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27-2.心情の強調・避けられない心情や行動_どんなときどう使う日本語表現文型500_日语语法_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3334
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心しん情じょうの強きょう調ちょう・避さけられない心情や行こう動どう
 
そのような感かんじが強つよい、自し然ぜんにそう感じるということを言いいたいとき
外そとからの強い力ちからがあって、心しん理り的てきにそうしないことは避けられ
ないと言いたいとき
★3
1 ~てしかたがない・~てしょうがない
2 ~てたまらない
3 ~ないわけにはいかない
★2
4 ~てならない
5 ~ないではいられない・~ずにはいられない
6 ~ざるをえない
★1
7 ~てやまない
8 ~かぎりだ
9 ~といったらない・~といったらありはしない
10 ~ないではすまない・~ずにはすまない
11 ~ないではおかない・~ずにはおかない
12 ~を余よ儀ぎなくされる・~を余儀なくさせる

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1 ~てしかたがない・~てしょうがない  ★3
【非ひ常じょうに~だ】
①結けっ婚こん10年目めでやっと子どもが生まれたので、うれしくてしかたがありませ
ん。
②めがねを変かえたからか、このごろ目が疲つかれてしかたがない。
③どうして大おお川かわさんがとつぜんテニス部ぶをやめたのか、わたしは気になってし
かたがない。
④姉あねはいつも「かわいそうな小しょう説せつを読むと泣なけてしょうがない」と言
いっている。
⑤あき子こは「数すう学がくの勉べん強きょうがいやでしょうがない」と言っている。
接続 Vて/イAくて/ナAで+しかたがない
▶1)ある感かん情じょうや体からだの感かん覚かくが起おこってその状じょう態たいが強つよくて抑おさえられないと
いうときに使つかう。④のように「思おもえる・泣なける」などの自じ発はつを表あらわす動どう詞しとともに使
うことが多い。
 2)話す人の感情・体の感覚・欲よっ求きゅうなどを表あらわす言いい方かたであるから、3人にん称しょうに使うとき
は文ぶん末まつに「~ようだ・~らしい・~のだ」などをつける必ひつ要ようがある。小説などは例れい外がいで
ある。
 3)「~てしょうがない」は話し言こと葉ば。

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2 ~てたまらない  ★3
【非ひ常じょうに~/がまんできないほど~】
①このごろよく寝ねていないので、昼ひる間までも眠ねむくてたまらない。
②今、妹いもうとはクラブ活かつ動どうが楽たのしくてたまらないようだ。
③高こう等とう学がっ校こうを卒そつ業ぎょうしたときには、大きな都と会かいの大学に
行きたくてたまらなかった。
④昼ひるご飯はんにからいものを食べたので、のどが渇かわいてたまらず、水ばかり飲の
んでいる。
接続 Vて/イAくて/ナAで+たまらない
▶1)ある感かん情じょうや体からだの感かん覚かくが起おこってその状じょう態たいが強つよくて抑おさえられないと
いうときに使つかう。
 2)1「~てしかたがない」の▶2)を参さん照しょう。
 3)自じ発はつを表あらわす言こと葉ば「思おもえる・泣なける」などといっしょには使えない。
   ╳病びょう気きの母のことを思うと泣けてたまらない。
   ◯病気の母のことを思うと泣けてならない。
   ◯病気の母のことを思うと泣けてしょうがない。
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3 ~ないわけにはいかない  ★3
【~しないことは避さけられない/どうしても~する必ひつ要ようがある】
①田た中なかさんに昨さく年ねんから何なん度ども頼たのまれているから、留りゅう学が
く生せい会かいの役やく員いんを引ひき受うけないわけにはいかない。
②明日あすはわたしが発はっ表ぴょうをする。今こん夜やは友だちに誘さそわれたが、断
ことわって明日の準じゅん備びをしないわけにはいかない。
③父にはわたしが会かい社しゃを首くびになったことを話さないわけにはいかなかった。
接続 Vない+わけにはいかない
▶心しん理り的てき・社しゃ会かい的てき・人にん間げん関かん係けいなどの事じ情じょうで「それをしないことは避さけ
られない」または「~しなければならない」と言いいたいときに使つかう。事じ情じょうを説せつ明めいする場ば合あ
いによく使う。

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4 ~てならない  ★2
【抑おさえられないほど~】
①夏休みの間一いっ生しょう懸けん命めいに練れん習しゅうしたのに、県けん大たい会か
いの試し合あいで、A高こう等とう学がっ校こうに負まけてしまい、悔くやしくてなりま
せん。
②役やく所しょが税ぜい金きんのむだ遣づかいをしている話を聞くと、腹はらが立ってな
らない。
③長ちょう男なんが勉強もしないでぶらぶらしているので、心しん配ぱいでならない。
④学校でいじめられて自じ殺さつした子どものことをテレビで聞くと、かわいそうで泣な
けてならない。
接続 Vて/イAくて/ナAで+ならない
▶1)自し然ぜんにある感かん情じょうや体からだの感かん覚かくが起おこってきて抑おさえられないというときに使う。
 2)1「~てしかたがない」の▶2)を参さん照しょう。
 3)④のように自じ発はつを表あらわす言こと葉ば「思える・思い出される・泣なける」などとともに使って、気持ち
を表すことが多い。

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5 ~ないではいられない・~ずにはいられない  ★2
【どうしても~しないでいることはできない】
①この店のカレーはとてもからい。ちょっと食べたら、水を飲まないではいられない。
②虫むしに刺さされたところがかゆくて、かかないではいられない。
③中ちゅう学がく生せいがだまされているところを見たので、何か言わないではいられな
かった。
④津つ波なみの被ひ災さい者しゃのニュースを見ると、早く復ふっ興こうが進すすむよう
にと願ねがわずにはいられません。
⑤うちの子は保ほ育いく園えんに行くと、家であったことをなんでも話さずにはいられな
いようだ。
接続 Vない+ではいられない  Vない+ずにはいられない(例れい外がい しない→せず
にはいられない)
▶1)身しん体たい的てきにがまんができない場ば合あいや、ものごとの様よう子すや事じ情じょうを見て、話わ者しゃの
心の中で「~したい」という気持ちが起おこって意い志しの力では抑おさえられないというときに使う。
 2)1「~てしかたがない」の▶2)を参照。

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6 ~ざるをえない  ★2
【どうしても~しないことは避さけられない/どうしても~する必ひつ要ようがある/~しなければならない】
①物ぶつ理りは好すきではないが、必ひっ修しゅうだから取とらざるをえない。
②仕事を途と中ちゅうでやめるのは無む責せき任にんだと言わざるをえない。
③京きょう都とでとてもいい茶ちゃわんを見つけたが、値ね段だんが高かったのであきら
めざるをえなかった。
④富ふ士じ山さんの途と中ちゅうまで登のぼった。しかし、強い風ふう雨うのために引ひ
き返かえさざるをえなかった。
接続 Vない+ざるをえない(例れい外がい しない→せざるをえない)
▶「~したくはないが、避さけられない事じ情じょうがあるのでしかたなく~する」と言うときに使う。やや古い、硬か
たい言いい方かた。「~ないわけにはいかない」に近いが、「しかたなく」という感かんじがもっと強い。

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7 ~てやまない  ★1 W
【心こころから~ている】
①お大事に。1日も早く元気になることを祈いのってやみません。(手紙)
②世界から核かく兵へい器きがなくなることを願ねがってやみません。
③わたしが尊そん敬けいしてやまない山やま川かわ先生が賞しょうを受うけられた。
接続 Vて+やまない
▶1)「祈いのる・願ねがう・愛あいする・尊そん敬けいする」などの感かん情じょうを表あらわす動どう詞しについて、
「その感情が強く続つづいている」と言いたいときに使う。
 2)1「~てしかたがない」の▶2)を参さん照しょう。

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8 ~かぎりだ  ★1
【最さい高こうに~だと感かんじる】
①A氏しは頭ず脳のう明めい晰せきで才さい能のうもあり、その上体たい力りょくにも恵め
ぐまれている。うらやましいかぎりだ。
②メールの添てん付ぷをまた忘わすれてしまいました。お恥はずかしいかぎりです。
③彼かれが問題の解かい決けつに向むかって自ら1歩踏ふみ出したことは、喜よろこばし
いかぎりである。
④アフリカまで出かけて行ったが、目もく的てきが達たっ成せいできずに帰き国こくしな
ければならなかったことは残ざん念ねんなかぎりだ。
接続 イAい/ナAな+かぎりだ
▶1)「現げん在ざい、自分が非ひ常じょうにそう感かんじている」という心の状じょう態たいを表あらわす。感かん情じょ
うを表す言こと葉ばに接せつ続ぞくすることが多い。
 2)1「~てしかたがない」の▶2)を参照。

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9 ~といったらない・~といったらありはしない  ★1
【口では表ひょう現げんできないほど~と思う/非ひ常じょうに~だ】
①工場での作業は毎日同じことの繰くり返かえしだ。その退たい屈くつさといったらな
い。
②外国の町を初はじめて歩いたときの興こう奮ふんといったらなかった。自分が映画の中
の1人ひとりになったような気がした。
③ドリアンという果くだ物もののにおいといったらない。好すきな人にもきらいな人にも
たまらない。
④となりの人は1日中大きな声こえで歌っている。うるさいといったらありはしない。
⑤この食堂のラーメンのまずさったらない。
接続 イAい/N+といったらない
▶1)「~といったらない」の形かたちで、「~」の程てい度どが極きょく端たんだと言いたいときに使う。プラス評
ひょう価かでもマイナス評価でも使える。
 2)例れい文ぶん④⑤の「~といったらありはしない」と「~ったらない」はほとんど同じ意味だが、マイナス評価に
だけ使う。またどちらもくだけた話し言こと葉ばである。

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10 ~ないではすまない・~ずにはすまない  ★1 W
【必かならず~しなければならない】
①よそのうちの高こう価かなものを壊こわしてしまったのだ。弁べん償しょうしないでは
すまない。
②今こん回かいのA大だい臣じんの失しつ言げんの影えい響きょうは大きい。辞じ職しょく
せずにはすまないだろう。
③宮みや沢ざわ先生にはあんなにお世話になったのだから、1度お礼れいに行かないでは
すまない。
接続 Vない+ではすまない  Vない+ずにはすまない(例れい外がい しない→せずには
すまない)
▶その時の状じょう況きょう・社しゃ会かい的てきルールを考えると「そうしないことは許ゆるされない・そうしなけれ
ばすまない・自分の気持ちからそうする」という言い方。硬かたい表ひょう現げん。

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11 ~ないではおかない・~ずにはおかない A  ★1 W
【必かならずそのようなことが引ひき起こされる】
①この女じょ性せいの一生を描えがいた映画は、見る人の心を動かさないではおかない。
②この実じつ話わにもとづいた小しょう説せつは読む人に感かん動どうを与あたえずには
おかない。
③この不ふ衛えい生せいな環かん境きょうは子どもたちの健けん康こうに悪い影えい響
きょうを及およぼさずにはおかないだろう。
接続 Vない+ではおかない  Vない+ずにはおかない(例れい外がい しない→せずには
おかない)
▶「必ずそのようなことが引き起こされる」という意味。気持ちを表あらわす言こと葉ばとともに使って、自し然ぜんにそ
のような気持ちになると言うことが多い。

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11 ~ないではおかない・~ずにはおかない B  ★1
【かならず~する】
①試し合あい中相あい手てチームに少しのすきでもあれば、わがチームはそこを攻せめず
にはおかない。
②警けい察さつは機き内ないに危き険けん物ぶつを持もち込こむ人は逮たい捕ほしないで
はおかないと、決けつ意いを語った。
③本ほん校こうにおいては、試験の際さいに不正をする学生は罰ばっさないではおかな
い。
接続 Aと同じ
▶「~しないでおくということは許ゆるさない・かならず~する」という話わ者しゃの強い気持ち・意い欲よく・方ほう
針しんがあるときの言い方。

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12 ~を余よ儀ぎなくされる・~を余儀なくさせる  ★1 W
【しかたなく~される・させる】
①地じ震しんで被ひ災さいした人ひと々びとは余よ震しんの危き険けんがあるので家にも
どることはできず、狭せまい車の中での生せい活かつを余儀なくされた。
②この国では高こう福ふく祉しを支ささえるために、人ひと々びとは高い税ぜい金きんの
負ふ担たんを余儀なくされている。
③一いち郎ろうは歌手志し望ぼうだったが、父の死しが彼かれに家か業ぎょうの店を継つ
ぐことを余儀なくさせた。
接続 N+を余儀なくされる
▶1)本人の力ではどうすることもできない強きょう制せい力りょくのため「しかたなくそうしなければならない」と言う
言いい方かた。行こう為いを表あらわす名めい詞しにつく。
 2)「~余儀なくされる」と「~余儀なくさせる」とは立場が反はん対たいになる。

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