第九节 日常会话敬语
虽然关系亲密,但也是上司和前辈,所以必须要好好使用敬语。并不是所有词只要加上「れる」或「られる」就变成敬语了。有时本想使用尊敬语,却用成了自谦语,从而闹了笑话。本节就着重为您讲解日常生活中的用到的基础敬语。
上司に「飲んでもらいたい」と言う
情景:
大友株式会社のある朝、実家がお酒の蔵元である高田さんが、実家から送られてきた新酒を石田部長に持ってきた。お酒が大好きな部長は、喜びつつも高田さんの発言「うちの母親が、これを部長さんに飲んでもらいたいということで送ってきました」を聞いて苦笑い。
为什么听了高田的话,部长会苦笑呢?
问题分析:
首先,在上司面前称呼自己的妈妈「母親」就有问题。在正式场合,以及和上司或外部人士交流时,应该说「母」。
其次,「これを部長さんに飲んでもらいたい」也不对。可能高田直接把妈妈的话「これを部長さんに飲んでもらいたいから、会社に持っていきなさい」告诉给了部长,这样是不妥的。「飲んでもらいたい」这句没有完全使用敬语,「飲む」的尊敬语是「召し上がる」,「もらう」的尊敬语是「いただく」,带入句中就变成「召し上がっていただきたい」。另外,这句中的「部長さん」也是不对的,「部長」已经是敬称了,不需要再加上「さん」「様」等。
最后,「送ってきました」没有使用敬语也是不对的。此句中的「送る」是高田妈妈的动作,动作对象是高田。在部长面前,高田和妈妈是相同等级的,并且都比部长等级低,所以此处「送る」无需做改动,只要将「きました」改为其自谦语「参りました」即可。
正确表达:
母が、これを部長に召し上がっていただきたいということで送って参りました。
(我母亲希望部长您也能尝尝,所以送来了这瓶酒。)
会社のスピーチで「見た人もいると思う」と言う
情景:
石田部長も同席している朝礼の1分間スピーチ。今日の担当は松下君で、テーマは昨晩のテレビ番組のこと。「昨日放送された特別番組を見られた方もいられると思うのですが……」と言ったら、敬語にうるさい総務の佐藤課長から、「せっかくいいことを言っているのに惜しい。その言葉遣い、どうにかならんかね」との指摘が。松下君はキョトン。
松下君的早会演讲到底是哪里出了问题呢?
问题分析:
松下君的演讲的听众是包含了部长的所有人,所以需要使用敬语。但是松下君的「見る」和「いる」的尊敬语用法都不对。
「見る」的尊敬语有「見られる」和「ご覧になる」两种,其中「ご覧になる」的敬意更高。若是早会演讲的听众中没有部长的话,使用「見られる」也是可以的,但是若部长也在,就必须要使用敬意更高的「ご覧になる」。「いる」的尊敬语是「いらっしゃる」,不存在「いられる」这种说法。
正确表达:
昨日放送された特別番組をご覧になった方もいらっしゃると思うのですが……
(可能有人已经看过昨天播放的特别节目了……)
上司に「食べましたか?」とたずねる
情景:
石田部長との打ち合わせで渡辺課長のピンチを救った松下君。渡辺課長にお昼をおごってもらうことになり、近所のラーメン屋「五十嵐」をリクエスト。そこの新メニューを課長はもう食べたかどうか聞こうとして「課長、新メニューの豚骨ラーメン、もういただかれましたか?」と言ったのだが、課長はなぜかけげんな顔。
为什么听了松下的话,科长一脸惊讶?
问题分析:
问题出在「いただかれましたか」上。「食べる」的尊敬语有「召し上がる」「お食べになる」「食べられる」三种,敬意递减,而「いただく」是「食べる」的自谦语。即使在「いただく」后接表示尊敬的「れる/られる」给人感觉像尊敬语,也是不行的,没有这样的敬语用法。
对客户或上司等地位等级比自己高的人,使用「めしあがる」或「お食べになる」比较好。但是渡边科长和松下的关系貌似还不错,所以使用「めしあがる」或「お食べになる」有点显生疏,拉远了两人的距离。此处还是用「食べられる」比较合适。
正确表达:
課長、新メニューの豚骨ラーメン、もう食べられましたか?
(科长,新菜单上的豚骨拉面,你吃过没?)
上司に「読みましたか」とたずねる
情景:
昼食後、会社にもどった松下君と上司の渡辺課長が雑談しています。今月のベストセラーをもう読んだか課長にたずねようと、松下君が「課長もこの本を拝読されましたか?」と発言。ちゃんと敬語を使ったのに、なぜか課長はけげんな顔をしています。どうして?
为什么听了松下的话,科长一脸惊讶?
问题分析:
问题出在「拝読」上。「拝読」是「ありがたく読ませてもらう」的意思,当自己阅读从上级或地位等级比自己高的人处得到的书或资料等时,才可以使用「拝読」,如「課長からお借りした本を拝読しました」「先生からいただたいたお手紙を拝読しました」。如阅读的东西不是从上级处得到的,而是自己买的,是不可以使用「拝読」的,直接使用「読む」就可以了。
「読む」的尊敬语有「お読みになる」「読まれる」两种,前者比后者敬意更高。对客户或上司等地位等级比自己高的人,使用「お読みになる」比较好。但是渡边科长和松下的关系貌似还不错,所以使用「読まれる」也可以。
正确表达:
課長もこの本を読まれましたか?
(科长您也看过这本书吗?)
上司に物を「あげます」と言う
情景:
上司の渡辺課長に、自分の読んだ本の話をしたら、課長は興味を持ったようです。そこで、松下君は、課長に「よければ、この本あげますよ」と言ったのですが、課長はムッとしてしまいました。さて、どうしてでしょう?
松下君明明是好心想送书给科长,为什么反而惹怒了科长?
问题分析:
「あげる」是「与える」和「やる」的礼貌用语,但不是敬语,对上司这么说有点不合适。「あげる」的自谦语是「差し上げる」,「よければ」的礼貌用语是「よろしければ」,这样该句就变成了「よろしければ、この本を差し上げます」。
「差し上げる」虽然是自谦语了,但意思还是“送给对方东西”,有的上级会觉得这是从下级处收受恩惠,所以很反感。想送东西给这样的上级,就得转变一下说话方式,从送东西的目的下手。送书的目的是为了给对方读,所以就可以说「よろしければ、お読みください」。又或者送点心等,是为了给对方吃,就可以说「このお菓子、よろしければ召し上がってください」。
正确表达:
よろしければ、お読みください。
(合适的话,这本书就送给科长您读了。)
目上の人に「知っていてくれて光栄です」と言う
情景:
自社主催のパーティーに出席している松下君。社長から「君の頑張りはいつも聞いているよ」と声をかけられ、感激して「社長が僕のことを存じ上げていたとは光栄です!」と言ったのだが、後で石田部長からたしなめられた。どうして?
石田部长为什么要责备松下君呢?
问题分析:
问题出在「存じ上げる」上。「存じ上げる」是「知る」的自谦语,而此处应该用「知る」的尊敬语「ご存知」,这两个词很相似,要注意区分。
「知る」的自谦语除了「存じ上げる」外,还有「存じる」。「存じ上げる」只能用于下对上,但「存じる」和「知る」这两个词可以用作正式用语或是礼貌用语。另外「存じる」还是「思う」的自谦语,这也是和「存じ上げる」的区别。
正确表达:
社長が僕のことをご存じだったとは光栄です!
(社长您能知道我,我感到非常光荣。)
上司にねぎらいの言葉をかける
情景:
大友株式会社主催のパーティーが終わり、来客を見送ったあと、石田部長と松下君は最寄り駅まで一緒に歩いてきた。そこで別れる際に、石田部長から「松下君、今日はご苦労様だったね」のお言葉が。それを受けて松下君が「部長も、今日はご苦労様でございました」と言ったら部長は苦笑い。どうして?
为什么听了松下君的话,部长会苦笑呢?
问题分析:
「ご苦労様」是上对下才能说的,所以对于上级是不能说「ご苦労様」的,即便加上「ございました」「でした」也是不行的。
有一个与「ご苦労様」很相似的词语是「お疲れ様」,这个词多用于同事之间的互相寒暄。在「お疲れ様」后接「ございました」或「でした」,构成礼貌用语「お疲れさまでした」和「お疲れさまでございました」,就可以对上级使用了。
正确表达:
部長も、今日はお疲れさまでございました。
(部长您今天也辛苦了。)