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第33章 プリンスの物語 The Prince's Tale(25)
日期:2023-08-11 16:01  点击:273

「わしは幸運じゃ。セブルス、きみがいてくれて、わしは非常に幸運じゃ」

「私をもう少し早く呼んでくださったら、もっと何かできたものを。もっと時間を延のばせたのに」

スネイプは憤慨ふんがいしながら、割れた指輪と剣を見下ろした。

「指輪を割れば、呪のろいも破れると思ったのですか」

「そんなようなものじゃ……わしは熱に浮かされておったのじゃ、まぎれもなく……」

ダンブルドアが言った。そして力を振りしぼって、椅い子すに座り直した。

「いや、まことに、これで事はずっと単たん純じゅん明めい快かいになる」

スネイプは、完全に当とう惑わくした顔をした。ダンブルドアは微笑ほほえんだ。

「わしが言うておるのは、ヴォルデモート卿きょうがわしの周りに巡らしておる計画のことじゃ。哀あわれなマルフォイ少年に、わしを殺させるという計画じゃ」

スネイプは、ダンブルドアの机の前の椅子に腰掛こしかけた。ハリーが何度も掛けた椅子だった。ダンブルドアの呪われた手について、スネイプがもっと何か言おうとしているのがハリーにはわかったが、ダンブルドアはこの話題は打ち切るという丁てい寧ねいな断りの印に、その手を挙げた。スネイプは、顔をしかめながら言った。

「闇やみの帝てい王おうは、ドラコが成功するとは期待していません。これは、ルシウスが先ごろ失敗したことへの懲罰ちょうばつにすぎないのです。ドラコの両親は、息子が失敗し、その代償だいしょうを払うのを見てじわじわと苦しむ」

「つまり、あの子はわしと同じように、確実な死の宣せん告こくを受けているということじゃ」

ダンブルドアが言った。

「さて、わしが思うに、ドラコが失敗すれば当然その仕事を引き継ぐのは、きみじゃろう」

一瞬いっしゅん、間があいた。

「それが、闇の帝王の計画だと思います」

「ヴォルデモート卿は近い将来、ホグワーツにスパイを必要としなくなるときが来ると、そう予測しておるのかな」

「あの方は、まもなく学校を掌握しょうあくできると信じています。おっしゃるとおりです」

「そして、もし、あの者の手に落ちれば――」

ダンブルドアは、まるで余談よだんだがという口調で言った。

「きみは、全力でホグワーツの生徒たちを守ると、約束してくれるじゃろうな」

スネイプは短くうなずいた。


    “我很幸运,非常幸运,有你在我身边,西弗勒斯。”
    “如果你早点儿把我叫来,我或许能多采取些措施,为你 争取更多的时间!”斯内普恼怒地说,他低头看着破碎的戒指 和那把宝剑,“你以为摧毁戒指就能破除魔咒?”
    “差不多吧……我肯定是昏了头了……”邓布利多说,他 吃力地在椅子上坐直身子,“也好,这样就使事情变得更简单 了。”
    斯内普似乎完全被弄糊涂了。邓布利多笑了笑。
    “我指的是伏地魔围绕我制定的计划。他计划马尔福家那 个可怜的男孩杀死我。”
    斯内普在哈利经常坐的椅子上坐了下来,隔着桌子面对着 邓布利多。哈利看出他还想再谈谈邓布利多那只被魔咒伤害的 手,但对方举起焦手,委婉地表示不愿意继续谈论这个话题。 斯内普皱着眉头说:“黑魔王没指望德拉科能够得手。这只是 为了惩罚卢修斯最近的失败。让德拉科的父母眼看着儿子失手 ,然后付出代价,这对他们来说是钝刀子割肉。”
    “总之,这男孩像我一样被明确地判了死刑。”邓布利多 说,“我认为,一旦德拉科失手,接替这项工作的自然是你啰 ?”
    短暂的沉默。
    “我想,黑魔王是这么设计的。”
    “伏地魔是否预见在不久的将来,他在霍格沃茨不再需要 密探?”
    “他相信学校很快就会被他控制,是的。”
    “如果学校真的落到他手里,”邓布利多说,好像是临时 想到插了一句,“我要你起誓你会尽全部的力量保护霍格沃茨 的学生,行吗?”
    斯内普僵硬地点了点头。

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07/04 04:50