日语学习网
第29章 不死鳥の嘆き The Phoenix Lament(5)_ハリー・ポッターと謎のプリンス_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3342

「何が起こったのか、私わたくしにははっきりわかりません」

マクゴナガル先生は、気持が乱れているようだった。

「わからないことだらけです……ダンブルドアは、数時間学校を離れるから念ねんのため廊下ろうかの巡じゅん回かいをするようにとおっしゃいました……リーマス、ビル、ニンファドーラを呼ぶようにと……そしてみんなで巡回しました。まったく静かなものでした。校外に通じる秘密の抜け道は全部警備けいびされていましたし、誰も空から侵しん入にゅうできないこともわかっていました。城に入るすべての入口には強力な魔法がかけられていました。いったい『死喰い人』がどうやって侵入したのか、私わたくしにはいまだにわかりません……」

「僕は知っています」

ハリーが言った。そして「姿すがたをくらますキャビネット棚だな」が対ついになっていること、その二つの棚を魔法の通路が結ぶこと、を簡単に説明した。

「それで連中は、『必要の部屋』から入り込んだんです」

そんなつもりはなかったのに、ハリーは、ロンとハーマイオニーをちらりと見た。二人とも打ちのめされたような顔だった。

「ハリー、僕、しくじった」ロンが沈んだ声で言った。

「僕たち、君に言われたとおりにしたんだ。『忍しのびの地ち図ず』を調しらべたら、マルフォイが地図では見つからなかったから、『必要の部屋』に違いないと思って、僕とジニーとネビルが見張りにいったんだ……だけど、マルフォイに出し抜かれた」

「見張りを始めてから一時間ぐらいで、マルフォイがそこから出てきたの」ジニーが言った。

「一人で、あの気持の悪い『萎しなびた手』を持って――」

「あの『輝かがやきの手』だ」ロンが言った。

「ほら、持っている者だけに明かりが見えるってやつだ。憶おぼえてるか?」

「とにかく」ジニーが続けた。

「マルフォイは、『死し喰くい人びと』を外に出しても安全かどうかを偵察ていさつに出てきたに違いないわ。だって、わたしたちを見たとたん、何かを空中に投げて、そしたらあたりがまっ暗になって――」

「――ペルー製の『インスタント煙幕えんまく』だ」ロンが苦々にがにがしく言った。

「フレッドとジョージの。相手を見て物を売れって、あいつらに一言、言ってやらなきゃ」

「わたしたち、何もかも全部やってみたわ――ルーモス、インセンディオ」ジニーが言った。

「何をやっても暗くら闇やみを破れなかった。廊下ろうかから手探りで抜け出すことしかできなかったわ。その間に、誰だれかが急いでそばを通り過ぎる音がした。当然マルフォイは、あの『手』のおかげで見えたから、連中を誘導ゆうどうしてたんだわ。でもわたしたちは、仲間に当たるかもしれないと思うと、呪じゅ文もんも何も使えやしなかった。明るい廊下に出たときには、連中はもういなかった」


    “我不知道具体是怎么发生的,”麦格教授心烦意乱地说,“一切都令人迷惑……邓布利多说他要离开学校一会儿,让我们在走廊巡逻以备不测……莱姆斯、比尔和尼法朵拉都加入进来了……于是我们在一起巡逻。一切似乎都很平静。所有通往校外的秘密通道都被堵住了,我们知道没有人可以飞进来,进入城堡的每一个入口都罩着强力的魔法。我仍然没有弄明白食死徒是怎么进来的……”
 
    “我知道,”哈利说,他简单地说了那一对消失柜的魔法通道,“所以他们是从有求必应屋里溜进来的。”
 
    他不由自主地瞟了罗恩和赫敏一眼,他们俩都显得很狼狈。
 
    “是我搞砸了,哈利,”罗恩沮丧地说,“我们照你说的做了,检查了活点地图,没有看到马尔福在上面,我们想他一定在有求必应屋,所以我、金妮和纳威就跑过去守在那里……但是却让马尔福给溜过去了。”
 
    “我们守了一个钟头,他从那个屋里出来了,”金妮说,“他独自一人,抓着那只恶心的枯手——”
 
    “他的‘光荣之手’,”罗恩说,“只有拿着它的人才能看见亮光,记得吗?”
 
    “不管怎样,”金妮接着说,“他一定是在检查食死徒溜进来是否安全,因为他一看到我们就向空中扔了个什么东西,顿时漆黑一团——”
 
    “——从秘鲁进口的隐身烟雾弹,”罗恩痛苦地说,“是弗雷德和乔治的。我倒要问问他们都是在跟什么人做生意。”
 
    “我们试了所有的办法——荧光闪烁,火焰熊熊,”金妮说,“没有东西能穿透那一片黑暗,我们只好从走廊里再摸索着出来,同时还听到有人从旁边冲了过去。很显然是因为马尔福有光荣之手,可以看见并引导他们,但我们不敢施任何魔法或抛出任何东西,怕击中自己人。当我们走到一个有灯光的走廊时,他们都跑光了。”

分享到:

顶部
11/28 16:30