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19-3.原因・理由Ⅱ_どんなときどう使う日本語表現文型500_日语语法_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3336
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原げん因いん・理り由ゆうⅡ
 
そうなったわけやそう思おもうわけを言いいたいとき
★3
1 ~からには・~からは
2 ~からこそ
★2
3 ~ことだし
4 ~以い 上じょう(は)
5 ~上うえは
6 ~のことだから・~のことだ
7 ~ところをみると
8 ~だけに
9 ~あまり(に)・あまりの~に
★1
10 ~とあって
11 ~ではあるまいし
12 ~ばこそ
13 ~手て前まえ

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Ⅱ・1 ~からには・~からは  ★3
【のなら/のだから】
①県けんの代だい表ひょうになって全ぜん国こく大たい会かいに出でるからには、勝かっ
てメダルを持もって帰かえりたい。
②タイに住すむからには、タイ語が少すこし話はなせた方ほうがいいだろう。
③子どもがいじめられているのを見たからには、だまって見ていることはできない。
④こちらからお願ねがいするからは、わたしたちもできるだけのことをいたします。
接続 普ふ通つう形けい(ナAである/Nである)+からには
▶1)「~のだから、当とう然ぜん…」と、話す人の理り由ゆうや判はん断だん・決けつ意いなどを言いいたいときの表
ひょう現げん。
 2)「…」では「~べきだ・~つもりだ・~はずだ・~にちがいない・~てはいけない」など、話す人の意い志しを表
あらわす言いい方かたや相あい手てへの働はたらきかけの言い方がよく使つかわれる。このことはⅡ・4「~以い
上じょう(は)」、Ⅱ・5「~上うえは」も同おなじ。

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Ⅱ・2 ~からこそ  ★3
【~から】
①ジムはほかの人の2倍ばいも勉べん強きょうしたからこそ、大学に合ごう格かくできた
のです。
②佐さ藤とう先生に診みていただいたからこそ、この病びょう気きが見つかったのです。
③教きょう師し「みなさんのことが好すきだからこそ、こんな小さいことも注ちゅう意い
するんです」
④暑あつい時ときだからこそ、熱あついシャワーを浴あびたい。
接続 普ふ通つう形けい+からこそ
▶1)「~からこそ、…」の形かたちで、「~」がその理り由ゆうだと強つよめて言いいたいときに使つかう。①②③の
ように「~からこそ…のだ」の形で使うことが多い。マイナスの意い味みを強める使つかい方かたはほとんどしな
い。
 2)③④はちょっと見ると常じょう識しきに反はんするように思おもえるが、そうではない、とその理由を特とくに言
いたいときの使い方である。

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Ⅱ・3 ~ことだし  ★2
【から/ので】
①雪ゆきも降ふってきたことだし、今日の山やま登のぼりはやめにしよう。
②12月30日の新しん幹かん線せんの切きっ符ぷも買ったことだし、あとは故ふる郷さとへ
帰かえるだけだ。友ゆう人じんたちに会あうのが楽たのしみだ。
③夏のことだし、パーティーは庭にわでやりますから気き楽らくにカジュアルな服ふく装
そうで来てください。
接続 普ふ通つう形けい(ナAな・ナAである/Nの・Nである)+ことだし
▶軽かるい理り由ゆうを表あらわす言い方。ほかにも理由があるという感かんじがある。「し」だけの言い方と似にている
が、ややていねいで、少し理由を強きょう調ちょうした言い方。

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Ⅱ・4 ~以い上じょう(は)  ★2
【~のだから】
①オリンピックに出しゅつ場じょうする以上、メダルを取とりたい。
②この学校の生せい徒とである以上は、学校の規き則そくは守まもらなければならない。
③お金かねを払はらってこの博はく物ぶつ館かんに入にゅう場じょうした以上、閉へい館
かんの時間まで見ていたい。
接続 普ふ通つう形けい(ナAである/Nである)+以上(は)
▶「~のだから、当とう然ぜん…」と話わ者しゃの判はん断だん・決けつ意い・勧すすめなどを言うときの表ひょう現げ
ん。「…」には、「~べきだ・~つもりだ・~はずだ・~にちがいない・~てはいけない」などの話者の判断や気持ち
を表あらわした言い方、または相あい手てへ働はたらきかける言い方、勧め・禁きん止しなどがよく使われる。

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Ⅱ・5 ~上うえは  ★2
【~のだから】
①大学に進しん学がくすると決きめた上は、しっかり勉強しなければならない。
②マラソン大たい会かいを開く上は、十分な準じゅん備びが必ひつ要ようだ。
③会かい議ぎでやると決きまった上は、この企き画かくをやりたくなくてもやるしかな
い。
接続 Vる・Vた+上は
▶「~のだから、当とう然ぜん…」という言い方。「…」には、責せき任にん・判はん断だん・覚かく悟ご・決けつ意い
を伴ともなう行こう為いを表あらわす言こと葉ばを使う。Ⅱ・1「~からには」、Ⅱ・4「~以い上じょう(は)」な
どと近い表ひょう現げん。

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Ⅱ・6 ~のことだから・~のことだ  ★2
【~なのだから】
①あのまじめな佐さ藤とうさんのことだから、言ったことはきちんとやりますよ。
②「よし子こ、遅おそいですね」
「買い物の好すきなよし子のことだ。また、閉へい店てんまで買い物をしているんだろ
う」
③「ケンタから聞いたんですが、イチローがまり子こと結けっ婚こんするんだって」
「ケンタのことだ。また、じょうだんで言っているんだろう」
接続 N+のことだから
▶1)「~のことだから、…」の形かたちで、互たがいにわかっている「~」から判はん断だんして、「…」と推すい量
りょうしたことを言う。「~」には多くの場ば合あい人を表あらわす名めい詞しが来る。
 2)③のように互たがいにわかっていること(この場合はケンタの性せい格かく)は省しょう略りゃくされることが多
い。

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Ⅱ・7 ~ところをみると  ★2
【~から判はん断だんすると】
①兄が急に掃そう除じを始めたところをみると、友だちが遊あそびに来るんだと思う。
②雨なのに朝から大おお勢ぜいの若わかい人ひとが集まっているところをみると、あの歌
か手しゅはよほど人にん気きがあるのだろう。
③発はつ売ばい前からインターネットによる注ちゅう文もんが多くて話わ題だいになって
いるところをみると、あの本はベストセラーになるかもしれない。
接続 普ふ通つう形けい(ナAな・ナAである/Nの・Nである)+ところをみると
▶「~という様よう子すを見ると、…ということが推すい測そくされる」と言いたいときに使う。

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Ⅱ・8 ~だけに A  ★2
【~ので、それにふさわしく】
①伊い藤とうさんは実じつ力りょくがあるだけに、彼かの女じょの発はつ言げんは人をひ
きつける。
②年ねん末まつだけに、飛ひ行こう機きも列れっ車しゃも帰き省せい客きゃくや旅りょ行
こう客きゃくで込こんでいる。
③桜さくら井いさんは若わかいだけに、理り解かいが早く、仕事も手て早ばやい。
④今日は37度以上あるそうだ。暑あつさが暑さだけに、ちょっと歩くと大おお汗あせをか
く。
⑤デザインのいいセーターがあったが、2万円という値ね段だんが値段だけに買わなかっ
た。
接続 N/普ふ通つう形けい(ナAな・ナAである/Nである)+だけに
▶1)「~だけに、…」の形かたちで、「~」で理り由ゆうとなることや状じょう況きょうなどを言い、それにふさわし
い結けっ果かとして発はっ生せいすることや推すい量りょうされることを「…」で言う。評ひょう価かや判はん断
だんを言うことも多い。
 2)④⑤のように「NがNだけに」の形かたちで、同じ名めい詞しをくりかえして、Nが特別だから、と言いたいときに
使う言い方もある。

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Ⅱ・8 ~だけに B  ★2
【~ので、反はん対たいに…】
①勝かてると思っていただけに、負まけたときのショックは大きかった。
②ケンタは家が近いだけに、かえって遅ち刻こくが多い。
③今いま村むらさんは若いだけに、地味なセーターがかえって彼かの女じょの美うつくし
さを引ひき立たてている。
接続 普ふ通つう形けい(ナAな・ナAである/N・Nである)+だけに
▶「~なので、普通以上にもっと…」「~なので、予よ想そうされることとは反はん対たいに」という意味。②③のよう
に「かえって」とよくいっしょに使われる。

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Ⅱ・9 ~あまり(に)・あまりの~に  ★2
【非常に~ので】
①質しつ問もんは簡かん単たんだったのに緊きん張ちょうしたあまり答えられなかった。
②事じ故この後あと、その人は息むす子こが無ぶ事じだったという知しらせを聞いて、喜
よろこびのあまり泣なき出したということだ。
③合ごう格かく発はっ表ぴょうで自分の番ばん号ごうを見つけたとき、うれしさのあまり
飛とび上あがった。
④ストリートダンスを見に行ったが、あまりのにぎやかさに驚おどろいた。
⑤彼かの女じょの夫おっとが文ぶん学がく賞しょうを受うけた。彼女はあまりのうれしさ
にしばらく話はなしができなかった。
接続 Nの/V・Aの普ふ通つう形けい(肯こう定てい形けいだけ)(ナAな)+あまり
(に)  あまりの+Nに
▶「~の程てい度どが極きょく端たんなので、普通でない状じょう態たいやよくない結けっ果かになる」と言いたいとき
の表ひょう現げん。「~あまり」の「~」には感かん情じょうを表あらわす言こと葉ばが来ることが多い。

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Ⅱ・10 ~とあって  ★1
【~という状じょう況きょうなので/~ので】
①2人ふたりが会うのは3年ぶり(だ)とあって、お互たがいに話したいことがたくさん
ある様よう子すだった。
②歳さい末まつの大おお売うり出だしが始まった。しかし、不ふ景けい気きとあって、デ
パートの人ひと出ではよくない。
③桜さくらが満まん開かいの晴せい天てんの休日とあって、公こう園えんはどこも花見の
人でにぎわっていた。
④I選せん手しゅが出しゅつ場じょうするとあって、ゴルフ場じょうは彼かれを見ようと
いう人ひと々びとでいっぱいだった。
接続 N/普ふ通つう形けい+とあって
▶「~とあって…」の形かたちで「~」では特別な様よう子すや状じょう況きょうについて述のべ、「…」ではそれが理
り由ゆうとなって起おこることについて言う。話わ者しゃの観かん察さつ・感かん想そうなどを言うことが多い。
ニュースなどでもよく使われる。

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Ⅱ・11 ~ではあるまいし  ★1 S
【~ではないのだから】
①子どもではあるまいし、あまりバカなことを言いうもんじゃない。
②「おじいちゃん、デフレって何」
「学校の先生じゃあるまいし、そんなこと、じょうずに説せつ明めいできないよ」
③親おや子この縁えんを切ったわけじゃあるまいし、携けい帯たいで「元気だよ」とだけ
でも知らせてほしい。
接続 N+ではあるまいし
▶1)「Nではないのだから、当とう然ぜん…」と言いたいときの表ひょう現げん。後あとの文ぶんには、相あい手てに対
たいする話わ者しゃの判はん断だん・主しゅ張ちょう・話はなし相あい手てへの忠ちゅう告こくなどが来くる。
 2)古い言こと葉ばであるが、会かい話わ的てきな表現である。公こう式しきの文ぶん章しょうには使わない。

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Ⅱ・12 ~ばこそ  ★1
【~から】
①あなたの将しょう来らいを思えばこそ、こうして注意しているんです。
②見み舞まいに来てくれる人のやさしさがあればこそ、病気と闘たたかう勇ゆう気きがわ
いてくる。
③わたしが今日あるのも、わたしを支ささえてくださった方かた々がたがいればこそだ。
④このボランティア団だん体たいが20年以い上じょう続つづいているのは、地じ味みな活
かつ動どうをする会かい員いんがいればこそです。
接続 Vば/イAければ/ナAであれば/Nであれば+こそ
▶「~ばこそ、…」の形かたちで、「~だから、…。ほかの理り由ゆうではない」と話わ者しゃの気持ちを強く言う言い
方。「~」は状じょう態たいの表ひょう現げんが多い。硬かたい言い方である。

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Ⅱ・13 ~手て前まえ  ★1
【~した自分の体たい面めんや面メン子ツがあるから】
①みんなの前で「わたしがやります」と言ってしまった手前、もう引ひき下さがれない。
②T社にはいつも世話になっている手前、今こん回かいもまた無む理りをお願ねがいする
ことはできない。
③田た中なかさんは子どもにディズニーランドへ連つれていくと約やく束そくした手前、
今年はどうしても行かなければならないそうだ。
接続 Vる・Vた・Nの+手前
▶何か言ったり、したりしてしまった後あと「ほかの人の前で自分の体面を保たもつため」という場ば面めんで使う。

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