日语学习网
第35章 キングズ・クロス King's Cross(14)_ハリー・ポッターと死の秘宝_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3341

また沈ちん黙もくが訪れた。誰の呪いでアリアナが死んだのかを、ダンブルドアが知ったのかどうか、ハリーは聞かなかった。知りたくなかったし、それよりもダンブルドアに話させるのがいやだった。ようやくハリーは、「みぞの鏡」でダンブルドアが何を見たかを知った。そして、鏡の虜とりこになったハリーに、ダンブルドアがなぜあれほど理解を示してくれたのかがわかった。

二人は、長い間黙だまったままだった。背後の泣き声は、ハリーにはもうほとんど気にならなかった。

しばらくしてハリーが言った。

「グリンデルバルドは、ヴォルデモートが杖つえを追うのを阻そ止ししようとしました。グリンデルバルドは、嘘うそをついたのです。つまり、あの杖を持ったことはないというふりをしました」

ダンブルドアは、膝ひざに目を落としてうなずいた。曲がった鼻に、涙がまだ光っていた。

「風の便りに、孤独こどくなヌルメンガードの独どく房ぼうであの者が後年、悔悟かいごの念を示していたと聞いた。そうであってほしいと思う。自分がしたことを恥じ、恐ろしく思ったと考えたい。ヴォルデモートに嘘をついたのは、償つぐないをしようとしたからであろう……ヴォルデモートが秘宝ひほうを手に入れるのを、阻止しようとしたのであろう……」

「……それとも、先生の墓を暴あばくのを阻止しようとしたのでは」

ハリーが思ったままを言うと、ダンブルドアは目を拭ぬぐった。

またしばらくの沈ちん黙もくの後、ハリーが口を開いた。

「先生は、『蘇よみがえりの石いし』を使おうとなさいましたね」

ダンブルドアはうなずいた。

「何年もかかって、ようやくゴーントの廃はい屋おくに埋められているその石を見つけた。石は秘宝の中でもわしがいちばん強く求めていたものじゃった――もっとも若いときは、まったく違う理由で石がほしかったのじゃが。石を見て、わしは正気を失ったのじゃよ、ハリー。すでにそれが『分ぶん霊れい箱ばこ』になっていることも、指輪には間違いなく呪のろいがかかっていることも、すっかり忘れてしもうた。指輪を取り上げ、それをはめた。一瞬いっしゅんわしは、アリアナや母、そして父に会えると思った。そしてみんなに、わしがどんなにすまなく思っているかを伝えられると思ったのじゃ……」


    又是沉默。哈利没有问邓布利多是否弄清是谁击毙了阿利 安娜。他不希望知道,更不希望邓布利多不得不告诉他。他终 于知道了邓布利多对面厄里斯魔镜时会看见什么,知道了邓布 利多为什么那样理解魔镜对哈利的吸引力。
    他们默默地坐了很久,身后那个生命的呜咽声几乎不再使 哈利分神了。
    最后,哈利说:“格林德沃试图阻止伏地魔追寻那根魔杖 。他撒谎了,你知道,谎称他从没得到过它。”
    邓布利多点点头,垂眼望着膝头,泪水仍然在他的弯鼻子 上闪闪发亮。
    “听说他晚年独自被关在纽蒙迦德牢房里时流露出了悔恨 。我希望这是真的。我希望他能感受到他的所作所为是多么恐 怖和可耻。也许,他对伏地魔撒谎就是想弥补……想阻止伏地 魔拿到圣器……”
    “……或者不让他闯进你的坟墓?”哈利插言道,邓布利 多擦了擦眼睛。
    又是短暂的沉默,然后哈利说:“你试着用过复活石?”
    邓布利多点了点头。
    “那么多年之后,我终于发现它埋在冈特家的荒宅里—— 这是我最渴望得到的圣器,不过年轻时我要它是因为别的原因 ——我昏了头,哈利。我忘记了它已经是一个魂器,忘记了那 戒指上肯定带有魔咒。我把它拿了起来,把它戴在了手上,那 一瞬间,我以为自己就要见到阿利安娜、我的母亲、我的父亲 ,告诉他们我心里有多么多么悔恨……”

分享到:

顶部
11/25 01:37