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第6章 パジャマ姿の屋根裏お化(10)_ハリー・ポッターと死の秘宝_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3337

「君の家の、屋や根ね裏うらお化ばけだろう」ハリーが聞いた。ときどき夜の静けさを破やぶる生き物だったが、ハリーはまだ実物にお目にかかったことはなかった。

「ああ、そうさ」ロンが梯子を上りながら言った。「さあ、こっちに来て、やつを見ろよ」

ロンのあとから短い梯子を数段上ると、狭せまい屋根裏部屋に出た。頭と肩をその部屋に突き出したところで、一メートルほど先に身を丸めている生き物の姿がハリーの目に止まった。薄暗うすぐらい部屋で大口を開けてぐっすり寝ている。

「でも、これ……見たところ……屋根裏お化けって普通パジャマを着てるの」

「いいや」ロンが言った。「それに、普通は赤毛でもないし、こんなできものも噴ふき出しちゃいない」

ハリーは少し吐はき気けを催もよおしながら、生き物をしげしげと眺ながめた。形も大きさも人間並みだし、暗闇くらやみに目が慣れてよく見ると、着ているのはロンのパジャマのお古ふるだと明らかにわかる。普通の屋根裏お化けは、たしか禿はげてヌルヌルした生き物だったはずだ、とハリーは思った。こんなに髪かみの毛が多いはずはないし、体中に赤あか紫むらさきの疱疹ほうしんの炎症えんしょうがあるはずもない。

「こいつが僕さ。わかるか」ロンが言った。

「いや」ハリーが言った。「僕にはさっぱり」

「部屋に戻ってから説明するよ。この臭いには閉口へいこうだ」ロンが言った。二人は下に降おり、ロンが梯子はしごを天井に片付けて、まだ本を選より分けているハーマイオニーのところに戻った。

「僕たちが出発したら、屋や根ね裏うらお化ばけがここに来て、僕の部屋に住む」ロンが言った。「あいつ、それを楽しみにしてると思うぜ――まあ、はっきりとはわからないけどね。なにしろあいつは、うめくことと涎よだれを垂らすことしかできないからな――だけど、そのことを言うと、あいつ何度もうなずくんだ。とにかく、あいつが僕になる。黒こく斑はん病びょうにかかった僕だ。冴さえてるだろう、なっ」

ハリーは混乱そのものの顔だった。

「冴えてるさ」

ロンは、ハリーがこの計画のすばらしさを理解していないことが歯がゆそうだった。

「いいか、僕たち三人がホグワーツに戻らないと、みんなはハーマイオニーと僕が、君と一緒いっしょだと考える。そうだろ つまり、死し喰くい人びとたちが、君の行方を知ろうとして、まっすぐ僕たちの家族のところへ来る」

「でも、うまくいけば、私は、パパやママと一緒に遠くへ行ってしまったように見えるわけ。マグル生まれの魔法使いたちは、いま、どこかに隠れる話をしている人が多いから」

ハーマイオニーが言った。





    “那是你的食尸鬼,对吗?”哈利问,他实际上从没碰见 过这个有时在静夜里搅扰人们的家伙。
    “对,没错,”罗恩一边说,一边顺着梯子往上爬,“来 看看吧。”
    哈利跟着罗恩爬了几级,把身子探进了狭小的阁楼里。他 的脑袋和肩膀进入阁楼后,便看见那家伙蜷缩在离他几步远的 地方,张着大嘴,正在阴影里呼呼大睡。
    “可是……可是它的样子……食尸鬼一般都穿着睡衣吗? ”
    “不是,”罗恩说,“它们一般也不长着红头发和那么多 脓疱。”
    哈利注视着那个家伙,觉得有点儿恶心。它的形状、大小 都和人类一样,现在哈利的眼睛已经适应了这里昏暗的光线, 看清它身上穿的显然是罗恩的一套旧睡衣。而且,哈利相信食 尸鬼一般都是黏糊糊的、没有毛发,绝不是这样头发浓密,身 上布满红得发紫的水疱。
    “它是我,明白吗?”罗恩说。
    “不,”哈利说,“不明白。”
    “我回屋再跟你解释,这气味真让我受不了。”罗恩说。 他们顺着梯子下来,然后罗恩把梯子放回天花板上,他们回到 仍在挑书的赫敏身边。
    “我们一走,这个食尸鬼就下来住在我的房间里,”罗恩 说,“我想它正巴不得呢——不容易看出来的,因为它只会哼 哼、流口水——不过倒是挺爱点头的。反正,它就是患了散花 痘的我。怎么样,嗯?”
    哈利只是一脸茫然。
    “很棒啊!”罗恩说,显然对哈利没能理解这个绝妙的计 划而感到失望,“你看,我们三个不再出现在霍格沃茨,每个 人都会认为赫敏和我肯定与你在一起,对吧?这就意味着食死 徒会直接来找我们的家人,看他们是不是知道你的下落。”
    “但愿他们会以为我和爸爸妈妈一起走了。目前许多麻瓜 出身的人都在谈论避难呢。”赫敏说。

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11/28 19:43