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第34章 再び森へ The Forest Again(5)
日期:2023-08-14 13:24  点击:309

ハリーは、別の遺体を覗のぞき込んでいるネビルに近づいた。

「ネビル」

「うわっ、ハリー、心しん臓ぞう麻ま痺ひを起こすところだった」

ハリーは「マント」を脱いでいた。念には念を入れたいという願いから、突然、ふっと思いついたことがあったのだ。

「一人で、どこに行くんだい」ネビルが疑わしげに聞いた。

「予定どおりの行動だよ」ハリーが言った。「やらなければならないことがあるんだ。ネビル――ちょっと聞いてくれ――」

「ハリー」ネビルは急に怯おびえた顔をした。「ハリー、まさか、捕まりにいくんじゃないだろうな」

「違うよ」ハリーはすらすらと嘘うそをついた。「もちろんそうじゃない……別なことだ。でも、しばらく姿を消すかもしれない。ネビル、ヴォルデモートの蛇へびを知っているか あいつは巨大な蛇を飼かっていて……ナギニって呼んでる……」

「聞いたことあるよ、うん……それがどうかした」

「そいつを殺さないといけない。ロンとハーマイオニーは知っていることだけど、でも、もしかして二人が――」

その可能性を考えるだけでもハリーは恐ろしさに息が詰まり、話し続けていられなくなったが、気を取り直した。これは肝心かんじんなことだ。ダンブルドアのように冷静になり、万全を期して予備の人間を用意し、誰かが遂行すいこうするようにしなければならない。ダンブルドアは、自分のほかに分ぶん霊れい箱ばこのことを知っている人間が三人いることを知った上で死んでいった。こんどはネビルがハリーの代わりになるのだ。秘密を知る者は、まだ三人いる。


    哈利朝俯身查看另一具尸体的纳威走去。
    “纳威。”
    “天哪,哈利,你差点把我吓死!”
    哈利已经脱掉了隐形衣。这个念头是突然冒出来的,因为 他希望确保万无一失。
    “你一个人要上哪儿去?”纳威怀疑地问。
    “这也是计划的一部分,”哈利说,“我要去做一件事。 听我说——纳威——”
    “哈利!”纳威突然神色惊恐,说道,“哈利,你该不是 想把自己交出去吧?”
    “不,”哈利语气随意地说了一个谎,“当然不是……是 别的事情。但我可能要失踪一段时间。纳威,你知道伏地魔的 蛇吧?他有一条特别大的蛇……叫作纳吉尼……”
    “知道,听说过……怎么啦?”
    “必须把它杀死。罗恩和赫敏知道,但万一他们——”
    这种可能性太可怕了,使他一时喘不上气来,无法继续往 下说。但他重新振作起来:这是至关重要的,他必须像邓布利 多那样保持头脑冷静,确保有人替补,有另外的人把任务执行 下去。邓布利多死的时候知道仍有三个人了解魂器的事,现在 纳威将取代哈利,这样仍有三个人熟知内情。

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