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第33章 プリンスの物語 The Prince's Tale(36)
日期:2023-08-11 16:13  点击:340

そして次は、スネイプが再び校長室に立っているところへ、フィニアス・ナイジェラスが急いで自分の肖しょう像ぞう画がに戻ってきた。

「校長 連中はディーンの森で野宿しています あの『穢けがれた血ち』が――」

「その言葉は、使うな」

「――あのグレンジャーとかいう女の子が、バッグを開くときに場所の名前を言うのを、聞きました」

「おう、それは重ちょう畳じょう」

校長の椅い子すの背後で、ダンブルドアの肖像画が叫さけんだ。

「さてセブルス、剣つるぎじゃ 必要性と勇気という二つの条件を満たした場合にのみ、剣が手に入るということを忘れぬように――さらに、それを与えたのがきみだということを、ハリーは知ってはならぬ ヴォルデモートがハリーの心を読み、もしもきみがハリーのために動いていると知ったら――」

「心得ています」

スネイプは素っ気なく言った。スネイプがダンブルドアの肖像画に近づき、額がくの横を引っ張ると、肖像画がパッと前に開き、背後の隠れた空くう洞どうが現れた。その中から、スネイプはグリフィンドールの剣を取り出した。

「それで、この剣をポッターに与えることが、なぜそれほど重要なのか、あなたはまだ教えてはくださらないのですね」

ローブの上に旅行用マントをさっと羽は織おりながら、スネイプが言った。

「そのつもりは、ない」

ダンブルドアの肖しょう像ぞう画がが言った。

「ハリーには、剣つるぎをどうすればよいかがわかるはずじゃ。しかしセブルス、気をつけるのじゃ。ジョージ・ウィーズリーの事故のあとじゃから、きみが姿を現せば、あの子たちは快く受け入れてはくれまい――」

スネイプは、扉とびらのところで振り返った。

「ご懸念けねんには及びません、ダンブルドア」

スネイプは冷静に言った。

「私に考えがあります……」

スネイプは校長室を出ていった。

 

ハリーの体が上昇し、「憂うれいの篩ふるい」から抜け出ていった。そしてその直後、ハリーはまったく同じ部屋の、絨毯じゅうたんの上に横たわっていた。まるでスネイプが、たったいまこの部屋の扉を閉めて、出ていったばかりのように。


    现在,斯内普又站在校长的书房里,菲尼亚斯·奈杰勒斯 匆匆闯进了自己的肖像。
    “校长!他们在迪安森林里扎营!那个泥巴种——”
    “不许说那个词!”
    “——那个姓格兰杰的女孩打开包时说了地名,我听见了 !”
    “好,很好!”校长座椅后面的邓布利多肖像大声说,“ 现在,西弗勒斯,拿上那把宝剑吧!别忘了必须在有需要和有 勇气的条件下才能拿到它——千万别让他知道是你拿去的!万 一伏地魔读取哈利的思想,看到你在帮他——”
    “我知道。”斯内普简单地说。他凑近了邓布利多的肖像 ,把它往外一拉。肖像打开了,露出藏在后面的一个洞,斯内 普从里面拿出了格兰芬多的宝剑。
    “你还是不肯告诉我为什么把宝剑交给波特这么重要,是 吗?”斯内普说着,把一件旅行斗篷披在长袍外面。
    “是的,确实如此,”邓布利多肖像说,“他会知道拿它 派什么用场。西弗勒斯,千万小心,乔治。韦斯莱发生意外之 后,他们对你的出现不会表示友好——”
    斯内普在门边转过身。
    “不用担心,邓布利多,”他冷冷地说,“我自有安排… …”
    斯内普离开了房间。哈利慢慢地从冥想盆里升了上来。片 刻之后,他躺在校长办公室的地毯上,就好像斯内普刚刚把房 门关上。

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