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第33章 プリンスの物語 The Prince's Tale(28)_ハリー・ポッターと死の秘宝_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3341

校長室が消え、スネイプとダンブルドアが、こんどは夕暮れの、誰もいない校庭を並んでそぞろ歩いていた。

「ポッターと、幾いく晩ばんも密ひそかに閉じこもって、何をなさっているのですか」

スネイプが唐とう突とつに聞いた。

ダンブルドアは、疲れた様子だった。

「なぜ聞くのかね セブルス、あの子に、また罰ばっ則そくを与えるつもりではなかろうな そのうち、あの子は、罰則で過ごす時間のほうが長くなることじゃろう」

「あいつは父親の再来だ――」

「外見はそうかも知れぬ。しかし深いところで、あの子の性格は母親のほうに似ておる。わしがハリーとともに時間を過ごすのは、話し合わねばならぬことがあるからじゃ。手遅れにならぬうちに、あの子に伝えなければならぬ情報じょうほうをな」

「情報を」

スネイプが繰り返した。

「あなたはあの子を信用している……私を信用なさらない」

「これは信用の問題ではない。きみも知ってのとおり、わしには時間がない。あの子が為なすべきことを為すために、十分な情報を与えることがきわめて重要なのじゃ」

「ではなぜ、私には、同じ情報をいただけないのですか」

「すべての秘密を一つの籠かごに入れておきとうはない。その籠が、長時間ヴォルデモート卿きょうの腕にぶら下がっているとなれば、なおさらじゃ」

「あなたの命令でやっていることです」

「しかもきみは、非常によくやってくれておる。セブルス、きみが常にどんなに危険な状態に身を置いておるかを、わしが過小に評価しているわけではない。ヴォルデモートに価値ある情報と見えるものを伝え、しかも肝かん心じんなことは隠しておくという芸当は、きみ以外の誰にも託たくせぬ仕事じゃ」

「それなのに、あなたは、『閉へい心しん術じゅつ』もできず、魔法も凡ぼん庸ようで、闇やみの帝てい王おうの心と直接に結びついている子どもに、より多くのことを打ち明けている」


    办公室消失了,暮色中,斯内普和邓布利多一起在冷清清 的城堡操场上漫步。
    “这些晚上你和波特两人关禁闭吧,西弗勒斯?过不了多 久,这男孩关禁闭的时间会比他自由的时间还多。”
    “他简直是他父亲的翻版——”
    “相貌上也许是这样,但他骨子里更像他的母亲。我和哈 利待在一起,是因为我有事情要跟他商量,我必须给他一些信 息,不然就来不及了。”
    “信息,”斯内普说,“你信任他……却不信任我。”
    “这不是信任不信任的问题。你我都知道,我的时间有限 。我必须给那男孩足够的信息让他去完成需要完成的事情。”
    “那为什么我不能得到同样的信息?”
    “我不想把我所有的秘密都装在一个篮子里,特别是一个 许多时间都挂在伏地魔胳膊上的篮子。”
    “我是按你的吩咐做的!”
    “你做得非常出色。不要以为我低估了你时时所处的危险 ,西弗勒斯。只把看似有价值的情报告诉伏地魔,而把最重要 的信息留在心底,这项工作我只能交给你。”
    “可是你却更信赖一个连大脑封闭术都不会的小男孩,他 的魔法很平庸,而且可以直接连接黑魔王的思想!”

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