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20-2.仮定条件・確定条件_どんなときどう使う日本語表現文型500_日语语法_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3345
20
仮か定てい条じょう件けん・確かく定てい条件
 
もしある状じょう況きょうになったら、またはある状況のもとでは、そうする・そう
なると言いいたいとき
★3
1 ~さえ~ば
2 ~としたら・~とすれば・~とすると
3 ~ば~(のに)
★2
4 ~ないことには
5 ~ものなら
6 ~をぬきにしては
7 ~ようものなら
8 ~ないかぎり
9 ~となると
★1
10 ~たら最さい後ご・~が最後
11 ~なくして(は)
12 ~とあれば

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1 ~さえ~ば  ★3
①うちの子こは暇ひまさえあれば、本を読んでいます。
②湿しつ度どさえ低ひくければ、東京の夏なつは暮くらしやすいのではないか。
③これは薬くすりを飲のみさえすれば治なおるという病びょう気きではありません。
④課か長ちょうにさえちゃんと断ことわっておけば、今日の会かい議ぎに欠けっ席せきし
ても大だい丈じょう夫ぶだよ。
⑤この机つくえ、もう1サイズ小さくさえあれば、わたしの部へ屋やにちょうどいいので
すが。
⑥子どもたちの体からださえ健けん康こうなら、親おやはそれだけで満まん足ぞくだ。
接続 Vます+さえすれば  N(+助じょ詞し)+さえ+Vば/イAければ/ナAなら/Nな
ら  イAく/ナAで+さえあれば
▶「~さえ~ば…」の形かたちで、「…」が可か能のうになるのに必ひつ要ような「~」というただ1ひとつの条じょう
件けんを仮か定ていするときに使つかう。

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2 ~としたら・~とすれば・~とすると  ★3
【~と仮か定ていしたら】
①もし、ここに100万円あったとしたら、何に使つかいますか。
②この参さん加か者しゃ名めい簿ぼが正ただしいとしたら、まだ来ていない人が2人ふた
りいる。
③わたしの言こと葉ばが彼かれの気き分ぶんを悪わるくしたのだとしたら、本ほん当とう
に申もうし訳わけないことをしたと思おもう。
④時じ給きゅう800円で1日4時間、1週間に5日働くとすれば、1週しゅう間かんで1万6,000
円になる。
⑤報ほう告こく書しょの数すう字じが間ま違ちがっているとすれば、結けつ論ろんはまっ
たく違ちがうものになるだろう。
⑥運うん転てん免めん許きょ証しょうを取とるのに30万円以い上じょうもかかるとする
と、今のわたしには無む理りだ。
⑦車を持もっている彼が来ないとすると、だれが荷に物もつを運はこんでくれるのだろう
か。
接続 普ふ通つう形けい+としたら
▶1)「~としたら・~とすれば・~とすると」の3みっつの形かたちは、「あることを仮か定ていしたら」という基き本
ほん的てきな意い味みは同おなじである。
 2)「~としたら」は、「今はそのような状じょう況きょうにはないが、もしその状況を仮定したら」「不ふ明めいな
ことを、そうだと仮定したら」という意い味みで使つかう。
 3)「~とすれば」は、「そのように仮定すれば、ある論ろん理り的てきな結けっ果かになる」という意味で使うこと
が多い。
 4)「~とすると」は、「そのように仮定すると、どういうことになるか」というニュアンスで使う。

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3 ~ば~(のに)  ★3
①きのうのミーティングに君きみも来ればよかったのに。とても大たい切せつなことを話
したよ。
②もう少すこし暇ひまなら、お手て伝つだいできたのに。すみません。
③店みせできれいなセーターを見たの。もっと安やすければ買かったんだけれど……。
④若わかいうちにもっと外国語を勉べん強きょうしていたら、好すきな旅りょ行こうの仕
し事ごとができただろう。
接続 Vば/イAければ/ナAなら(ば)/Nなら(ば)+~(のに)
▶1)「~ば」で事じ実じつとは違ちがうことを仮か定ていして考かんがえ、あとに実じつ現げんしなかったことなどに
ついて述のべる。残ざん念ねんな気き持もちを表あらわす場ば合あいが多おおい。
 2)「のに」以い外がいに、「~ば…けれど・~ば…だろう・~ば…だろうに」の形かたちもある。
 3)④のように、「たら」で言うこともできる。

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4 ~ないことには  ★2
【~しなければ】
①ある商しょう品ひんが売うれるかどうかは、市し場じょう調ちょう査さをしてみないこ
とには、わからない。
②山やま田ださんが資し料りょうを持っているんだから、彼かれが来ないことには会かい
議ぎが始まりません。
③体が健けん康こうでないことには、いい仕事はできないだろう。
④まことに申もうし訳わけありませんが、ご本ほん人にん様さまであることを証しょう明
めいするものがないことには、お支し払はらいすることができません。
接続 Vない/イAくない/ナAでない/Nでない+ことには
▶「~なければ、後あとの事こと柄がらは実じつ現げんしない」と言いたいときに使う。後には否ひ定ていの意味の文ぶ
んが来る。話わ者しゃの否定的てき・消しょう極きょく的てきな気持ちを表あらわす場ば合あいが多い。

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5 ~ものなら  ★2
【もしできるなら】
①できるものなら鳥になって国へ帰りたい。
②この仕事、やめられるものなら、今すぐにでもやめたい。でも家族がいるからなあ。
③スケジュールが自じ由ゆうになるものなら、広ひろ島しまに1いっ泊ぱくしたいのだ
が、そうもいかない。
④治なおるものなら、どんな手しゅ術じゅつでも受うけます。
接続 Vる(可か能のうの意味の動どう詞し)+ものなら
▶「~ものなら」の前には可能の意味を含ふくむ動詞が来る。そして実じつ現げんが難むずかしそうなことを、「もしで
きるなら・そうなるなら」と仮か定ていして、後あとの文で希き望ぼうなど話わ者しゃの意い志しを表あらわす。

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6 ~をぬきにしては  ★2
【~を考えに入れずには】
①料理のじょうずな山やま田ださんをぬきにしては、パーティーは開けません。
②悪あく条じょう件けんの中の登と山ざんは、隊たい長ちょうの強いリーダーシップをぬ
きにしては成せい功こうしない。
③この国の将しょう来らいは、観かん光こう事じ業ぎょうの発はっ展てんをぬきにしては
あり得えない。
接続 N+をぬきにしては
▶1)「ある事こと柄がらは、~を考えに入れないと実じつ現げんが難しい」と言うときに使う。
 2)「~」には話わ者しゃが高く評ひょう価かする事柄が来る。後あとには「することができない・難しい」という否
ひ定てい的てきな意味の文ぶんが来る。

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7 ~ようものなら  ★2
【もし~のようなことをしたら/もし~のようなことになったら】
①この学校は規き則そくが厳きびしいから、断ことわらずに休もうものなら、大たい変へ
んだ。
②彼かれのような責せき任にん感かんのない人が委い員いん長ちょうになろうものなら、
この委員会かいの活かつ動どうはめちゃくちゃになる。わたしは反はん対たいだ。
③彼かの女じょはこの仕事にすべてをかけている。もし失しっ敗ぱいしようものなら、2
度どと立たち直なおれないのではないか。
接続 Vよう+ものなら
▶「万まん一いちそんなことになったら大たい変へんな事じ態たいになる」という意味のいくらか誇こ張ちょうした言い
方。

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8 ~ないかぎり  ★2
【~しなければ】
①この建物は許きょ可かがないかぎり、見けん学がくできません。
②責せき任にん者しゃの田た中なかさんが賛さん成せいしないかぎり、この企き画かく書
しょを通とおすわけにはいかない。
③参さん加か各かっ国こくの協きょう力りょくが得えられないかぎり、この大たい会かい
を今年中に開くことは不ふ可か能のうだ。
④化か学がくの実じっ験けんで水といえば、特に断ことわらないかぎり、(普ふ通つうの
水ではなく)蒸じょう留りゅう水すいのことを指さす。
接続 Vない+かぎり
▶1)「~ないかぎり…」の形かたちで「~の条じょう件けんが満みたされない間は、…の事こと柄がらが実じつ現げん
しない」という意味。また、「その条件が満たされれば、後の状じょう況きょうも変かわる」という意い味み合あ
いを含ふくむ。
 2)後あとの文ぶんには、否ひ定ていや困こん難なんの意味を表あらわす文が来る。ただし、④のように、「普通の水
ではなく」という否定の部ぶ分ぶんが省しょう略りゃくされることもある。

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9 ~となると  ★2
【もしそうなった場ば合あいは/もしそうなったのなら】
①夫おっと「太た郎ろうが大おお阪さかへ行くことになるかもしれないよ」
妻つま「そう。太郎が大阪転てん勤きんとなると、これからメールや電話のやりとりで
忙いそがしくなるね」
②「試験の成せい績せきが悪い場合は、レポートを書かされるらしいよ」
「そうか。夏休み前にレポートを書くとなると、ちょっと大たい変へんだなあ」
③管かん理り人にん「こちらの駐ちゅう車しゃ場じょうは工こう事じ中ちゅうなので、し
ばらく使えません」
A  「え、この駐車場が使えないとなると、ちょっと不ふ便べんだなあ」
④「川かわ田だ教きょう授じゅは、今こん回かいの学がく長ちょう選せん挙きょに立りっ
候こう補ほしなかったらしいですよ」
「そうですか。川田教授が出ないとなると、次じ期き学長は石いし井い教授に決きまり
だな」
接続 N/普ふ通つう形けい+となると
▶1)「もしそういうことになった場合は、別の新しいことが発はっ生せいする」と言いたいときに使う。
 2)③④は、「そういうことに決きまったのなら」と事じ実じつとなったことについて言う場合である。

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10 ~たら最さい後ご・~が最後  ★1
【もし~のようなことをしたら/もし~のようなことになったら】
①まさおは遊あそびに出かけたら最後、暗くらくなるまで戻もどってきません。
②あの人にお金を貸したら最後、ぜったいに返かえしてくれない。だからわたしはあの人
にはお金を貸さないんです。
③人は1度信しん用ようを失うしなったが最後、再ふたたび信用を取とり戻もどすのは簡
かん単たんではない。
④この作家の推すい理り小しょう説せつは構こう成せいが非ひ常じょうに複ふく雑ざつな
ので、話の筋すじ道みちを失うしなったが最後、推理のおもしろさが半はん減げんす
る。
接続 Vたら・Vたが+最後
▶1)「最後」という言こと葉ばの示しめすとおり、「~のようなことをしたら、もうすべてがだめになる、最後だ」とい
う気持ちで使う。
 2)「~たら最後」のほうが口こう語ご的てき。

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11 ~なくして(は)  ★1 W
【~がなければ】
①努ど力りょくなくしては成せい功こうなどあり得えない。
②事じ実じつの究きゅう明めいなくしては、有ゆう罪ざいか無む罪ざいかの正しい判はん
断だんなどできるはずがない。
③愛あいなくして何の人生だろうか。
接続 N+なくして(は)
▶1)「~なくして(は)…」の形かたちで、「~がなければ、…の実じつ現げんは難むずかしいだろう」と言いたいと
きに使う。いくらか古ふるめかしい表ひょう現げん。
 2)「~」には望のぞましい意味の名めい詞しが来る。「…」には否ひ定てい的てきな意味の文が来る。

20
12 ~とあれば  ★1
【~なら】
①子どもの教きょう育いく費ひとあれば、多少の出しゅっ費ぴもしかたがない。
②彼かれは人ひと柄がらがいいから、彼のためとあれば協きょう力りょくを惜おしまない
人が多いだろう。
接続 N+とあれば
▶1)「~のためなら、または、~のためだからそのことは必ひつ要ようだ、受うけ入いれられる」と言いたいときに使
う。
 2)②のように、慣かん用よう的てきに「~ためとあれば」の形かたちで使われることが多い。後あとには依い頼らい
や誘さそいの文ぶんは来ない。

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