进入我的学校,我承认,我原来以为这是不可能的……你是怎么做到的?”
 
    可是马尔福没有回答,他仍然在倾听下面的动静,似乎跟哈利一样被定住了,动弹不得。
 
    “也许你应该一个人把活儿给干了。”邓布利多给他出主意道,“如果你的后援被我的警卫打败了呢?你恐怕也发现了,今晚这里还有凤凰社的成员。你反正并不需要帮助……我此刻没有魔杖……没有办法保护自己。”
 
    马尔福只是呆呆地盯着他。

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11/28 21:58