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3-2.起点・終点・限界・範 囲_どんなときどう使う日本語表現文型500_日语语法_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3337
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起き点てん・終しゅう点てん・限げん界かい・範はん囲い
 
ものごとの始はじまりと終おわり・上と下の限界・その間あいだを言いいたいとき
★3
1 ~から~にかけて
2 ~を通つうじて・~を通とおして
3 ~だけ・~だけの
4 ~にわたって・~にわたる
★2
5 ~をはじめ(として)・~をはじめとする
6 ~からして
7 ~かぎり・~かぎりの
★1
8 ~を皮かわ切きりに(して)・~を皮切りとして
9 ~に至いたるまで
10 ~を限かぎりに
11 ~をもって
12 ~というところだ・~といったところだ

3
1 ~から~にかけて  ★3
【~から~までの間あいだ】
①朝あさ、7時半から8時にかけて、バスがとても込こむ。
②昨さく年ねんの夏なつから今年の春はるにかけて、わたしのうちではいろいろなことが
起おこった。
③あすは関かん東とう地ち方ほうから東北地方にかけて、小こ雨さめが降ふるでしょう。
(天気予よ報ほう)
④首しゅ都と高こう速そく道どう路ろは銀ぎん座ざから羽はね田だにかけて渋じゅう滞た
いしています。(交こう通つう情じょう報ほう)
接続 N+から+N+にかけて
▶1)始はじまりと終おわりがそれほどはっきりしていない範はん囲いを表あらわし、その範はん囲い内ないで連れん続ぞ
く的てきに、または断だん続ぞく的てきにあることが続つづいていると言いいたいときに使つかう。
 2)後あとの文ぶんは1回かいだけのことではなく、連続的なことである。
   ╳A駅えきからB駅にかけて、わたしのアパートがあります。
   ◯A駅からB駅にかけてアパートがたくさん並ならんでいる。
   ╳夜よ中なかから明あけ方がたにかけて、チンさんが訪たずねてきました。
   ◯夜中から明け方にかけて雨が降りました。

3
2 ~を通つうじて・~を通とおして  ★3
【~の間あいだずっと】
①この地ち方ほうは年間を通じてほとんど同おなじような天てん候こうです。
②人じん類るいの歴れき史しを通じて、地ち球きゅうのどこかでつねに戦せん争そうが行
おこなわれていた。
③この画が家かは一いっ生しょうを通して小さい動どう物ぶつたちの絵えをかき続つづけ
た。
④母は3か月の入にゅう院いん期き間かんを通して1度ども不ふ満まんを言いわなかっ
た。
接続 N+を通じて
▶「~の間ずっと同おなじ状じょう態たいだ」と言いたいときに使つかう。「~を通して」の後あとには積せっ極きょく
的てき・意い志し的てきなことを表あらわす文ぶんが来ることが多おおい。
   →2課かⅡ・3「~を通じて・~を通して」

3
3 ~だけ・~だけの  ★3
【~の限げん度どまで】
①わたしはごみの袋ふくろを持もてるだけ持ってごみ置おき場ばまで運はこんだ。
②どうぞお菓か子しを好すきなだけお取とりください。
③あしたはできるだけ早はやく来てください。
④わたしは彼かれに言いたいだけのことを全ぜん部ぶ言うつもりだ。
接続 普ふ通つう形けいの肯こう定てい形けい(ナAな)+だけ(Nにつく例れいはない)
▶「~だけ…」の形かたちで、「もうこれ以い上じょうはないという限度まで…する」と言いたいときに使つかう。③の
ように「できるだけ」の形で慣かん用よう的てきに使うこともある。
   →10課かⅠ・6「~だけの」

3
4 ~にわたって・~にわたる  ★3
【~の全ぜん体たいに】
①山やま田だ先生は長い年月にわたって、子どもの音おん楽がく教きょう育いくに力ちか
らを注そそいだ。
②この店みせは親おや、子、孫まごの3代だいにわたり、伝でん統とう的てきな和わ風ふ
うの味あじを守まもっている。
③1年間にわたる橋はしの工こう事じがやっと終おわった。
④15日間にわたった夏か季きオリンピック大たい会かいも今日で幕まくを閉とじます。
接続 N+にわたって
▶期き間かんや場ば所しょなどある範はん囲いを表あらわす言こと葉ばを受うけて、その範囲が大きいという感かんじを表
したいときに使つかう。

3
5 ~をはじめ(として)・~をはじめとする  ★2
【~を第だい1に】
①ご両りょう親しんをはじめ、家族のみなさんによろしくお伝つたえください。
②わたしは日本に来てから先せん輩ぱいのリンさんをはじめ多おおくの方のお世せ話わに
なっています。
③東京の永なが田た町ちょうには国こっ会かい議ぎ事じ堂どうをはじめとして、国のいろ
いろな機き関かんが集まっている。
④今こん回かいのサミットでは、アメリカをはじめとする主しゅ要よう8か国の首しゅ脳
のうが参さん加かして話し合あいが行われる。
接続 N+をはじめ(として)
▶代だい表ひょうとなるものを「~をはじめ」で挙あげておいて、「同じグループのほかのものもみんな」と言いたいとき
に使う。後あとの文ぶんには、みんな・いろいろ・たくさん・大おお勢ぜいなど、多た数すうを表あらわす語が来るこ
とが多い。

3
6 ~からして  ★2
【~を第だい1の例れいとして】
①この職しょく場ばには時間を守まもらない人が多い。所しょ長ちょうからしてよく遅ち
刻こくする。
②新しく買い替かえた携けい帯たい電話は前のとはずいぶん違ちがう。だいいち、色から
して違う。
③この店の雰ふん囲い気きは好すきになれない。まず、流ながれている音楽からしてわた
しの好このみではない。
接続 N+からして
▶「~からして…」の形かたちで、最もっとも基き本ほん的てきなことや普ふ通つうはあまり問題にならないことを取と
り上げ、「~さえ…だからほかのこともそうだ」と言いたいときに使う。
   →11課かⅠ・5「~からすると・~からすれば・~からして」

3
7 ~かぎり・~かぎりの  ★2
【~の限げん界かいぎりぎりまで】
①できるかぎりお手て伝つだいいたします。遠えん慮りょなく言ってください。
②さあ、いよいよあしたは入学試験だ。力のかぎりがんばろう。
③この事じ件けんについて知っているかぎりのことを話してください。
④わたしたちのチームが負まけそうになったので、みんなあらんかぎりの声こえを出して
応おう援えんした。
接続 Vる/Nの+かぎり
▶「限界まで~する」と言いたいときの表ひょう現げん。慣かん用よう表現として④のような例れいもある。
   →8課か3「~かぎり(は)」

3
8 ~を皮かわ切きりに(して)・~を皮切りとして  ★1
【~から始まって】
①あのスーパーは大おお阪さかでの出しゅっ店てんを皮切りに、日本各かく地ちに次つ
ぎ々つぎに支し店てんを出している。
②彼かれの発はつ言げんを皮切りにして、大おお勢ぜいの人が次々に意見を言った。
③この作品を皮切りとして、彼かの女じょはその後ご、多おおくの小しょう説せつを発
はっ表ぴょうした。
接続 N+を皮切りに
▶「~から始まって、その後次々に」と言いたいときに使う。その後あとに続つづく行こう為いのきっかけになるいちば
ん初はじめの行為を表あらわす。

3
9 ~に至いたるまで  ★1
【~までも】
①フィギュアスケートの指し導どうは厳きびしかった。指ゆびの先さきに至るまで細こま
かく注意された。
②身み近ぢかなごみ問題から国こく際さい経けい済ざいの問題に至るまで、面めん接せつ
試験の質問内ない容ようは実じつにいろいろだった。
③何年か前に、0歳さいの赤あかん坊ぼうから100歳を越こえる高こう齢れい者しゃに至る
まで、すべての住じゅう民みんに国から一いっ定てい額がくのお金が支し給きゅうされ
た。
接続 N+に至るまで
▶「ものごとの範はん囲いがそんなことにまで達たっした」と言いたいときに使う。上じょう限げんを強きょう調ちょう
して表あらわすのであるから、極きょく端たんな意い味みの名めい詞しに接せつ続ぞくする。

3
10 ~を限かぎりに  ★1
【~を最さい後ごとして】
①今日を限りに禁きん煙えんすることにしました。
②20年続つづいたこのマラソン大たい会かいも、今こん回かいを限りに打うち切られるそ
うだ。
③今こん年ねん度どを限りに土曜日の業ぎょう務むは行わないことになりました。
接続 N+を限りに
▶今まで続いていたことが今こん後ごはもう続かなくなるということを言うときに、その最後の期き限げんを表あらわす。
 
3
11 ~をもって  ★1 F
【~で】
①本ほん日じつをもって職しょく場ばの皆みな様さまとお別わかれすることになりまし
た。
②展てん示じ会かいの最さい終しゅう日びは午後5時をもって終わりにさせていただきま
す。
③これをもちまして第だい10回かい卒そつ業ぎょう式しきを終しゅう了りょういたしま
す。
接続 N+をもって
▶それまで続つづいていたことの終わりの時じ点てんを宣せん言げんするときに使う。公こう式しき文ぶん書しょやあい
さつなどにみられる硬かたい言い方。
   →2課かⅡ・4「~をもって」
 
3
12 ~というところだ・~といったところだ  ★1
【最さい高こうでも~だ/せいぜい~だ】
①来らい年ねん度どわたしがもらえそうな奨しょう学がく金きんはせいぜい5万円という
ところだ。
②わたしが作れる料理ですか。そうですねえ。卵たまご焼やき、みそ汁しるといったとこ
ろです。
③彼かの女じょ、ダンスがうまくなったね。仕し上あがりまでもう1歩といったところだ
ね。
接続 N+というところだ
▶「せいぜい~だ・最高でも~だ・~以上ではない」と言いたいときの表ひょう現げん。あまり多くないと思える数すう
量りょうや、軽かるいと感かんじられる言こと葉ばに接せつ続ぞくする。


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