日语学习网
第33章 プリンスの物語 The Prince's Tale(29)
日期:2023-08-11 16:08  点击:319

「ヴォルデモートは、その結びつきを恐れておる」ダンブルドアが言った。「それほど昔のことではないが、ヴォルデモートは一度だけ、ハリーの心と真に結びつくという経けい験けんがどんなものかをわずかに味わったことがある。それは、ヴォルデモートがかつて経験したことのない苦痛じゃった。もはや再び、ハリーに取とり憑つこうとはせぬだろう。わしには確信がある。同じやり方ではやらぬ」

「どうもわかりませんな」

「ヴォルデモート卿の魂たましいは、損傷そんしょうされているが故ゆえに、ハリーのような魂と緊きん密みつに接触せっしょくすることに耐たえられんのじゃ。凍こおりついた鋼はがねに舌を当てるような、炎に肉を焼かれるような――」

「魂 我々は、心の話をしていたはずだ」

「ハリーとヴォルデモート卿の場合、どちらの話も同じことになるのじゃ」

ダンブルドアはあたりを見回して、二人以外に誰もいないことを確かめた。「禁きんじられた森もり」の近くに来ていたが、あたりには人の気配はない。

「きみがわしを殺したあとに、セブルス――」

「あなたは、私に何もかも話すことは拒こばんでおきながら、そこまでのちょっとした奉仕ほうしを期待する」

スネイプがうなるように言った。その細長い顔に、心から怒りが燃え上がった。

「ダンブルドア、あなたは何もかも当然のように考えておいでだ 私だって気が変わったかもしれないのに」

「セブルス、きみは誓ちかってくれた。ところで、きみのするべき奉仕の話が出たついでじゃが、例の若いスリザリン生から目を離はなさないと承知してくれたはずじゃが」

スネイプは憤ふん慨がいし、反はん抗こう的てきな表情だった。ダンブルドアはため息をついた。

「今夜、わしの部屋に来るがよい、セブルス、十一時に。そうすれば、わしがきみを信用していないなどと、文句は言えなくなるじゃろう……」


    “伏地魔害怕那种连接,”邓布利多说,“不久以前,他 稍稍领略了一番分享哈利的思想对他来说意味着什么。他从未 体验过那样的痛苦。他再也不会试图控制哈利了,我可以肯定 ,至少不是用那种方式。”
    “我不明白。”
    “伏地魔的灵魂如此残缺不全,它受不了接近哈利那样的 灵魂,就像舌头粘在冰冻的钢上,皮肉接触火焰——”
    “灵魂?我们谈的是思想!”
    “在哈利和伏地魔的问题上,这两者是一回事。”
    邓布利多环顾四周,确保除了他俩之外没有别人。他们现 在到了禁林附近,但周围没有一个人影。
    “西弗勒斯,在你杀死我之后——”
    “你什么都不肯告诉我,却还指望我帮你那个小忙!”斯 内普低吼道。瘦瘦的脸上闪着真正的怒气,“你觉得许多事情 都理所当然,邓布利多!说不定我改变主意了呢!”
    “你发过誓的,西弗勒斯。说到你为我效力的事,我记得 你答应过要密切关注我们那位年轻的斯莱特林朋友,对吗?”
    斯内普显得恼怒而不服气。邓布利多叹息了一声。
    “今晚十一点到我办公室来,西弗勒斯,你就不会抱怨我 不信任你了……”

分享到:

顶部
07/04 05:09